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Conversation

「PLC」って結局、なんやねん PLCを一言で言うと 工場の“脳みそ”です。 目で見た情報を処理して、体に「動け」「止まれ」と命令を出すように 工場でも、PLCが同じ役割を担っています。 人間は 目で見る 脳が判断する 手足が動く 工場は センサーが見る PLCが判断する モータやシリンダが動く やっていることは本質的に同じです。 たとえば センサー「箱が来たよ」 脳(PLC)「じゃあコンベア止めよう」 手足(モータ)「了解、止まります」 工場では、この会話がコンマ何秒台で繰り返されています。 なので、PLC技術者の仕事は 「設備の脳みそにどんな判断をさせるか」を設計することです。 刺激をどう受け取り どんな順番で考え どのタイミングで動くか 安全に止まり、正常に戻るにはどうするか いわば設備の神経回路をつくるような仕事です。 巨大な身体を動かす脳。 それがPLCで、 その脳を作る人がPLCエンジニアです。 と、先週工場見学に来た高校生に説明しました。 「わかりました!」とは言ってくれたけれど 本当に伝わったかどうかは読みきれませんでした。 こうやって気持ちが乖離していくんやなぁと少し考えさせられました。。 若い子とのコミュニケーションは、こちらの言い方ひとつで届き方が全然変わる。 気をつけなければいけないなと、もっとかかわっていこうと改めて決意。