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上杉昇さんUnofficialブログ ~Fragmento del alma~ 

次にロックスターになるのは俺しかない

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新作のレコーディングも着々と進んでいる気配のWANDS。各テレビ番組への出演や
深夜のスポットなどで、彼らの姿を見かけることも多くなって来たと思うけれど、
まだまだその謙虚な人柄ゆえか(笑)生身のキャラクターがナゾに包まれている状態の
ヴォーカリスト/上杉昇である。
ラヴソングを含めたWANDSの歌詞ほとんどを生み出している彼が”愛してるもの、そして
愛し方”について、今月はポツリポツリと聞いてみよう

「ROCK」
上杉さん:まず何を一番愛してるかっていったら、ロック。ライフスタイルからこだわってるところ
がある。たとえば、ふだんの服装。ロックを感じるのは今日着てる服とか(革ジャンに
ジーンズ)感じないのはまあタートルネックのセーターだとか(笑)ナップザックとか(笑)

世の中に流されて真面目に生きてるような服とか。けっこうスタイルから入るんです。
でも、ロックが何かって言ったら、ロックってすごく正直な音楽だと思うから、
自分に嘘ついたりしないのがロックっぽい生き方だと思う。
自然にしているといるというか。だから「○○はよくない」って言うこと自体が
本当はロックじゃないんだけど、今の状況も自分が一番やりたいことができてるわけだから
それなりにロックスタイルの生き方かなと思ってます。
そういう「これはロック、ロックじゃない」の基準となると・・・
無難なモノってロックじゃないと思うのね、誰にでも愛されやすいというか。
そういうふうにモノを作る発送自体が、すでにロックじゃない。

毎日のロックとの接し方としては、まず一日中聴いてますよね。

CDもほとんどロックしかもってなくて。疲れてる時は70年代にもどって、ソフトな
音を聴いたり、ムシャクシャする時はスラッシュメタルを聴いたり、アンテナとか。
そうやって自分のからだがあ取り替えがきかないようにしてます。
自分の中のものとして欠かせないように。5年ぐらい前からずっとそう。
でも(同じロックの中でも)聴く幅は広がってますね。
最初にロックを聴き始めた頃は、ドッケンなんかのいわゆる雑誌のグラビアを
飾ってるようなバンドが多かったけど、今はいろいろ。俺らの時代って70年代に逆戻り
してるからそういうところで新鮮なんですよ。
スピリッツとしてのロックですか?
日常生活してて、何かにジーンと感動したりすることはあるけど、「鳥肌が立って震えがくるほど
感動できるのって、ロックしかないんですよ。
「鳥肌が立って震えがくるほど感動できる」それが俺にとってロックなものだと
思いますね。

「VOICE」
上杉さん:始めて客観的に自分の声を聴いたのは、小学校4年ぐらいの時に友達とふざけて
ラジカセで(自分の声を)録音したとき。その時は俺の声じゃないと思ってイヤな感じでした。
それが悪くないって思い始めたのは中学ぐらいかな。
ロック聴くようになってテープと一緒に鼻唄を歌ったのを自分で聴いてみて
最初はラジカセで録ると、声質って変わるもんだと思ってたんですよ。
機械のせいで。でもそうやって歌を歌うようになってから、自分で聞こえる声のギャップはあまり
感じなくなった。それより知らなかった自分を発見できた驚きがあって、それがすごい新鮮でしたね。
だんだんロックミュージシャンになれるような気持ちがして。それで「このままいくと
なっちゃうな」っていう根拠のない自信がすごくありました。
次にロックスターになるのは俺しかないと。
そのあとバンドを組んでライヴハウスでやるようになってからも、たとえば対バンとかの
ヴォーカルを聴いても「ケッ」って思ってましたからね(笑)
生まれて初めて負けたと思ったのは、あるバンドのヴォーカリストです。
ハンパじゃないんですよ。もう命削ってる感じがするんです。
美形でそんなに背は高くないけど、そのギャップがすごいんですよ。
その人だけですね。負けたと思ったの。ていうか俺よりうまいなと思うヴォーカリストはたくさん
いるんですけど、すごいなっていうのはいませんよね。なかなか。
・・・・俺がすごいなって思うのは、歌に自分の感情がモロにでてる人ですね。
殺気を感じるというか。鳥肌が立つ感動、ですよ。テクニックをひけらかしてるような人は
何も感じない。アクセルローズも歌い方はめちゃくちゃだけど、そのへんがすごいと思うし
自分の常日頃からそこに近づこうとしてます。ジレンマも多いけど。
きっと自分の中にどれだけロックという感情的な音楽が浸透してるかにかかってくるんで
しょうね。
そこが大きいんじゃないかな。それはもう本当これからの課題だと思ってます。

「GIRL」
上杉さん:女の子の理想は、ひとつひとつのしぐさの中から優しいっていうにおいを
醸し出してる人。周りをリラックスできるような空気に変えちゃう人
そういうのって安らげるじゃないですか。でもそういう人がいても俺は自分の感情が動いてることに
気づかれたくないんです。安らげる女の子がいたら自分の気持ちをバレないようにして
ニヤニヤしてる、っていうのに近い感じ
実際に行動に出るってより・・・だから、そこだけはロックでいられないという
無の自分、何もない自分になる。相手を好きになったことによってその雰囲気を壊したくないって
思って、壊さないからロックじゃないんですよ。自分でいられない。
好きになった女の子に一番したくないことですか?そうだな・・・なんか・・・
やっぱり・・沈んでる顔を見せたくないかな。・・・あと強がりだけの冷たさ。
そういうのをいちばん見せたくない。
沈んでる顔を見せたくないってことは冷たい顔を見せたくないってこと。
その人の前じゃ決して泣かないと思いますね。嬉し泣きとか感動泣きもしたことない。
だから好きな人を目の前にすると不自由になってしまうんです。
自分の感情がコントロールできない。
それぐらい無になってしまうというか。でも激愛っていいですよね。
スマートな恋愛ってありますけど、あれは理解しがたいですよね。
・・・でも人情とか愛情っていつも出してるとありがたみがなくなるじゃないですか。
たまに出すからいいんであって。もったいぶる性格なのかもしれないけど(笑)
伝えるのもうまくないですよ。うた以外はダメです。
なんにもできないんですよね。けっこうマジで好きになる人ができちゃうと何も手につかなく
なっちゃうから。うわの空になっちゃうじゃないですかね。ガソリン車に灯油入れちゃったり
勝手に俺一人がお人形のように何もできなくなっちゃうっていう。
でもそんな自分もあるけど、俺にとって女の子という存在は「あのこがいるから頑張れちゃう」
っていうパワーの源というより、それを通り越しちゃった「安らぎ」なんですよ。


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