写真はウクライナのゼレンスキー大統領。12月2日、アイルランド・ダブリンで撮影。REUTERS/Clodagh Kilcoyne
[キーウ 7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ウクライナ和平計画を巡る米国代表者らとの協議について、建設的だが、容易なものではないという認識を示した。
ゼレンスキー氏は6日に米政権のウィットコフ特使およびトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と電話会談を行った。8日にはロンドンで仏英独首脳と会談する。ブリュッセルでも、さらなる協議が予定されている。
ゼレンスキー氏はビデオ演説で、「米国の代表者はウクライナの基本的な立場を理解している。協議は容易なものではなかったが、建設的だった」と述べた。
米国の仲介や高官レベルの定期的な接触にもかかわらず、和平交渉の進展は遅く、ウクライナの安全の保証やロシア占領地域の扱いを巡る対立は依然として解決していない。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab