不死人はキヴォトスでも人間性を捧げるようです   作:闇霊人食い埴輪

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はい。投稿遅れて申し訳ないです。
不定期投稿にしても限度があるよね。やってんねコイツ
それから、書き方を少し買えました。
『』このカギ括弧は不死人の台詞です。


不死人VSスケバン

(5対1、か……)

 不死人はタリスマンを取り出し、何かに祈る様な仕草を取った。

 その瞬間から、金色のオーラが溢れ出し不死人の体を包み込む。

「近接は向こうの間合いだ! 遠巻きから撃ちまくれ!」

 リーダーの指示通りに5人のはぐれ者は一定の距離を保ち射撃を始めた。

(これは……?!)身体に走る熱と、その後に襲う痛み。

連射式クロスボウの類だろうと不死人は考え、意にも介さず前へ進む。

 5つの銃口から放たれた弾丸は不死人の身体を傷つけ、或いは貫く。

 それでも尚不死人の傷は癒え、その歩みはゆっくりと、然し確実に彼女らに近づいていた。

「ヒッ……く、来るな! 化物!」

 はぐれ者のうち1人が怯えた様子ながらも銃床で殴り掛かる。

 だが、不死人に徒手で弾かれ、大きく体勢を崩した。

 がら空きになった胴に巨大な棍棒が叩き込まれ、一撃で意識を狩り取られる。

「チッ……いいか、4人で距離を置け! アレ喰らう距離に近づくな!」

(どうやら長は数の差と物量差で押し切る正統派な指揮をするらしい。

 そういう相手には得てして邪道が効くものだ)

 自らの手で気絶させた敵の首根っこを掴み、ぶら下げるように、或いは盾にするように持つ。

「この……卑怯だぞ!」

『それは其方の意見だろう? この勇敢な少女を助けたくば武器を下ろしてくれたまえ』

 リーダー「……分かった、ただしあたしだけだ」

 モブ「リーダー?!」

 リーダー「大方、あたしらをアビドスに突き出すってとこだろ? こいつらあたしが無理やりに連れてきただけでさ、まだやり直し効くと思うんだ」

(……気が変わったな)

 リーダー「だからさ、頼むよ、仲間に手は……え?」

 首根っこを掴んでいた少女を抱き直すと床に優しく寝かす。

『度重なる無礼を働き、済まない。私はロードランの████』

『この地の知識と地図を教わりたい、もちろん報酬は提供しよう』

「良いけど、2つ条件がある。それが出来るならいいぜ」

『なんだろうか? 私に出来ることならしようとも』

「ひとつは、アンタの持ってる武器とかについてだ。詳しく見せて(余ってるのがあれば)くれ」

『その程度でいいのか……?!』

 不死人は幾度もロードランの地を蹂躙していた。故に価値のある武器を複数本持つなど造作もない事だった。

「まぁこれは正直無くても良いや、2個目が本題だ。アンタが気絶させた奴、そいつに1発殴られてやれ」

『なるほど……?』

 リーダー「それで公平ってことでいいだろ」

「ありがとうございます、リーダー……じゃあ歯食いしばってな」

 

 

 ~~~少女折檻&説明中~~~~

 

 

 

『なるほど、様々な学校とやらがあって、その学校が集まって国となっているのが此処、キヴォトスだと』

 右頬に真っ赤な紅葉を咲かせた不死人が確認がてら呟いた。

 リーダー「まぁ大方そんな感じだな、理解が早くて助かるぜ」

『となると……貴女らはこれからどうするつもりだ?』

 リーダー「どうするってーと?」

『恐らく貴女らはその学校とやらからはぐれたのだろう。そして、学校ではない何かに雇われたと。日雇いの傭兵と言ったところか?』

 リーダー「理解が早すぎるのも困りもんだな……それをアンタが知ってどうするつもりだ? アンタが雇い直してくれるってのか?」

 憎まれ口を叩いたはいい物の、リーダーにも良い考えは浮かばなかった。

 恐らくアビドス高校ですらない奴に負けたとなれば自分たちはクビだろう。そうなれば弾薬どころか明日の食事にも困窮する。

『そうだな……貴女ら、情報網に自信はあるか?』

「まぁ、こんなことしてるから多少はな。それがなんかあるか?」

『何、単純な話さ。俺の情報屋兼武器屋になってはくれぬだろうか』

『大まかな情報は知ったとはいえ、この地はまだまだ俺に厳しいだろう。それに、貴女らの使う銃とやらを使ってみたいのさ』

 リーダー「報酬は……?」

『前金として、この程度はどうだ?』

 そう言うと、金貨を何枚か手に取って渡す。

 不死人にはもう必要のない物だが、この少女らの飯にでもなるのなら幸いだろう。

「これ、本物の金貨ッスよ!」

「これだけあればしばらく雑草生活から……」

 リーダー「良いのか? 見ず知らずのあたしらにこんなに……」

『見ず知らずと言うのであれば、俺には全員が見ず知らずだ。それに、貴女は仲間を簡単には売らんだろうしな』

 リーダー「……いい目してんじゃねーの。いいぜ、交渉成立だ」

『そうか。さしあたっては、アビドス高校とやらの場所を教えてはくれないだろうか』

 リーダー「いいぜ。地図書いて渡しとく。それから、後で武器……」

『ああ、わかっているとも。余っているのがこのくらいしかないが』

 そう言うと龍の尾から切り落として作った斧と直剣、黄金の曲剣を1振りずつ渡す。

 モブ「かっけぇ……!」

『路銀の足しにでもしてくれたまえよ』

 リーダー「アンタロマンとかねぇの?」

『それで飯は食えぬだろうさ』

 リーダー「違いねぇな!」

 

 夜な夜な銭を数えてた これで生きてく これで飯を食う

 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日




うちの不死人は優しいんです(幻覚)
バチバチにフロム脳開花させるのも考えたんですが、アリウス編でロクな事にならない気がしたのでボツにしました。
気が向けばロクなことにならなかった世界線を書くかもです。
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