今の時期の水耕栽培は、液肥の追加の必要もなく、基本的にはほったらかしである。
なのだが、やけに成長が遅い。
小さなプランターに定植した苗よりも、かなり成長が悪い。
なので、面倒くさいが、一旦全部引っ張り出して、どうなっているのか調べてみた。
何せ、自作の水耕栽培システムなので、何かあった時は市販品よりは面倒くさいことになる。
原因は直ぐに分かった。
新しい根が伸びてきていない。
元々あった根で液肥に浸かっているだけだ。
ならば、仕方があるまい。
古い根は全部引っこ抜いて、茎だけにして液肥に浸けることにした。
これぞ、古い観念を根こそぎ破壊し、新たに真実を植え付ける、マハームドラー栽培法。(笑)
知識など邪魔になるだけだ。
全部、捨ててしまえ!
オーム・マハー・シャクティ、オーム・マハー・シャクティ、オーム・・・
尾骶骨からオレンジ色の炎が吹き上がる。
間もなくして、視界をフラッシュのような光がよぎるようになる。
赤、青、緑、黄色、オレンジ、紫。
様々な色の光が見える。
その光は、この世界で見るどんなものよりも美しい。
やがて、光が見えている時間が長くなっていき、視界全体が眩しい光で覆われるようになる。
そして、クンバカのたびに白い光に包まれるようになった頃、次の変化が起こり始めた。
汗が噴き出し、身体が震え、心臓の鼓動が大きく強くなり、それを感じ始める。
肉体が、生と死の境界線に差し掛かった時に起こる反応だ。
さあ、あともう少しだ。(笑)


