IQ246対IQ300の対決という、もの凄い設定になっている。
絶対、有り得ないよね。(笑)
織田裕二の怪演が話題になっているが、中谷美紀の怪演もまた見事。
ここでもやはり、永遠のテーマとでもいうべき、「なぜ、人を殺してはいけないのか?」
という問いかけがなされている。
中谷美紀演じるIQ300の天才、マリア・Tの、「まさか、法律で決まっているなんて言わないでよね。」
のセリフが見事だ。
法門寺家の代々の当主は、殺されるか自殺しているという話を聞いた、太鳳ちゃん演じるワトソン君のセリフが素晴らしい。
「死ぬなんて言っちゃダメです。」
「どんな理由にせよ、死んだらみんなが悲しむんですから。」
IQ246の沙羅駆は、いつもはバカにしてばかりいるのに、これを聞いてこう答える。
「君は正しい。本当に正しいな。」
絶対的な答えではないが、相対的な正解の一つだろう。
なんて素晴らしいんだ!
まあ、いずれにせよ、IQ246だのIQ300だのと言ったところで、所詮は脳内現象。
解脱には、ほど遠いのだよ。
質問4
サリンを使ったテロが再び日本で起こるか?
これは一般的に見れば、不思議な質問ではないだろうか。
普通ならここで、オウムは再びサリンテロを起こすのか?
という質問になると思う。
この質問の仕方では、オウム以外にもサリンテロを起こすような団体がいるのかどうかを問う格好になっている。
中川はこの質問を、どう受け取ったのだろうか?
詳しいことは書かれていないので分からない。
中川は現代の日本では起こりにくいとして、その理由を三つ挙げている。
第一の理由は、サリン製造には様々な困難があること。
化学系の大学院生程度の知識や経験が必要だった。
土谷が半年以上集中したから出来たといえる。
設備は大学の研究室並みのもの、フッ素への耐腐食性への対策のためテフロン性の容器、プラントならハステロイが必要。
GC-MSは不可欠。
土谷棟は、土地や建物の費用を除いて、最初の20gのサリンを合成するまでに500万円位かかっている。
これらの理由については、いくつか反論することが出来る。
サリンの合成方法については、オウムとトゥー先生のおかげというか何というか、既に明らかになってしまった。
なので、もはやそれほど専門的な知識は必要ない。
ただし、作れば死ぬという事だ。
安全確保が難しいのであり、作ること自体はそれほど難しくはない。
設備についても、松本サリン事件のときのように、反応釜をレンタルすればそれほどの設備は必要ないように思える。
まあ、ここでも、反応釜だけだと、作れば死ぬんだけど。
GC-MSは不可欠。
これはその通りだが、金さえあれば解決する問題だ。
500万円という金額は、オウムにとっては大した金額ではなかった。
ゴーサーラが麻原に懺悔した事があったのだが、その内容は、自分一人で1年間に3億円使って何の成果もあげられなかったというものだった。
村井に至っては、いったい何十億円無駄にしたのやらである。
日本国内には、オウムよりもお金持ちの団体などいくらでもある。
この程度の金額など、何の問題にもならない。


