朝起きるという高い壁
朝が苦手だ。
夜遅いのも苦手だけれど、朝早く起きるのも苦手。ごく稀にだとは思うけれど、朝早いのを何とも思わない人にで出会うこともある。「六時に起きればいいので全然大丈夫です」とかと言う。六時、それはもうもはや深夜とすら言っていい。季節によってはまだ暗い時間だ。
五時台に起きる必要があった。
朝早い電車に乗らなければならないので、五時台に起きる。しかも、その電車に乗り遅れると、次の電車まではかなり時間があくので、集合時間に間に合わない。その電車に必ず乗らなければならない。そのためには五時台に起きなければならない。
方法は三つある。
一つ目は頑張って起きるだ。一番真っ当であり、人によっては何とも思わない人もいるかもしれない方法だ。「五時でいいんですか? もっと早くても大丈夫ですよ」と。小学校で習わなかっただろうか。人の気持ちを考えよう、と。あなたの五時と、私の五時は違うのだ。場所で言うと、あなたの五時は近所のコンビニで、私の五時は冥王星くらいの距離。どちらも存在するけれど、もうまったく別の次元とすら言える。それくらいに五時は早い。
二つ目の方法は前乗りだ。
集合場所の近くに前日から泊まっていれば、朝五時に起きる必要がない。集合時間は十時くらいなので、ホテルでゆっくり起きてチェックアウトすればいい。準備を考えなければ、五時に起きる人より、五時間も多く眠れていることになる。
この方法には二つの問題がある。
一つはの問題は前乗りホテルの宿泊代がかかることだ。家で眠れば無料だけれど、ホテルに泊まればお金がかかる。最近はホテルも高いから大きな出費となる。ホテルが無料ならばこの方法を取る人もいるかもしれない。
二つ目の問題。
それは十時に起きるとして、それは私にとってはまだ早朝ということだ。五時に比べれば遅いだけで、十時は私の中ではまだ明け方くらいの感じ。冥王星が海王星になったくらいの変化しかない。
ここをわかってもらえない。
人によっては十時は遅いと言うかもしれない。あと二時間で午前は終わると言うかもしれない。小学校で習わなかっただろうか。人の気持ちを考えよう、と。場所で考えれば、あなたの十時は家のトイレくらいかもしれないけれど、私の十時は先にも書いたように海王星なのだ。しかも、冥王星に近い海王星に位置する。あるか知らないけれど、海王星にある冥王星の最寄駅なのだ。つまり十時は朝が早いということだ。
三つ目の方法は寝ないだ。
早起きが苦手ならば起きなければいいという考え方だ。眠らずに五時を迎えれば、早起きという概念はなくなる。起きていないから。起き続けているわけだから。これは一見、素晴らしいアイディアのように感じる。しかし、私は先に書いている。夜遅いのも苦手だけれど、と。
八方塞がり。
どうにもならない。早起きは無理だし、前乗りも無理だし、寝ないのも無理だし。結局、頑張って、頑張って、頑張って朝五時に起きるわけだけども、このように頑張って起きる人も多いはずだ。でも朝が苦にならない朝型の人もいる。私は朝型の人を心から尊敬している。マジで羨ましい。



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