SNSでは「万博コスプレ」が袋叩きに…大炎上した「コスプレイヤー」が万博会場で目の当たりにした“意外な反響”とは
炎上が続いたときのメンタルケアの方法
――アンチに反論をすればするほど炎上が止まらないのは、ネット特有の現象です。精神的に滅入った時期はありませんでしたか。 鹿乃:そうですね。特に、翌月のゴールデンウィーク期間は、本当にベッドから起きあがるのもしんどかったです。私はあくまでも、万博がとても楽しかったから、それを写真や記事で伝えたかっただけでした。それなのに、「おまえが万博を壊した」「おまえのせいで失敗する」みたいなこと言われるのは、さすがにつらかったですね。 それだけにとどまらず、私の実家、最寄り駅といった個人情報まで特定しようとする人が現れました。「本名を探してきた」とか言って、SNSが盛り上がっているんですよ。確かに、私の反論や伝え方は下手くそだったかもしれませんが、こんなにSNSの人たちとわかり合えないとは、夢にも思いませんでした。 ――最近だと、鹿乃さんがディズニーランドのキャストをやっていたときの写真まで発掘され、炎上していました。 鹿乃:ディズニーランドのキャストは2023年頃にやっていて、写真は勤務当時、ゲストさんがSNSに載せてくれたもの。まさかこんな悪意ある拡散がされるとは思いませんでした。こういった過去の経歴や本名まで特定しようとするのは、やりすぎですよ。率直に言ってヤバいと思います。 ――精神的に追い込まれたときはどう過ごしていましたか。 鹿乃:毎日違う人と食事に行きました。ありがたいことに、「いつでも連絡して」と言ってくれる人が周りに何人もいたんですよ。「鹿乃ちゃんは鹿乃ちゃんだよ」と炎上前と変わらず接してくれて、本当に嬉しかったです。その時だけはSNSのことも忘れられました。 今でも全然割り切れはしませんが、炎上の最中だからできることもあると、友人たちが気づかせてくれました。嫌がらせをしてくるアカウントはどんなに通報しても、次から次に新しいものができてしまう。だったらもう仕方ないと考えて、少しでも未来志向になれるような目標を持つことにしました。