【Q】
フローレンス関連で、いくつか質問来ているのではないかと思いますが、私もその関連質問をさせていただきたいと思います。
今問題になっていることのポイントは、
NPO等の"支援"を謳う団体が、行政をハックして、本来の目的の解決よりも、自分たちの団体を潤すために税金を得ていることなのではないかと思っています(公金獲得スキームと僕は呼んでます)。
僕の観測範囲だけにはなりますが、
そういった団体は、問題をわざわざ作り出し、データを半ば捏造し、政治家と組んで法案を策定し、相談機関に自分たちの団体を置くというパターンが固定化しているように見えます。(違う問題にも、同じNPOばかりが登場します)
抽象的な説明ばかりで恐縮ですが、
けんすうさんは、こういった状況(NPO等への予算が膨れ上がって、それがまわりまわって税金や社会保障費を増やしていること)について、どう思いますか?
そもそも、僕の認識が歪んでいると思いましたら、それはそれで率直にご指摘ください。
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質問したい人はプロフ欄のマシュマロから!
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【A】
いや、これを除くとあと1件くらいなので、全然きていないですね、、なんか盛り上がっているのかどうかもあまりわかっていないくらいの感じです。
>今問題になっていることのポイントは、
>NPO等の"支援"を謳う団体が、行政をハックして、本来の目的の解決よりも、自分たちの団体を潤すために税金を得ていることなのではないかと思っています(公金獲得スキームと僕は呼んでます)。
>僕の観測範囲だけにはなりますが、
>そういった団体は、問題をわざわざ作り出し、データを半ば捏造し、政治家と組んで法案を策定し、相談機関に自分たちの団体を置くというパターンが固定化しているように見えます。(違う問題にも、同じNPOばかりが登場します)
なるほど!行政ハックは、NPOに限らず、株式会社でもやっているところはあって、補助金とか、そう言うのを狙って効率的にお金を得ようとしているところはそこそこあるんじゃないかなと思います。
んで、NPOについて、率直に言うと「全然知らない」というのが僕の状況です。
「NPOの裏側とか、正しいお金を使われているのか」などについても、あまり掘れていないと言うのが正直なところです。「不適切に行政からお金をとっているならよくないよね」と思うのですが、「それが不適切かどうかを調べ上げたり、批判をするほどの知識もないし、それを調べる余力もない」と言うのがあるので、完全な専門外だし、すごい興味があるわけでもない、と言うのが本音です。
で、行政ハックについてですが、前の前の会社で補助金もらったプロジェクトを横目で見てたんですが、手続きでもチェックでも相当面倒だったりするのも目にしがちで、、補助金を受け取るのは結構大変だなという印象です。なので「問題を作り出してデータを捏造して、政治家とコネクションを作って、法案を策定して、自分たちの団体へ利益供与しようとする」と言うのをやろうとするコストは凄まじいだろうな、と思うので、それなら「普通に株式会社作って、同じくらい働いた方が、はるかに売り上がるのでは・・・」と言う気がしないでもありません。
あとは用途が限られているので、正しく運用されている限り、ほぼ事業に消えるはずなので、正直、私腹をこやしたりお金を儲けるためにこれをやるメリットがあるのか・・・?というと「もっと効率がいい方法が無限にある中で、難易度が高く、メリットがかなり低い状態でやる人っていたとしてもかなり少数じゃないかなー」という気持ちです。ものすごい長い愛だけかけて作った人脈などや、制度をハックできる立場の人とかなら別かもしれないですが、日本ってこういう穴がかなり塞がれている国なので、コストやリスクが高いとは思います。
まあ、ただ「歪みが生じているところ」みたいなのは多分それなりにはありそうなので、そこを見つけてついている人はいるのかもしれません。僕はそこをあまり詳しくないのでわかりません!詳しい人に聞いたら、色いいろあるのかも、、?ただ税金系や、行政のハックって、日本国、結構厳しいので、それだったら市場にある歪みをついている人の方が圧倒的にボロ儲けしているので、やはり「そこを頑張ってつくメリットがどのくらいあるのか?」というのはよくわからないです。
少なくても、Xとかで叩かれたりしやすい分野なので、お金を欲しいとか私腹をこやしたい賢い人なら別のことをやりそうだし、そうでない人がルールハックするには難易度が高いのでは・・・と言う気がするので、倫理観を置いておくと、全体的ないマイナス影響は限定的じゃないかなと思っています!
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実際に「令和2年度特定非営利活動法人に関する実態調査」とかを読んでみたんですが、認証法人だと、「事業収益」が収入の83.1%で補助金は10.9%、認定・特例認定法人だと事業収入37.9%、寄付金32.6%、補助金、助成金が26.1%とあるので「助成金の割合はそこまで高くない」と言う印象でした。
認証法人の68.2%が「補助金、助成金の受け取りは0円」でした。補助金の割合が多い、認定、特例認定法人も32.9%が0円。14.0%が50万円以下、6.3%が100万円以下、とかなので、50%以下が「100万円も助成金をもらっていない」という形に見えました(一方で、1000万円以上の助成金も15.9%とボリュームが大きかったです)。
npo-homepage.go.jp/uploads/R2_hou
※データの読み方が違うとか、そこをみるのは違うとかそもそもその資料じゃないとかあればご指摘ください!本当によくわかっていない分野なので、さっとググっただけのデータです。
>抽象的な説明ばかりで恐縮ですが、
>けんすうさんは、こういった状況(NPO等への予算が膨れ上がって、それがまわりまわって税金や社会保障費を増やしていること)について、どう思いますか?
データをよく調べないとわからないんですが、日本の社会保障給付金は合計138兆円とかで、55兆円が年金、医療が47兆円とかで、福祉とか子育ては35兆円とかなんですけど、NPOの助成金の総額っていくらなんだっけ、、、というところによると思います!
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>そもそも、僕の認識が歪んでいると思いましたら、それはそれで率直にご指摘ください。
僕も知らないであれなんですが、データやルールを調べまくってみる方が良さそうな領域だなー!と思いました!
実際に自分が私腹をこやしたい攻撃者として、どうやったらルールをハックできるのか?を考えてみると、
「団体を作って、通りやすい問題を作り上げて、データを捏造し、影響力のある政治家と繋がって、そこと深い関係性を組んで、さらにその政治家によって法案を策定し、議会を通して、相談機関を作ることを決定させて、団体を作らせて、その団体に自分たちがなる」
と言うのをやろうとすると、クッソだるいし、その割にリターン少なすぎるのでは・・・と思ってしまうのですが、その辺りが簡単にできる裏技とかハックとかがあるのか?は興味があります。
株式会社の人たちでも、ロビイングにものすごいお金と人員をさいて、政治家とかと繋がってやり取りをして、なんとか自分たちに有利な法律を通そうとする、とかはやっていると思うんですが、そのコストを考えると「そんなに簡単かなあ」という気はしちゃいました。アマゾンは、2019年に米国のロビー活動に投じた金額が1679万ドルくらいらしいです。
年間に日本円で24億円とかを出す企業もあるんだな、と思うと、自分たちに有利なように政治家や議会を動かすコストって高いんだなあー、と思っています。