タッグマッチのFINALは、予想通り森下と西尾の対決となり西尾が勝った。
森下の広く浅く読ませるというコンピュータの一般的な使い方とは違った、西尾の自分の読みを10数手先で評価関数がどうなっているのかを見るという使い方が印象的だった。
最終局にふさわしい名勝負で、感想戦がいつまでたっても終わらない。
やっぱりプロ棋士っていうのは将棋が好きなんだなあと思う。
あじあじが困ってしまって何度も「それでは、」というのだが、誰も終わろうとしない。(笑)
最後はあじあじの「ありがとうございました。」
で、強制終了。
その後、最後の電王戦の対戦メンバーの発表があった。
これにプロ棋士が負ければ、次はいよいよタイトルホルダーが出るしかないという事実上の最終決戦。
詳しい話はPVを見てもらうのが手っ取り早いのだが、探してみたが見つからない。
まあ、そのうちアップされるだろう。
で、出場棋士は、斉藤五段、永瀬六段、稲葉七段、村山七段、阿久津八段。
今までで最強のメンバーと言えるが、A級順位戦や竜王戦1組からの出場は少ない。
この点について記者から質問が出ていたが、片山理事は若手の方がコンピュータの対策を立てやすいと答えていた。
前にも書いたが、対策を立てると考えている時点で負け。
なぜなら、コンピュータ側は人間対策などしていないからだ。
他の質問では、勝つために対戦するのか?強くなるために対戦するのか?
というのがあったが、永瀬の答えが素晴らしかった。
今聞かれて初めて、強くなるために対戦するという考え方があることを知った。
勝つことしか考えていなかった。と答えた。
いいね、いいねえ。
これは修行者が解脱することしか考えていないのに通じるものがある。
僕は前から、コンピュータと対戦して欲しい棋士として、永瀬、糸谷、広瀬の3人を考えていた。
しかし、糸谷も広瀬も忙しいので対戦は叶わず。
それでも一人残った永瀬が期待に応えてくれるのではないかという気がする。