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さて、高校の化学の復習が終わったところで、次にサリン製造のそれぞれの段階を見ていきたいと思う。


理系の人には高校の化学程度の復習など必要ないと思うが、文系の人でもこのブログを見ることで基礎的な知識は十分身に付いたと思う。



で、各過程を見ていくのだが、その前に。


それぞれの原料などは、どんな感じで販売されているのだろう。



もちろんと言っていいと思うが、サリンの前駆体であるメチルホスホン酸ジフルオリドは売られていない。


この物質がすでに強い毒性を持っているという事もあるのだが、メチルホスホン酸ジフルオリドから生成される物質が二つしか存在しないからである。



その二つとは、一つがサリン。


もう一つがVXである。


つまり、メチルホスホン酸ジフルオリドを所持しているとは、サリンを所持しているのとほぼ同じ意味を持つ。


そして逆に言えば、メチルホスホン酸ジフルオリド以外は普通に売っている。


現在でも、サリンの原料は入手が可能ということなのだ。


まあ、しかし、こういった薬品が売られていることはある意味かなり怖い事ではあるのだが、これらの薬品は様々な分野で使用されているので販売を禁止するわけにはいかない。



で、それぞれがどうなっているのかの前に、PAMを見てみよう。


617円になっている。



素人考えだけど、意外に安いなという印象だ。


617円で人ひとりの命が救えるのなら、どんどん使うべきだという気がする。



そして、もうひとつ、驚くべきことが。


販売開始が1958年になっている。


そんな前からあったんだ。


だけど、まあ、サリン自体が70年以上前からあるんだから、当然と言えば当然かもしれない。

2月27日にA級順位戦の最終戦、全5局が行われる。


それぞれの棋士において最終局であるにも関わらず、いまだに名人への挑戦者もB級への降格者も決まっていない。


まさに将棋界の上位10名のみが戦う事を許される、最高峰の棋戦と言える。



この全対局を同時に、それぞれ別のチャンネルでニコ生で放送するということなのだが、どんな番組なのかを見てみると、


あれ?


「解説はありません。」


って?



え、延々十数時間に及ぶ対決を、解説なしで映しつづけるのか。


そうですか。


さすがはニコ生でしか成立しない企画だな、と思って感心していたら。



ありましたねえ。


全対局の解説番組が。(笑)



これで全部で6番組の同時進行。


まあ、しかし、解説番組はプレミアム会員じゃないと見れないから、結局解説なしの方を見る事になるのか。(笑)

最近のアクセス解析を見ていて、


ん?と思ってしまった。



ランキング上位、ベストスリーは上から順に、


①高橋


②面会


③克也



これはどういう事なんだろうなあ?


接見禁止だったのが面会できるようになったのだろうか?


誰か確認しに行ってくれると有り難いのだが。(笑)



まあ、多分無期懲役で確定するだろうから、時間の問題で面会できるようになるとは思うのだが。


接見禁止のままって事もあるのだろうか?

サリンの合成は有機溶媒の中で行われた。


溶媒とは何かというと、要するに液体の事である。



最も身近な溶媒は水という事になるが、様々な物質は水に溶けやすい。


水に溶けるとはどういうことかと言うと、要するに分解されるという事であり、サリンもまた水に触れると分解されていく。


なので、サリンは水の中で合成するわけにはいかず、水以外の液体を使う必要がある。



有機溶媒とは、有機物の溶媒の事である。


有機物とは、炭素を骨格として、そこに水素がくっついた物質の事である。


酸素は含んでおらず、サリンが分解されてしまう心配はない。



高校の化学の実験で使用される有機溶媒はヘキサンである。


そして、オウムがサリンの合成に用いた有機溶媒もまたヘキサンである。


ヘキサンとは何かというと、要するにベンジンの事である。


何度も書いて申し訳ないが、サリンの合成は高校の化学のレベルで十分すぎるのだ。



日本の教育レベルの高さには驚かされるが、サリンの合成に必要な能力を持つものは、日本国内だけでも数千万人もいるということになる。


現在では、サリンの製造方法を誰でも簡単に入手出来る上に、平均的な日本人ならその作業をこなせる能力を持っている。


にもかかわらず、オウム事件以降20年以上もの間、同様の事件が一度も起きていないのは原料の監視体制が行き届いているという事なのだろうと思う。

土谷が最初に作った透明なサリンが純度90%。


松本サリン事件の青いサリンが純度70%。


地下鉄サリン事件の茶色いサリンが純度35%。



後になるほど慌てて作っているので純度が落ちていくのだが、なぜ土谷はそれほど純度の高いサリンを作る事に成功したのだろうか?


その答えは簡単である。


蒸留して精製した、ただそれだけの事だ。



5段階の反応後のそれぞれで、ガスクロマトグラフィーにかける。


目的とする物質がいくらかでも生成されていれば、蒸留して分離すればいいだけだ。


後はこれを繰り返せば段々と純度は高まっていく。



で、蒸留はと言えば、これは小学校の実験を思い出してもらえばいい。


水とアルコールの混合液から、沸点の違いによりアルコールだけを取り出すというやつである。


サリンの製造という事になると難しいと考えてしまいがちだが、原理自体は小学校レベルでも十分に通用する。



小学校レベルで通用するという事は、作業自体はやり方を教わりさえすれば誰にでも出来るという事になる。


中川が言った「サリンは誰にでも作れる。」は、嘘ではなかったのだ。



オウムにおけるサリンの製造は秘密のワークとして行われたために、それに関わった人間の数が極端に少ない。


ほとんどのサマナはオウムがサリンを作っていることを知らなかった。



もし、オウムがイスラム原理主義者のような、本物のテロリスト集団であったなら。


千数百人のサマナを動員して、東京を壊滅させる程度の量のサリンなど簡単に作れていたはずなのだ。