フルネームはクリスパー・キャスナイン。
日曜日の新聞の新刊紹介欄を見ていて、またまた面白そうな本を見つけた。
「究極の遺伝子編集技術の発見」
この技術を使えば、遺伝子の狙った部分だけを切り取ることが出来るし、別の遺伝子を組み込むことも出来る。
遠藤が好きそうな本だなあと思う。(笑)
事件の頃は、ベクターを使って遺伝子を組み替えるという方法しかなかった。
当時よりもはるかに簡単で確実な方法が5年前に発見され、その後加速度的に技術が進歩し続けている。
ノーベル賞確実と言われるこの技術を使えば、病気の治療だけでなく、動物も植物も、そして人間さえも、作り出せないものはないと言ってもいいほどである。
ということになると、元オウムとしては、あるひとつのことを危惧せざるを得ない。
それはもちろん、生物兵器の開発である。
繁殖力が強く、熱や抗生物質に耐性を持ち、さらに複数の細菌の毒性を併せ持つ、新型の生物兵器。
もしかしたら、もうすでに、完成しているのかもしれない。
結論として、出発地点と到着地点を結ぶ直線に出来るだけ近い動きをすることがベストの選択ということになる。
実際に動いてみるまでは、境目がどこにあるのかは分からない。
しかも、その境目は時間の経過とともに変化しているので、予め調べることも出来ない。
大宇宙占星術における時間は全て切り捨てである。
例えば、13分といった場合、それは13分00秒から13分59秒までを表わす。
その誤差は、最大で59秒である。
PCソフト上では分までしか表示されないが、本当の最適な時間は秒までが決まっている。
最大の効果を発揮させるためには、その秒までを一致させる必要がある。
最大で59秒の誤差があるのだから、安全策なら30秒で境目を通過することになる。
出発地点から境目までの時間を平均で3秒として、もっとも無難なスタート時間は27秒ということになる。


