イオン系店舗、つくば・牛久で来秋開業 「普段使い」の客に照準
流通大手イオン系のショッピングセンター(SC)が来秋、茨城県つくば市と牛久市で開業する。進出先はいずれも鉄道駅に近いエリア。イオングループが県内各地で展開する郊外型SCと異なり、店舗から近い商圏住民の「普段使い」に照準を合わせた店舗スタイルだ。 つくば市内に開業するSCは、20年前に開業したつくばエクスプレス(TX)研究学園駅から北へ約2キロの地点に建設される。近くに会員制スーパー「コストコ」や住宅展示場などが立ち並び、周辺部に新興住宅街が広がる「住宅地近接エリア」(運営会社イオンリテール)だ。 敷地面積は約1万3千平方メートル、2階建て建物の延べ床面積は約1万平方メートルで、広域から客を呼び込む郊外型SCに比べると小ぶりだ。名称はイオングループが2020年から年に5店舗前後、各地で出店している「そよら」。食料品や日用品に加え、化粧品関連の品ぞろえも充実させた核店舗や専門店が入る。飲食スペースでは大人から子どもまで楽しめるようにするという。 同ブランドの北関東進出は初めて。イオンリテールによると、TX沿線は開発途上で商圏としての魅力があるという。店から車で10分圏内の住民が主なターゲットで、担当者は「食品から日用品までコンパクトな品ぞろえをする。毎日来店してもらうことも想定する」とPRする。 同社は来秋、JR常磐線ひたち野うしく駅東口駅前にも出店する。 今年10月末に閉店した食品スーパー西友ひたち野うしく店の空き店舗に入居する。敷地面積は約3万4千平方メートル、延べ床面積は約1万9千平方メートルで、都市型SCとしてリニューアルする。 主な来店客として周辺住民や駅利用者を想定。幅広い年齢層に応じた店づくりをめざすという。(床並浩一)
朝日新聞社