ベッツが明かす「瞬く間にヤマがいけるという話が広まったんだ」山本由伸「中0日」登板志願がドジャースの世界一連覇に与えた無限の力
米「ドジャーブルー」が伝えたインタビュー映像の中で、アンドリュー・フリードマン編成部長が内幕をこう明かした。 「昨夜試合が終わったあとにテキスト(メール)が来た。『ヤマが準備している。今、治療を受けて、明日に備えてできる限りのことをしている』と書いてあったんだ。私は『うん、うん、いいね』という感じで聞き流していた。彼の競争心が強いのは知っていたからね」 フリードマン編成部長は「その時点でいくつかの選択肢があることはわかっていたが、同時に(中0日の登板は)現実的ではないとも感じていた」という。 だが、この日の朝にまたメール報告が来た。 そこには「彼はまた治療を受けて今日はいけると思っている」と書いてあったという。 「え?マジで?と思った。だが、キャッチボールをして『体の調子は最高だ』と言うんだよ。そして実際に昨夜と同じくらいの球のキレを今夜も見せた。正直、これまで野球場で見た中で一番信じられない光景だった」 山本自身が米「ドジャーブルー」が伝えた試合後会見の中でさらに詳しく登板に至った経緯を説明している。 実は、昨日の試合後にオリックス時代から専属トレーナーとして師事、ドジャース入団後は球団スタッフとして迎え入れられている矢田修氏に「明日はブルペンで投球できるぐらいには持っていこうか」と登板の準備をすることを伝えられたという。 「ブルペンで投げられる姿を見せるだけでも、勝負っていうのは何か空気が変わったり、そういうのもある」 矢田氏は山本が準備をしている姿を見せるだけでチームに無限の力を与えることができることを訴えた。 前夜そして当日の朝もホテルで矢田氏のリカバリー治療を受け、フォームの再確認などをした山本は「練習をしてみたら、すごい感覚が良くて気づいたら、マウンドにいた」という。 そしてもう一人、山本の「中0日」登板を求めていた人物がいた。延長11回に決勝のアーチを放った女房役のスミスだ。 「昨日の試合後に彼に話をしてたんだ。『1イニングか2イニングの準備をしておいてくれ』と。すると彼は『お前がホームラン2本打てば、俺は投げなくていいな』と笑っていた。だからこの日の登板に驚きはなかった」 そして矢田氏とスミスが山本に求めた登板志願とブルペンで準備を始めた姿は、本当にチームに無限の力を与えていた。 MLBネットワークの番組に出演したベッツが明かす。 「今朝、球場に来たとき、彼が『いける』と言ってたんだ。彼はトレーニングで独自の凄い調整法をしている。クラブハウスでは、そういう話(山本の志願登板)ってすぐ広まるんだ。瞬時にね。『ヤマがいけるらしい』という話をみんなが共有した。だから、試合後半になって、彼にボールを託すと決めていたんだ」
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