法友(とも)へ -761ページ目

法友(とも)へ

ブログの説明を入力します。

オウム特番を一応見た。


特に新しいネタはなかったが、オウムを知らない若い世代のために、たまにはこういう放送をすることも必要なのかもしれない。



まあ、しかし、再現ドラマの完成度の低さは酷いものだった。


もう少し何とかならないものかと思う。



そういうことは置いといて。


僕が注目したところは別にある。


上祐正大師がラフな格好なのとは対照的に、野田正悟師はスーツ着用だった。



これはいったいどういうことなのだろうか?


あそこでスーツを着る必然性はどこにあったのだろうか?


もしかしたら野田正悟師は、テレビ出演の後、どこかへ面接にでも出かける予定なのだろうか。


オウムの謎は深まるばかりである。(笑)




で、相棒の解決編。


たしかに仰るとおりで、人を殺してはいけないとは、どこにも規定されてはいない。


ただ、人を殺したら罰せられることが規定されているだけだ。


なので、罰せられる覚悟を決めている者には、人を殺すことを止めさせる手段が無い。



だが、普通の人間には人を殺したいという欲求など無いし、どんな状況であったとしても人を殺すという選択肢はないだろう。


それはたとえ自分が誰かに殺されそうになったとしても同じ事で、逃げて自分の身の安全を確保しようとは思うが、相手を返り討ちにしようとは思わない。


おそらく人間は、本能的に人を殺すということを避けるように出来ているのだろう。



だからこそオウム事件には、人を殺すための理由付けが必要になったのだ。


出来るはずもない救済という理由付けが。



そして逆に言えば、この理由付けが出来れば、誰でも人を殺せるということになってしまう。


困ったことに、人間という生き物は他の動物に比べて、遥かに知能が高い。


これからも、全く新しい別の理由を見つけ出してしまうのだろうと思う。


それを防ぐ手段は、残念ながら僕には思いつかない。

え~、各方面で高橋 克也の事を扱っているのだが、その中に高橋 克也が下っ端の者だとしているものがあるように思う。


まあ、そういう見方もあるにはあるのだが、彼は一応師である。


一般の人達はオウムの師というものがどういう立場にあるのか知るはずも無いと思うのだが、軽く説明なんぞしてもいいのではないかと思ったりもする。



師というものは、将棋で言えばプロである。


三段のお茶くみなんぞとは一線を画しているのだ。


しかも、オウムの三段は将棋と違って、時間の問題でプロに上がれるというわけではない。


オウムの男子部は完全な実力主義。


手柄を上げない限り、絶対に上には上がれない。



このプロというものは、オウム内部では千人を超える出家者の中の、上位20%以内の存在である。


どんな組織・集団であろうとも、上位20%以内に入っていれば、普通は勝ち組だと言っていいのではないだろうか。



まあ、どうでもいいことだけどね。

この対戦はインターハイの勝利で終わったのだが、順当に決まったのかどうかは疑問も残る。


個人的には、高橋 克也のことだから技を極める最後の瞬間に優しさが出てしまい、ちょっと力を抜いてしまったのではないだろうかと思う。



実はこの後、同じくCBIのシンガーラピタル二段がインターハイと対戦し、シンガーラピタル二段が勝つのである。


シンガーラピタルは高橋 克也とインターハイの対戦を見ていたので、同じ技は食らわないということなのだろう。



まあ、しかし、事実はどうであったのかは、今となっては分からない。


インターハイは温熱で死亡したし、高橋 克也は接見禁止だ。


もちろん裁判員たちは、そんなアホなことを質問したりはしない。



それにしても面白かったのが、負けた方が再戦を希望し、勝った方がそれを全て断っているということだった。


サマナは高橋 克也に断られ、高橋 克也はインターハイに断られ、インターハイはシンガーラピタルに断られていた。


どいつもこいつも、負けたままでは終われない阿修羅の集団なのだなと思ったものだ。



そして、実はこの時、後ろで中川も見学していた。


中川はなんだか不思議な表情をして見ていたが、彼もまた柔道二段である。


僕の目には中川も対戦したがっているように見えたので、「やらないの?」と聞いてみた。



「いや、私はワークがありますので。」


と言って中川は断ったのだが、本当は自分も参加したかったのではないだろうか。


中川の目が懐かしいものを見るような、優しい表情になっていたように思うのは僕の気のせいだったのだろうか。

高橋 克也の他にも腕自慢は集まってきた。


まあ、男なら誰しも格闘技には興味があるだろう。



見学者達の中に、なんだか偉そうな事を言っているCBIの若いサマナがいた。


話を聞いてみると、インターハイに出場経験があるという。


能力を持つものが、その能力ゆえに見せる傲慢さを、麻原は嫌いではない。



初段ながらインターハイ出場ということで、みんなで「おおっ。」と盛り上がったところで、じゃあ、高橋 克也とどうぞっていう話になった。


かくして、スマンガラ二段対インターハイ初段の対決が実現する。


いや、インターハイはホーリーネームじゃないんだけどね。(笑)



ここで実に面白いものを見せてもらうことが出来た。


それは軽量級の柔道がどういうものかということだった。



インターハイの見た目は、身長165cm体重55kgといったところだろうか。


ゆっくりと間合いを詰めるスマンガラに対し、インターハイはまるでボクサーのような華麗なフットワークを見せる。


なかなか掴ませてはくれない。


その素早い動きに、「おおっ、」と会場がどよめく。



スマンガラが一旦道着を掴んだと思ったら、直ぐに身体をひねって腕を払われてしまった。


再びゆっくりと間合いを詰めるスマンガラに対し、インターハイは右手前、左手前と左右に体を入れ替えながら、フットワークを使ってスマンガラの周りを回っている。


自分が不利になるような体勢では、組み合うつもりがないということなのだろう。



この勝負、面白い!


さあ、ここからどうなるんだろうと思って、わくわくしながら見ていると、スマンガラが一気に飛び込んでインターハイの道着を掴んでそのまま倒した。


プンナじゃなくて、大内刈りだったように思う。


「おおーーー!。」


という歓声があがる。



スマンガラがインターハイの腕を掴んで腕ひしぎ逆十字の体勢に入る。


腕を伸ばし切って技が決まったと思った瞬間、タップしたのはスマンガラだった。


?????????



ん?


何が起こったんだ?


と意味が分からない素人集団にスマンガラが説明したところによると、インターハイは腕ひしぎ逆十字をかけられながら、その腕でスマンガラの道着の襟を掴んで頚動脈を締め上げたらしい。


う~む、なんてハイレベルの戦いなんだ。

随分難しいテーマを扱ったものだなと思う。


「なぜ人を殺してはいけないのか」という命題。



熊にせよ猪にせよ、人間に危害を加えれば殺される。


そして、人間に食われるのだ。


正当な裁判を受ける権利も無く、一方的に殺害される。


そんな冒頭シーン。



古くは、ワイルドセブンにおける退治。


最近では、サイコパスにおける執行。


ということになる。



そして、東大法学部の教授は、人を殺してみたいという欲求が抑えきれなくなる。


「なぜ人を殺してはいけないのか」


自分で考えてみても、その答えが思いつかない。



そこで、かつての自分の教え子達の中から優秀な者達を選び出し、その命題に答えさせることにした。


この試験の合格者がいなければ、誰かが死ぬことになる。


なぜなら、日本一頭のいい連中が、人を殺してもいいというお墨付きを与えたことになるからだ。



教え子の大学教授も官僚も、合格点を取ることは出来なかった。


天才杉下右京がどんな答えを出してくれるのかが見物だ。



ということなんだけど、人質を救出すれば事件は解決するので、この命題に答える必要があるわけではない。(笑)


まあ、大風呂敷を広げたのだから、それなりの答えは用意しておいてもらいたいなとは思う。



最近は子供向けアニメばかりがヒットして、サイコパスのような完成度の高い大人向けのアニメはあまり話題にならない。


なんだか寂しい気がする。



そう言えば、エヴァ急で、「将棋は打てるか?」というセリフを聞いた時にはがっかりしたものだ。


知らないことを無理に背伸びをして、完成度の低いものを作る必要はないかなと思う。