オウムには、というよりも世の中全体がそうなんだろうけど、マインドコントロールする側とマインドコントロールされる側がある。
94年当時、僕は毎日新聞を読み、毎日テレビのニュースや報道番組を見ていた。
新聞については、朝日、読売、産経の3紙を読み比べ、結構内容が違うものだなと驚いていた。
図書館や書店には自由に出入り出来たし、オウムねたの週刊誌も読んでいた。
当たり前の事なのだが、信徒は外の世界にいるので情報を遮断することは出来ない。
そのため、信徒対応として、外の情報が必要になる。
そして、対策を立てておく必要がある。
僕のような幹部でもなんでもないサマナでさえ、外の情報は全部に手に入っていたのだ。
僕よりお偉い幹部の皆さんなら、当然の事だが外の情報は全て手に入っていたはずである。
まあ、要するに、マインドコントロールされていました、というのは嘘だということになる。
幹部たちはマインドコントロールする側なのだから、当然の事だ。
裁判というのは残念ながら、事実を明らかにする場ではなく、罪を確定させる場である。
自分に不利益になることをごまかそうとするのは、やっぱ人情ってもんでしょう。(笑)
世間から見れば、オウムと言えば全部同じに見えているんだろうけど、マインドコントロールする側とされる側では、明らかに違っているのだ。