教え子のリコーダーに体液を付着させたか、給食に混入も 名古屋市立小の教員追起訴

愛知県警本部
愛知県警本部

小中学校教員らが女子児童の性的画像を交流サイト(SNS)のグループに共有していた事件に絡み、名古屋地検は26日までに、メンバーの1人で名古屋市立小の教員、水藤翔太被告(34)=同市中区=が、体液を勤務校の児童のリコーダーに付着させたり、給食に混入させたりしたなどとして、不同意わいせつや器物損壊などの罪で追起訴した。被告の携帯電話を解析し、グループの存在が判明していた。

起訴状によると令和5~6年、児童2人のリコーダーに体液を付着させたほか、今年1月には給食の食器内に体液を混入させたなどとしている。

被告は1月に名古屋市内の駅で当時15歳の少女のリュックサックに体液をかけたとして、3月に器物損壊罪で起訴されていた。

児童の画像共有事件を巡り、愛知県警は6月24日までに被告とは別の小学校教員の男2人を逮捕。県警によると、着替え中の姿や児童の写真を悪用し合成した性的画像を共有していたという。グループに小中学校の教員とみられる約10人が入っていたとみて、捜査を続けている。

教員10人で児童画像をチャット共有か 学校や行事で撮影も

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