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国会を問う

国会審議の場などで起きていることを調査した。「言論の府」と呼ばれる国会のあり方を改めて考えたい。

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豪雨災害の国会審議中に英語を勉強 熊本県選出の坂本哲志・元副総務相

7月の豪雨災害が議案となった衆院災害対策特別委員会中に英語を勉強する坂本哲志・元副総務相=2020年7月28日午前11時31分、大場弘行撮影
7月の豪雨災害が議案となった衆院災害対策特別委員会中に英語を勉強する坂本哲志・元副総務相=2020年7月28日午前11時31分、大場弘行撮影

 九州を中心に大きな被害が出た7月の豪雨災害を議案として28日に開かれた衆院災害対策特別委員会の審議中、最大の被災地である熊本県選出の坂本哲志・元副総務相(自民、熊本3区)が約2時間にわたり、災害と関係のない書籍を使って英語の勉強をしていた。毎日新聞が傍聴席から確認した。坂本氏は当選6回の69歳。取材に対して「熊本に関係する質疑は聞いていた」と説明した。

 特別委は閉会中審査として開催。午前9時、豪雨で亡くなった82人の犠牲者に黙とうして始まった。坂本氏は約3時間20分の審議のうち少なくとも2時間、英語の学習にも使われる「日本現代史」(ジェームス・M・バーダマン著)の英日対訳版を断続的に閲覧した。英単語などに線を引いたり、スマートフォンなどで調べたりしながら熱心に読み込む行為は、被災地の復旧や再建支援策、避難所の新型コロナウイルス対策の質疑中や、武…

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