2021/07/18

VMware Workstation Player の起動ドライブ変更|UEFI 設定

仮想マシンを起動させるとき、起動ドライブを 標準のドライブから CD/DVD ドライブに変更したいことがあります。

このようなときは、通常の物理マシンと同じ手順を取り、VMware Workstation Player の BIOS/UEFI の設定変更を行います。VMware Workstation Player のバージョンは 16.1.2,仮想マシンは Windows 10 を例として手順を説明します。

スクリーンショットの数が多いので、説明が長くなりますが、操作は簡単です。以下、上から下に順にみていただければ理解いただけます。


画面に「vmwaere」ロゴの表示する時間を少し長くして BIOS/UEFI 設定画面に入るタイミングに余裕を持たせたい時は、前もって、仮想マシンのフォルダーにある「*.vmx」ファイルに、下のような「ミリ秒」の値を定義した一行を追加します。この例では、「5秒」を定義することになります。

bios.bootDelay = "5000"

(数値前後のダブルクォーテーションは半角です。上記をコピー&ペーストすると、全角のダブルクォーテーションになることがありますので、ご注意ください)


その後、仮想マシンを起動します。

「vmware」のロゴが表示されている間に、〈 F2 〉キーを押す


Boot Manager のメニューが表示

ここに起動デバイスの順序が示されていて、<Windows Boot Manager> が最優先の順位であり、CDROM デバイスの <EFI VMware Virtual SATA CDROM Drive> が2番目の優先順位となっていることが分かる


矢印キーで[Enter setup]に移動して、〈Enter〉キー


Boot Maintenance Manager のページが表示

矢印キーで[Configure boot options](に移動)をハイライトして、〈Enter〉キー


Configure boot options のページが表示


矢印キーで[Change boot order]に移動して、〈Enter〉キー


Change boot order のページが表示

[Change the order]が選択され、起動デバイス一覧がハイライトされている状態で、〈Enter〉キー


サブウィンドウが表示

<Windows Boot Manager> がハイライト(選択)されている


「ー」(マイナス)キーを押すと、<Windows Boot Manager> が2番目になる

<EFI VMware Virtual SATA CDROM Drive> が最上位になったら、〈Enter〉キー


サブウィンドウは消え、表示されたブートデバイスを見ると起動順序が変更されて<EFI VMware Virtual SATA CDROM Drive> が最上位になっている


矢印キーで[Commit changes and exit]に移動し、〈Enter〉キー


Boot Maintenance Manager のページが表示


矢印キーで[Exit the Boot Maintenance Manager]に移動し、〈Enter〉キー


Boot Manager のページが表示


矢印キーで[Shutdown the system]に移動し、〈Enter〉キー


一旦 仮想マシンをシャットダウンしたのち、仮想マシンを起動させると CD/DVD ドライブから起動します。

以上

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