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まあ、そんな感じでアーチャリーは毎日遊びまわっていたというか、暴れまわっていた。


そして、アーチャリーは静かに走ることが出来ない。(笑)


アーチャリーが走ると、ドタドタドタドタと賑やかな事になる。



そう言えば、カーリーがアーチャリーを呼ぶときに、なんだか不思議な発音で言語を発していたなあ。


普通に発音すると「アーチャリー」なのだが、カーリーは「アーチリー」と「アーチェリー」の中間のような声を発するのだ。


しかも大声で。



どうやらカーリーには、自分で歩いてアーチャリーを探し出そうという発想はないらしく、大声で自分の元に呼び寄せようとしているだけらしかった。


まあ、道場の中って広いから、探し出すのも大変だけどね。


で、そうやって呼ばれたアーチャリーが近づいてくると、ドタドタという足音が聞こえてくるのですぐに分かるのだ。



とまあ、ここまでは前振り。(笑)



ある時、食事を終えて、サティアンへ戻ろうとして、トイレの前あたりを歩いていると。


遠くの方から例のごとく、ドタドタドタという足音が聞こえた。


音の発生源はサティアンの方角である。



富士山総本部道場の廊下の向こうの、渡り廊下のさらに向こうの、サティアンへ通じるドアがバタンと荒々しく開け放たれたと思ったら、アーチャリーが血相変えて走り出てきた。


お~、今日も元気だなあ。


だけど、一体何をそんなに慌てて走っているんだろうなあ。


と何気なく思っていた。



アーチャリーはそのまま、凄い勢いで僕の右横を走り抜けていった。


当時、アーチャリーはまだ子供で背が低い。


普通の大人の半分ぐらいの身長しかない。


で、すれ違いざまに、アーチャリーの姿が視界から消えた。


と思った次の瞬間、目の前に星が瞬いた。(笑)

サティアンの脇で警備をやっていた時に、なんだか騒がしくなってきたなと思ったら、アーチャリーがいつもの様に勝手に何か始めたようだった。


どうやら焼き芋を焼こうとしているらしい。


たしか最初はカーリーもいたと思うのだが、カーリーは建物の中で焼き芋を作ろうと思ったらしく、途中からいなくなった。


なので、アーチャリーが一人残って焼き芋作りを行うことになったのだが、このブログの読者の皆さんならすでに嫌な予感がしていることと思う。(笑)



警備とはいっても、敵が攻めてこなければ暇なものである。


なので、アーチャリーのお手並みを拝見することにした。


アーチャリーはサツマイモと新聞紙とマッチを用意していたのだが、いかんせん全く手際がよくない。


どうも、生まれて初めて焼き芋を作るっぽい。



まあ、何と言いましょうか、アーチャリーはあまり深く考えることなく、すぐに行動に移してしまうタイプなのだろうと思う。


アーチャリーは、サツマイモに適当に新聞紙を巻きつけて、火をつける。


まあ、そんなには上手くは燃えない。


直に地面に置いている上に、真ん中には芋がある。


おまけに炎は下から上にしか向かわない。



石焼き芋を作りたいということで、石の上で火を付けるのだが、そんな冷たい石の上では新聞紙が燃えるだけで芋には熱が伝わらない。


てか、そもそも新聞紙を使って焼いても、石焼き芋じゃないんだよな。(笑)



で、しょうがないのでそこで少しアドバイスをすることにした。


熱源が新聞紙しかないのならそれで仕方がないが、それでも芋が上新聞紙が下になるようにしないと焼けないよ言ってあげた。


すると今度は、新聞紙だけを丸めて火を付ける事になるのでよく燃える。


今までと違う燃えっぷりにアーチャリーも喜んでいたのだが、直火が直接あたっているものだから表面の皮がすぐに真っ黒に焦げてしまった。


そこで皮をむいて食べてみると、中身の芋はまだ生のまま。



当たり前だよねえ。


焼き芋って、直火で焼くもんじゃないから。


で、仕方なく、次のアドバイス。


生活班でアルミホイルをもらって、それでくるんで焼けばいいと教えてあげた。



アーチャリーはさっそく実行に移したのだが、どうも待つという事が苦手らしく、20分ほどでアルミホイルから出してしまった。(笑)


今度は表面が香ばしく焼けている。


その焼きたてほくほくにアーチャリーはかぶりついて、どうやら美味しかったらしく、目を丸くしていた。


当然だよね、ちゃんと焼き芋になっているんだから。



焼き芋が上手く焼けたことがよほど嬉しかったのか、アーチャリーは僕に芋を一本丸ごとくれて、道場の中へ戻っていった。


サマナが焼き芋を食べるということは、もちろん買い食いと同じで禁止されている。(笑)


食べてみると、焼けてはいるんだけど、中がまだ半生で固かった。


そりゃそうだ、20分じゃ時間が短い。



で、この後、アーチャリーはサマナに焼き芋食べさせちゃいかんじゃないかと、麻原に叱られたらしい。(笑)

アーチャリーが英語ブログを始めたらしい。


面白いことを考えるなあ。


この辺の発想の豊かさは父親譲りと言えるのかもしれない。



英語圏の人たちがどんな反応を示すのか?


それは僕も興味がある。


で、ここで問題になるのは、単に翻訳ソフトを使うのではなく、英語圏の人たちにも解かりやすい自然な英語にすることだと思う。


まあ、英語に強い誰かが付いているようだから、心配はないということなのだろう。




アーチャリーのブログを見ていて思うことがある。


これは他の人も同じ感想を持っているかもしれない。


それは何かと言うと、アーチャリーには料理の才能がないということである。(笑)


努力を積み重ねることで、少しずつ修正はされていってはいるようではあるのだが。



そもそも料理というものは、見た目でほとんど分かってしまう。


美味しい料理は、基本的に見た目も綺麗なのだ。


アーチャリーの作る料理は、彩りがよくない。


基本的に黒いというか、茶色い料理になってしまっている。


多少なりとも自分で料理を作る人から見れば、突っ込みどころが満載と言えるだろう。



どんな分野であっても、生まれつきの才能というものは決まっているのだから、苦手なものについてはあまり気にしても仕方がない。


そんな料理の才能のないアーチャリーが、子供の頃の遊びで焼き芋を作った事があった。


これは、そんな焼き芋のお話である。(笑)

コメントがあったのでこれも書いておこう。


前にも似たような記事を書いたような気もするが、気にしないでおこう。(笑)



麻原は、「出家しているからといって私の弟子ではない。」


そう言っていた。



説法でも何度か弟子の分類について述べている。


初期の頃から末期へと向かって、弟子の質が段々と落ちていき、最後は救いようのない者達が集まってくると言っていた。


その救いようのない者達を修行に向かわせる手段が、薬物であったり歌やアニメであるということであり、教団が少しずつ変化していったように見えることについては、麻原にとっては予定通りであったに過ぎない。



で、その中で最もステージの高い弟子の事を直弟子と呼んでいるわけなのだが、直弟子にはいくつか条件がある。


最初の条件は自力でオウムにやって来ているということである。


自分で道を求め、自分で探し、そしてオウムを見つける。


それが直弟子の最低条件であり、誰かの紹介というのは直弟子ではない。



次の条件は、麻原のエネルギー以外に興味がないということである。


石井からシャクティーパットを受けただとか、上祐からシャクティーパットを受けただとかというのは完全に直弟子ではない。


それに、そもそも直弟子は石井や上祐に興味などない。


同じ麻原の弟子として、教団の活動を成功させなければならないから、一応手伝っているというだけの事である。



そして、三つ目。


それは自分自身の解脱に全力で取り組んでいるということである。


これが意外に難しい。


幹部たちの多くがそうであったように、ワークばかりに意識が向かってどうしても修行がおろそかになってしまう。



他にも直弟子の条件はあるが、この三つのうちのひとつすら、一般的なサマナにはないということが分かるだろう。


僕はもちろんこの三つの条件全てを満たしているのだが、それだけでなく麻原から直弟子の認定を受けている。


こんな事を書くとまたなんだかんだ言われるかもしれないが、僕の直弟子認定はサマナ時代だけでなく、現在もそうである。(笑)



オウムを辞める時に麻原と話をして、現世でも今まで通り直弟子だと認定されて、そのままになっているので理論的には今も僕は麻原の直弟子ということになってしまう。


グルと弟子との関係というものは、グルが弟子だと認めることで成り立つのであり、弟子がグルだと認めただけでは成り立たない。


まあ、喜ぶべきか悲しむべきか、それは分からないのだが。(笑)

焼き色の付かない卵焼きを焼くにあたって、寿司職人のサマナから「出来るんですか?」と聞かれた。


それで、「出来るか出来なきないかじゃない、やるんだよ。」


と答えておいた。



この辺の考え方の違いが、直弟子と普通のサマナの違いということなのだろう。


出来て当たり前。


麻原からの指示に対して、「出来ません。」という答えはない。




温度変化のデータに目を通してみると、センサーの感度がいいらしく温度上昇は緩やかになっている。


これなら焦がす心配はなさそうだ。


水は完全な液体だから、対流する事で全体が割合均一に熱が通る。


しかし、卵はそうではない。


熱が伝わりにくい分、ゆっくりと温度を上昇させる必要がある。



卵液が固まるのは70度以上だが、70度ではまだ柔らかく完全に固まるとは言えない。


だからといって、90度以上にまで温度が上昇すると、今度は卵が固くなってしまう。


卵を完全に固めて、それでいてふんわりと柔らかく仕上げる。


そのためには、温度上昇を80度で止める事が必要になるだろう。



データから、ボリュームを調整して、約20分で80度にまで温度が上昇すると予測した。


卵焼き器の内側に油を引いて、卵液を流し込む。


そして、蓋を閉めて、スイッチオン。



20分後確認してみると、予想以上に温度が低い。


なので、さらに10分追加焼きして、その後電源を切り10分間蒸らす。


これで焼き上がりなのだが、取り出してみるとどこにも焼き色のない、それでいてしっかり固まった黄色い卵焼きが出来上がっていた。



さっそくK正悟師が一切れ食べてみて、「予想通り、完璧です。」


とご満悦だった。


K正悟師は、「CSIにお礼を言いに行ってきます。」と言ってサティアンへ行ったので、僕は2枚目の卵焼きに取り掛かることにした。



階段の下でごそごそやっていると、CSIのサマナがやって来た。


「あれで焼けたんですか?」と、ビックリしたような様子で聞いてきたのが妙に可笑しかった。(笑)。


「うん、大丈夫だよ。」


と答えると、「噂は本当だったんですね。」


「R師に任せれば、何とかしてくれるって聞いてたんですよ。」


と言っていた。


誰だよ、そんな変な噂を流している奴は。(笑)



2枚目の様子を見に行くと、20分でほとんど固まりかけていた。


なるほど、連続してヒーターを使っているために、予熱してから焼いている状態になっているのか。


これなら追加焼きは5分で十分だな、と思っているところへ村井がやって来た。


K正悟師から報告を受けたらしく、僕の顔を見るなり、


「君がやってくれたんか、有難う。」


「さすがやな。」と言った。



ここが村井の凄さなのだと思う。


自分よりステージの低いものであったとしても、認めるべきものはきちんと認める。


まあ、失敗続きのCSIとしては、数少ない成功例なのだから当然の事なのかもしれないが。(笑)