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p213

TBSのビデオについて。

 

このビデオであったかどうかは今となっては分からないのだが、当時坂本弁護士の映像を見た記憶がある。

 

その映像の中で坂本弁護士は、「徹底的にやりますよ、オウムが潰れるまで続けますよ。」と語気を強めていた。

 

真剣にカルト集団と戦う正義の弁護士として当然の決意表明であるとは思うのだが、これはまずい。

 

まるで、ヤクザの事務所に乗り込んでお前らぶっ殺すぞ!と凄んでいるようなものだ。

 

これでは、麻原を激怒させるには十分すぎる理由になってしまっている。

 

坂本弁護士が熱血漢であった、そしてオウムが想像以上に恐ろしい集団であった。

 

その二つが重なって招いた悲劇のように思える。

 

 

p222

村上春樹の問い

「オウム真理教」と「地下鉄サリン事件」が私たちの社会に与えた大きな衝撃は、いまだに有効に分析されていないし、その意味と教訓はいまだにかたちを与えられていないのではないだろうか

 

これは一般人だけでなく、オウム信者も同様だと思う。

 

誰にも答えが分からない。

 

しかし、真剣に修行に取り組んだ者だけがその答えを得る。

 

解脱者だけがその答えを知っているのだ。

 

ま、結論として、オウムには誰も解脱者がいないということになるんだけどね。(笑)

 

未だに、なんであんな事件を起こしたんだろうと思い、答えを出せずにいるのだから。

 

 

オウム事件の謎、(これはつまり、善良な若者がなぜ殺人者になってしまうのか)が解明されない限りまた同じような事件が起こってしまうと考える人が多いようだが、僕はそうは思わない。

 

麻原は全てを語り終えたし、謎はすべて解き明かされた。

 

麻原のような怪物が出現しない限り、もう二度とあのような事件は起こらない。

 

そう思う。

p154

杉本の回想録によると、86年ごろにはすでに、麻原は<解脱すれば現世で罪になることをしてもカルマにならない。だから解脱者には罪はない>と身勝手な論理を語っていた。

 

これについて説明しておこう。

 

<解脱すれば現世で罪になることをしてもカルマにならない。>

 

これは正しい。

 

しかし、<だから解脱者には罪はない>

 

これは間違っている。

 

論理的に考えれば簡単に答えが出る事である。

 

現世には現世のルールが有り、カルマにはカルマの法則があるのだから。

 

そして、もう一つのポイントが、解脱とは何か?である。

 

 

裁判については特に書くことはない。

 

 

警察庁長官銃撃事件については、中村という老人が犯人だという説があるが、バカなのかと思う。

 

そんな事は有り得ない。

 

嘘だと思うなら、自分が65歳になったときに準備運動なしにいきなり全力疾走したらどうなるか試してみたらいい。

 

身長160cm、勉強は出来るがかけっこはいつもビリだった男が、65歳になって厚さ13センチの厚底ブーツを履いたら急に走るのが早くなったと本気で思っているのだろうか。

 

バカにもほどがある。

 

犯人の目撃情報によれば、身長はおよそ175cm。

 

コートをなびかせ、颯爽と走り抜けている。

 

長官の身体に残る弾丸の入射角度から割り出した犯人の身長も同じく175cm。

 

壁に残る犯人の左手の跡から割り出した身長もまた175cm。

 

これらの事実から、どうやって身長160cmの高齢者が犯人だと言えるのか、僕には意味がわからない。

 

物理的に不可能にしか思えない。

 

 

ただ、興味深いデータとしては、銃撃に使用された弾丸が普通のものではなく改造されたものであるという点だ。

 

犯人から長官までの距離22、3メートルに火薬の量が調整され、その弾丸は凄まじい破壊力を持ったまま命中精度が最高になるように調整されている。

 

長官がいつもどおりの出入り口から出て来ていれば、火薬の量と距離が合わない。

 

 

したがって、ここから考えられることは二つある。

 

一つは、犯人は長官がその日に限って、いつもとは違う出入り口から出て来ることを知っていた。

 

ということになるが、まさかそんな事はないだろうと思う。

 

もしそうだったとしたら、その情報は警察内部から漏れたものであり、日本警察の歴史上最大のスキャンダルになる。

 

 

個人的には、事件の第一報を聞いた時からこれはオウムの犯行ではないという事は直ぐに分かったが、警察内部の犯行であるということをずっと疑っていた。

 

公安部、刑事部ともに犯人をでっち上げているのだから、警察内部の犯行をごまかすためと考えれば筋は通る。

 

映画にでもしたいぐらいのストーリーだ。(笑)

 

 

もう一つの可能性が、犯人はもう一人いたというものである。

 

二つある出入り口の両方に、火薬の量を調整した犯人が待ち構えており、長官が出てこなかった出入り口の方で待ち構えていたのがこの老人ということになる。

 

ただ、この老人は自己顕示欲が強く、自分が警察庁長官を銃撃した英雄になりたかったということなのだろう。

ボツリヌスに関しては、ここでは詳しくは述べない。

 

p122

広瀬はこの少し前から山梨・上九一色村の教団施設で、ステンレスのドラム缶でつくった培養装置を監視する作業を任されていた。猛毒のボツリヌス菌の培養だった。

 

この文章を素直に読むと、広瀬が行っていたのは装置の監視であり、菌の培養ではない。(笑)

 

広瀬は培養装置の設計を行ってはいるが、穴あけ加工・溶接を行ったのはCSIの他のサマナである。

 

 

p125

自動小銃は95年元旦に試作品が完成し、麻原に進呈されていた。弾丸も含めて大量生産し、武装した信者たちで国会を占拠することまで麻原は考えていた。

 

この自動小銃は実射実験の結果、命中精度・飛距離などの十分な性能を持つことが確認されている。

 

まあ、さすがは広瀬というべきか。

 

しかし、そこは素人ならではの悲しさで、この自動小銃には武器としての致命的な欠陥があった。

 

それは使われている金属の強度である。

 

銃として使うには弱すぎる、柔らかすぎるのだ。

 

何発か撃っただけで変形して暴発してしまう。

 

さすがの広瀬もその事に気付かなかったようだ。

 

 

p127

「極秘説法」の場に杉本もいたが、水の運搬などを命じられていたために、どこか他人事のように思っていた。

 

はぁ~、

 

オウム幹部なんてこんなもんだよね~。

 

この「極秘説法」で、麻原ははっきりとボツリヌス・トキシンを使った大量殺人であると述べている。

 

何なんだろうなあ、このいい加減ぶりは。

 

ちなみに、杉本の後を引き継いで富士山総本部道場から水の運搬をしたのはPPである。