「紙の保険証」すべて期限切れ 病院の窓口に出すのは「マイナ保険証」…ない人は「資格確認書」
一方、情報漏えいの懸念や国による一元管理への抵抗感などから、マイナンバーカードの制度自体に疑問を持つ人の声も聞かれています。 ■登録方法は? マイナンバーカードを持っていれば、医療機関や薬局の顔認証付きカードリーダー、スマホの「マイナポータル」、セブン銀行ATMなどで簡単に登録できます。 ■マイナ保険証を利用しない 「マイナンバーカードを持っていない」 「持っていても保険証として登録していない」 ―という人には、申請しなくても自動で「資格確認書」が届きます。これまでのプラスチックや紙の保険証の代わりとなるものです。 【資格証明書・誰に届く?】 2025年4月30日時点でマイナ保険証を持っていない人など。 【いつ届く?】 2025年7月下旬から10月下旬にかけて、加入している健康保険(協会けんぽ、組合、自治体など)から順次、自宅に特定記録郵便などで発送されています。 【どんなもの?】 長崎市では従来の健康保険証とほぼ同サイズ(カード型)の書類です。氏名、生年月日、保険者番号などが記載されています。 【どう使う?】 医療機関の窓口で、従来の保険証と同じように提示することで保険診療が受けられます。 【有効期限は?】 最長で5年以内。期限が近づくと自動で更新されます。 ※これまでの保険証と同様です。 ■注意!「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」は別物 注意点として、「資格確認書」と見た目が似ている「資格情報のお知らせ」という書類も送付されている場合があります。 ▶資格確認書:これ一枚で保険証の代わりになる(受診できる)。 ▶資格情報のお知らせ:マイナ保険証利用者が、自分の保険者番号などを確認するための補助書類(これでは受診できない)。 何らかに理由でマイナ保険証による受付が上手くいかなくても、自己負担10割でなく、これまで通りの自己負担額です。病院の窓口などで相談するようにして下さい。 【関連記事】「スマホ保険証」スマホかざすだけだけど…iPhone/Androidで別の登録手順、顔撮影も「結構複雑…」
長崎放送