漁でとれた魚を描く 阿南市の漁師・小浜敏也さんの油彩展 【徳島】
分厚い唇にどっしりとした佇まい、まるで深海のヌシのよう。
触角と脚が黄色と黒のまだら模様、鮮やかなニシキエビ、こちらは2匹のカエルウオ親子でしょうか。
晩御飯のメニューでも相談しているのかな。
(漁師で画家・小浜敏也さん)
「テーマは存在」
「椿泊という町に生きる人、とれる魚の存在をテーマに描いてみました」
漁師が本業の小浜さんは、阿南市椿泊町で定置網漁をしています。
海に出て自分でとった魚を持ち帰り、生き生きとした天然の色をキャンバスにうつします。
(漁師で画家・小浜敏也さん)
「魚の触感 手触りを意識して描いたりはしてます」
(記者)
「こちら、大きなオコゼとカニですね」
(漁師で画家・小浜敏也さん)
「ガザミですね」
(記者)
「タイトルが『ここにおるⅠ』と『ここにおるⅡ』とありますが、どういった作品なんでしょうか」
(漁師で画家・小浜敏也さん)
「オコゼとカニを自分に置き換えて、椿泊で一生懸命漁師をするぞ、ここにおるぞって意味合いを込めた」
こちらは、魚の細かな違いが表現された作品。
(記者)
「ヒラメとカレイが2匹並んでいるのが面白くて、印象的だなと思ったんですが?」
(漁師で画家・小浜敏也さん)
「お腹を手前にして、左に口があるのがヒラメ、右に口があるのがカレイということで」
「ヒラメが肉食で、泳いでいる魚を捕獲する魚、カレイは海藻とかプランクトンを主に食べるので、口の形が全然違いますね」
(記者)
「ヒラメは歯がギザギザしていて、ちょっと強そうな印象、カレイはおちょぼ口で可愛いらしいですね」
12月2日は、平日にもかかわらず朝から多くの人が訪れました。