いったい何日目だと思うほど雨が降り続いている。
なのだが、今のところミニトマトの実割れはない。
ただ、形は歪になっている。
普通の天候が続くのであれば、ミニトマトは丸い形になる。
しかし、雨が、しかも大量の雨が降ると形が歪んでくる。
ミニトマトの花弁は5枚。
なので、五角形というか五芒星のように皮が5ヶ所外へ向かって飛び出している。
雨が降った事により大量の水分を取り込んでいるのだから、水分の多いゼリー状の部分が膨らんでいるのだろうとおもったのだが、違っていた。
輪切りにして確認してみると、飛び出しているのは壁の部分だった。
つまり身割れとは、壁の部分が飛び出すことによりゼリー状の部分の皮が引っ張られて裂ける、そういう事のようだ。
垂直仕立て栽培は皮が柔らかいので身割れが少ない。
知識としては知っていたが、実際にその通りになっているのを見ると何だか感慨深いものがある。
しかし、皮が柔らかいからというのは違う気がする。
自分で垂直仕立て栽培を行って育てたミニトマトを食べた実感は、特には皮の柔らかさを感じないからだ。
まあ、普通に固い。
これはどの本にも載っていない事なので個人的な仮説という事になるが、身割れが起こらない理由はその部分の成長が促進されて皮が急激な成長に追いついているからという事だと思う。
そこにはもちろん植物ホルモンの働きが関与しており、成長点を垂直に仕立てる事によりオーキシンが大量に下に流れ、実にまで十分に行き届いているのだと思う。
もっとも、それを確認する方法を私は持っていないのだが。