中央日報:2025年12月1日 午後6時39分
政治資金法違反などの容疑で拘束・起訴された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁が、「世界の政治家、宗教界、学界は皆、私を“平和の母”、ホーリーマザー・ハンとして認識している。私は特検が言うような人物ではない」と述べ、保釈を求めた。
ソウル中央地裁刑事27部(部長判事:禹仁成)は1日、韓総裁の第1回公判を開き、双方の冒頭陳述を行った。この日は保釈審問も併せて実施された。
■ 韓鶴子側「尹煐鎬の野心による独断的行為」
韓総裁はこの日、自ら発言し「私は80歳を超えるまで、天の父母様を地上にお迎えするという夢を抱いて歩んできた。韓国の政治には関心がない」と述べた。
続けて「私は今、特検が言うような人物ではない。天を少しも恐れないなどあり得ず、心から愛している」と述べ、「機会があれば加平に来て助けていただきたい。私が何をしてきたのか、加平に来て見てほしい」と訴えた。
韓総裁側の弁護人は冒頭陳述で、「特検側の公訴事実は、尹煐鎬(前世界本部長)の政治的野心から生じた独断的行為だ」と主張した。
また「金建希(キム・ゴンヒ)夫人および政治家・政党との接触・支援などは被告・韓鶴子とは無関係」とし、「尹煐鎬は自らの犯行を隠ぺいし量刑を軽くするため、韓鶴子被告の関与を虚偽に供述している」と主張した。
金夫人に渡されたシャネルバッグやグラフのネックレスについても「教団の贈り物ではなく、尹前本部長の個人的贈答だ」と述べた。
保釈審問でも韓総裁側は尹煐鎬前本部長の供述の信用性を攻撃し、弁護権保障のための保釈を求めた。韓総裁が重度の眼科疾患で13年以上治療を続けており、80歳の高齢で不整脈など心疾患もあることを強調した。
一方、金建希特検チーム(特別検事:閔重基)は、「拘置所内でも治療は可能であり、拘置所側でも収容生活が難しいとの意見はなかった」と反論した。
特検側は冒頭陳述で「韓総裁は統一教会の絶対権力者であり、頂点で全ての犯行を承認した」と指摘し、「不法資金の執行は被告の承認なくしては動かない」と主張した。
■ 「資金支出は韓鶴子承認なくして不可能」教団関係者証言
同日午後には、統一教会世界本部で海外渉外業務を担当した徐氏が証人として出廷し、「韓鶴子総裁の承認なしには資金執行は不可能」と証言した。
徐氏は「2022韓半島ワールドサミット」で米国のマイク・ペンス前副大統領を招待し、それを契機に尹錫悦(ユン・ソギョル)当時大統領候補との会談調整を担当した人物である。
徐氏によると、ペンス前副大統領は「尹候補だけ会うのは不適切であり、民主党候補にも面会すべき」と意向を示したが、結果として尹前大統領のみの面会となったという。
徐氏はまた、外部要人招待の謝礼として20万〜40万ドル(約3〜6億ウォン)を支払うのが通例だが、「このときはもっと多く支給した」と述べた。
セネガル・ネパールへの選挙資金提供の疑いについても証言が出た。徐氏が2022年7月、尹煐鎬前本部長に「マッキー・サル セネガル大統領が50万ドルの金銭支援を要請した」と報告したメッセージや、「銀行で残金を引き出し、大統領府に行って支援金を渡す予定」と報告したメッセージが法廷で公開された。ネパールの選挙費用10万ドル支援を協議したメッセージも確認された。
特検側が「このような資金執行は韓鶴子総裁へ報告されるのか」と質問すると、徐氏は「そのように理解している。承認がなければ執行されない」と答えた。
“承認”の意味については「書面で残すのではなく、尹煐鎬本部長が韓鶴子総裁に対面報告し、その後『真のお母様の承認を受けました』と言う」と説明した。
尹煐鎬前本部長が韓総裁の意向に反して勝手に資金執行したことはあるかという質問には、「私が翻訳しフィードバックを受けた内容を見る限り、韓総裁が内容を知らなかったとは考えにくい」と述べた。
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韓総裁は容疑を全面否認している立場ですから、当然ユンヨンホ氏の独断で自分は関係ないとするでしょう。
かたやユンヨンホ氏は「韓総裁の指示で」という立場で主張しています。
関わっていない、指示していないことの証明というのは案外難しいことです。
韓総裁側はユンヨンホ氏が独断で財団、教会のお金を動かし、不正をしていることを明らかにすることでユンヨンホ氏の独断説に説得力を持たせるようにするしかないように思います。
ヨンホ氏側は韓総裁が直接指示した記録(録音、メモ)があれば一発で決めれますが、そんな証拠があればもう出ているでしょうね。証言もユンヨンホ氏に対する報告なので直接的な証拠にはなりません。
仮に韓総裁の主張が正しく、ユンヨンホ氏が罪を逃れるために嘘をついているとしても、そのユンヨンホ氏を「独生女を知り、証す唯一の人」として本部長という権力の座に就けたのは韓総裁ご自身です。
仮にヨンホ氏が韓総裁の指示で行ったとすれば、韓総裁が嘘をついているか、年齢も年齢なので少し認知症気味で忘れているかです。
裁判は法と証拠によって判断されるのが原則です。
人間が作った法なので人間の都合によって揺れ動くこともあります。
特に韓国の司法は国民感情や時の政権の思惑も絡んでくる、ということがあります。
裁判官は裁判官の、検察は検察の、弁護士は弁護士の、韓総裁は韓総裁の、ユンヨンホ氏はユンヨンホ氏の思いや真実はそれぞれの人しか分かりません。
裁判は人間が人間を裁く、しかも人間が作った法によってという現状を踏まえつつ、どのようにこの事件を捉えるかは一人一人の考えです。
霊界はサタンはどのように讒訴するのか?
神はどう判断するのか?
そして私はどう考え、どのように意義もたせ、どんな価値を与えるのか
それは他人から与えられるものではなく御言を学んだ一人一人が決めることです。