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バナー広告

登録日:2014/07/23 Wed 20:27:20
更新日:2025/12/04 Thu 17:54:08NEW!
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バナー広告とは、Webサイトによくある広告の一種。
「バナー」(英語:banner)とは、元々旗印や横断幕、垂れ幕のことを指すが、縦長や横長の広告画像がそれを連想させることからこの名が付いた。

今、このアニヲタWikiを閲覧している人も横長や縦長の画像がちらちら表示されているであろう。正にそれのことである。
当サイトでも利用しているアットウィキでは、見出し(wiki構文で行頭に「*」を入力した行)の直上にもねじ込まれてしまう。




【概要】

画像をクリックすることで広告主のページにリンクする方式になっており、無料ホームページとかを作成するサイトなんかには付き物であろう。
自身の作ったページを公開する代わりに広告主のページの宣伝として表示されるといった関係か。

物によってはページ作成者に見返りとして広告収入が入ることもあり、表示回数方式、クリック回数方式、成果報酬方式などに分類されている。
まあ尤もこれで手に入る金額は本当に微々たるものなので、よほどの人気ページの作成者でもなければ小遣い稼ぎにもならないだろうが。

歴史としては1994年に電話会社AT&TがWeb雑誌に掲載したのが始まりとされており、そこから次々と同じ雑誌会社に各社が掲載していった結果、爆発的に広まっていったんだとか。


【効能】

パッと見は無駄に見えるが、さにあらず。我々が特に費用を負担することなく掲示板やブログやWikiなどのサービスを使えるのも、これらバナー広告による収入があるからこそ。

近年ネットの利用者が激増するにつれバナー広告の内容は多様化の一途を辿っており、モバゲー、ソシャゲー関連や電子書籍を中心として、様々な会社の広告が日夜時間を問わずに掲載されているのを目にすることだろう。
こういった広告を見て楽しむのもネットサーフィンの醍醐味の一つと言えるかもしれない。




追記・修正は広告をクリックしてからお願いします。







お使いのPCのスペックが低下しています

ふはははは、サドルマン参上!
















































……OK、それでは本題に入ることにしようか。


幅広い広告主のページを宣伝し、それによってネットを支えてもいるこのバナー広告なのだが、ここ数年では特に携帯電話スマートフォン向けのページを中心にある問題が深刻化している。




――すなわち、エロ漫画広告の出現である。――




【不快な広告の乱立】

これは冥殿が運営していた旧アニヲタ時代からあったことだが、バナー広告にやたらと見る者を不快にさせるようなエロ漫画系の広告が多く表示されるようになったのである。
しかもエロなら何でもよかろうとばかりにNTR凌辱など、人を選ぶジャンルのものがかなりの頻度で出てくる。
今このページを見ている人たちもこんなのこんなのこんなのを目にしたことがある筈だ。

自分のお気に入りの項目を探して楽しもうとページをクリックした矢先に
  • 妹の弱みを握って無理やり~だの
  • 電車の中でオジサンたちに囲まれて~だの
  • 息子の彼女と○りたいだの
といった単語が、女キャラをに覆いかぶさって腰を動かしているブサメンの画像と共に出現するなんてことが多発すれば気分も萎えて当たり前だろう。

現在は普通のページや当たり障りのないゲーム関連の広告も増えてきているので目撃回数自体は激減したが、それでも今現在でも結構な頻度でこういった類のエロ漫画広告が容赦なく登場するのだからたまったものではない。
ただし最盛期なんかほぼ9割エロ漫画系なんて状態だったので、これでもマシになったと言えるのだが。
だが、今度は「エロじゃなきゃ良いんだろ?」とでも言いたげにホラー、パニック、スカッと系鬱漫画の公告が大幅に増えた気がしなくもない。
結果的に、バナー広告が人を選ぶ内容が多いのは大して変わっていないのだ……


<広告表示手法の多様化>

時代と共に広告の手法も進化していく。嫌な進化だな
内容以上にタチが悪いのがスマホ向けのページ。
ご存じの通りスマホはパソコンのそれと比べて一画面に表示できる情報量が非常に少ない。にもかかわらず、広告はパソコン用のそれと遜色のない量をこれでもかというぐらいに詰め込んでくる。
ただでさえ狭いスマホの画面の数割を常時占有する状態だというのに、例えばアットウィキ関連などのページを見てみると、横長画像のバナー広告が出現するのだが、何とこの広告、ページのスクロールに合わせてスライドしてくるのである。
普通にページ上部や下部にちょこんと載っている広告とは違い、見るのを回避することすら出来ないという嫌がらせにも似た何かを感じてしまう。
特に検索や編集など文字入力が必要なときには、ご丁寧にもソフトキーボードを避けて表示されるため、キーボード+変換候補+広告で画面がほとんど埋まったりする。

ひどいものだと、ページを表示後ワンテンポ遅れて画面の真ん中からゆっくりと移動してくる。
このタイプは単純に閲覧の邪魔であるのもさることながら、バナーの処理がおかしくなっているときは画面上を荒ぶる広告がガクガクと動き回り、普通にリンクを踏むことすらままならないため特に忌み嫌われている。
漫画の場合だと「スワイプすると試し読みできる広告」と称して広告の部分だけ上下へのスクロールを効かなくしているパターンも多く、読み飛ばしているだけで誤タップして飛ばされるという困ったパターンもある。
リンク先が割とメジャーなアプリで、インストールしてあるとアプリごといちいち切り替えさせられるので余計イライラさせられることも

さらに、アットウィキ上のWikiのうち更新頻度が低い所だと上のほうにも出てくる。つまり、右メニューを開こうとすると間違ってクリックして別のページに飛ばされてしまうSANSかこいつは。
これが普通の広告ならまだしも、エロ漫画系の広告では不快感も倍増である。
こんなんだから、外出中など人目に付くところではエロ広告が気になってページを開くのが心配だという声すら上がっている程である。
実を言えば、他人の携帯の画面なんぞを一々ジロジロ見てる人間などまずいないので、そこまで過敏になる必要は無いんだけどね。


<詐欺紛いの広告の出現>

人によってはYouTubeなどの動画サイトを開いた時に、「お使いのPCのスペックが低下しています」みたいな警告風の広告を目にした人がいるだろう。
だが間違ってもクリックしてはいけない。

実を言うとこれ、yontooという名前のマルウェアを用いた詐欺紛いの広告であり、クリックすると別にスペックの低下なんてしてないのに商品の購入を勧めるページへと飛ばされてしまう(最近はスマホにも同様の広告が出るようになった)。
単に紛らわしいだけならいいのだが(実際には全然よくないが)、もっとひどい場合だと突然エラーメッセージが出た後に、ウイルスチェック後の画面風のページとけたたましいアラーム音とともに「ウイルスに感染しています」という不安をあおる文章が表示され、ウイルス対策ソフトのふりをしたアドウェア・マルウェアをインストールするように勧められる。
サクラとなるページを用いてサジェストを改変し、「このソフトは無料の中では信頼がおける!」という風評を作り上げていることさえある。
インストールしたら最後、アンインストールしてもことあるごとに広告が出るようになる。最近のアットウィキではあまり見なくなったが、一時期は「詐欺広告」としてかなり問題になっていた。
クリックしないという自衛が全く通用しない上に勝手にページを飛ばされるという、広告を監査・掲載する側の問題でしかないせいでどうしようもないというガード不能広告である。


<広告通信量の肥大化>

一説によれば、Webサイトでのデータ通信量のうち約40%が広告とされているほど、現代の広告は肥大化している。
あくまで企業の測定ではあるが、広告のデータ転送量がコンテンツと同等かそれ以上を占めていたり、天気予報や災害情報を扱うサイトでさえ約60%が広告だったという結果も出ている。
無制限通信を謳うサービスが増えてきたとはいえ、それでも規定を超えて以降は低速制限を受けたりなど完全無制限ばかりではない。
利用者からすれば、コンテンツ以上のデータ転送量で通信が消費されているなど不快もいいところであろう。
こうした事情も利用者と広告の対立の激化を後押ししている。


<生理的嫌悪感を誘発する広告>

エロ広告の亜種とも言える、これも問題になっているものの一つ。
一部の美容系の広告に見られる、不快な画像を使用した広告である。
毛穴汚れで黒い点だらけの鼻の拡大写真、染みで真っ黒になった顔、取った角栓の塊といった、人を生理的に不快にさせ、特定の人物にはコンプレックスを刺激する画像を広告として使用した物である(いわゆるコンプレックス広告)。
これらの広告は、見た人に不快感しか与えず、宣伝されているはずの企業やバナー広告というジャンル全体の印象悪化にも繋がるという本末転倒な結果をもたらす上、エロ広告ではないのでエロサイトではない通常のサイトにも現れてしまう。
そういう意味では、見る事で一部の人間に得を与える可能性があり、エロサイトでなければ現れる可能性が低いエロ広告や、一応クリックさえしなければ害にはならない詐欺紛い広告よりもタチが悪いと言えるかも知れない。


ありとあらゆるジャンルを網羅しているが故に、こういった悪質な物ばかりが目に付くようになるのもある意味で悲しい話である。
というかエロサイトでもないのにエロ系漫画の広告を放置しているというのもおかしな話なのだが。
ネット上では「行政はあんなのこんなのみたいなくだらん法律決めてる暇があるなら、まずこういう悪質な広告をどうにかしろよ」という声も少なくない。

またほとんどの人は知っていると思うが、広告の隅にある小さな「×」を押すと“不適切な広告”に指定できる。その広告と、類似の広告の表示を抑制できるので嫌な広告を見かけたらやっておこう。

各広告主に直接「○○の広告が××のようなサイトに表示されていて不快です」などの苦情を入れると広告が差し換えられることがある。偶然かもしれないが、少なくとも広告主にこちらの感情と現状を把握してもらわないと改善されないのも道理ではある。
目に余るようなら苦情をいれるのもひとつの手だろう。もちろん効果があるかどうかは保証できないが。

無論、近年はこのような表現規制派じゃなくてもエロ広告や詐欺広告の規制を求める声が多くあるが、下手に法規制するとそこから表現規制に一気に繋がる危険性があると言う説明があったり、また憲法等の上位法律に抵触する可能性があったりするなど、非常に難しい問題となっている。
仮に規制するにも、海外経由の奴も非常に多いため国内だけの問題では無いことも頭の片隅に入れて欲しい。



<なりふり構わないゲーム系広告>

最近は亜種としてスマホゲームアプリの宣伝広告も増えており、こちらもこちらでかなり不快。なぜなら

下 手 く そ

の一言に尽きるからである。
スマホのSNSに載るケースが特に多いのだが、どれもこれもゲームのパターンが似通っている上、しかもゲーム初心者と呼ぶのもおこがましい異常に下手なデモプレイが大半。
例えば
  • 迷路のピンを動かして罠や魔物をかわして脱出! → マグマや水をいきなり無駄遣いして魔物にやられる
  • 戦闘力の弱い順に倒してレベルアップ! → …する前に格上(レベルも書いてある)に突進してあっさり死亡
  • ゾンビが攻めてくる! → 大物が出てきた辺りで操作ミスを繰り返して死亡
  • 正しい分岐を進んで戦力増強! → 余裕で外れの分岐を選びジリ貧になって死亡
  • 同じマスを3つ揃えて消すパズル → 3つ目位から突如パニックになって時間切れ
etc…

とまあ、わざと自滅している様にしか見えないレベルでゲームオーバーになり、視聴者をイライラさせるのである。
「見てられないから俺にやらせろ!」と煽ってインストールさせる魂胆なのであろうが、実は広告はミニゲーム程度でしかなく本編は全く別のゲームだったり、広告を見させられる頻度がやたらと多いクソゲーだったりするので、インストールしても結局つまらず、無視したら上記の有様でイライラしたりとどうしようもない悪質さである。
そもそもスマートフォンは色覚異常や学習障害といったハンディキャップのある人や、アラビア数字が主流ではない文化圏の人も使用するガジェットである以上、「数字が数えられない」「色を識別できない」を笑いのネタとするのは広告倫理としてグレーの面だって存在するだろう。
広告を見るとゲームの有料コイン等がちょっと貰えるタイプの「リワード広告」に出てくる確率もやけに高く、基本プレイ無料の作品と言いながら実際は「30秒程下手くそな別のゲームを見せられては、貰ったコインでポチポチ…」という、課金した方がまだマシな内容と化しているしょうもないゲームアプリもストアに溢れかえっている。
というか、広告が毎回うるさ過ぎて音を消さないとやっていられないゲームや、広告にメモリを食われすぎて本編がガクガクするという訳の分からないパターンもある。中には広告さえまともなら普通に楽しめるゲームもあるのにどうしてこうなった。

あまりにも下手なプレイが多すぎるためか、この手の広告を揶揄して「OMG. I can't beat this level!」と危ない表情の人物が幼児用の積み木に苦戦する画像も出始める有様。
わざとらしく間違えさせられるデモを指して「なんてこったい、俺はこの程度の問題にも手を出せないのか」と自虐しているのだが、機械通訳の様な変な日本語が多い点もあえて皮肉ることで「オーマイガー。私はこのレベルを打ち倒すことができません!!」とぎこちなく訳すのがお約束らしい。
更に情けなく意訳して「あれれぇ?難し過ぎてクリアできないぞぉ~?」となるパターンも。
最近ではこの下手くそなデモに加えて、上記のニッチなエロやホラー(グロ要素多め)、復讐モノ等と組み合わせた誰得すぎるハイブリッド広告まで出てきている始末。


<新聞やテレビとの違い>

まぁなんにせよ、こういう広告を見ているとだんだん「新聞広告やテレビCMって本当にまともだったんだな」という気分になってくるから不思議なものである。

新聞やテレビがネット広告と違うのは、広告を表示する枠が物理的に有限であること。新聞なら面積やページ数、テレビなら放送時間の縛りがある。
それだけ枠が希少なので広告を載せるための値段が高く、そもそも怪しい業者はそこでふるい落とされる。メディア側も変な広告を載せて信頼を失っていては損失が大きすぎるので、ちゃんと厳しい審査をするのだ。

一方、インターネットのページは事実上際限なく作ることができ、広告枠も無限に用意される。なのでまず広告枠がとにかく安く、怪しい業者がいくらでも入り込めてしまう。
また、広告枠1つのオークションもほぼ全て機械的・自動的に行われ、1分どころか1秒と経たずに完了し、それが世界中で毎秒何億回も繰り返されている。当然、生身の人間でしかないサイト運営者(あるいはGoogleなどの広告配信サービス)がこんな量を1個1個審査するなんて不可能。
さらにネット広告は掲載料欲しさに大した審査もせず、それ所か詐欺広告と分かってて通す事例が多く見受けられる。特にYouTubeやFacebookが顕著であり、海外で裁判も起こってるが一向に改善が見受けられない。
そうした巨大プラットフォームでは、「悪質広告の放置・加担がバレて訴訟になるコスト」よりも「詐欺広告からの収益」が圧倒的に上回っているせいで歯止めが効いていないの現状。



【広告への対策】

不快にしろそうでないにしろ、無差別に乱打された広告は(それが刺さらない利用者にとっては尚更)嫌悪感をもたらす。
広告収入で運営しているサイトにとっては維持管理のために必要なコストな事も多いが、それは広告嫌いの利用者の視点と同様、あくまでサイト側の視点に過ぎない。所詮は水と油の関係なのである。
このため、利用者の対処法は大きく分けて二択に絞られるだろう。
すなわち広告を受け入れるか、排するか、である。

  • 受け入れる
サイトの広告戦略にもよるのだが、閲覧者・利用者の情報を保持しているサイトの場合、ユーザーが意図的に求めている情報を提供する事で、不快な広告を排除できる可能性がある。
例えば、お取り寄せグルメ、アクセサリー、靴、大手旅行会社等、自分にとって無害で、許容範囲内で安全そうなバナー広告をわざと踏み、そのジャンルに興味がある事を示すという方法である。
ユーザーの情報がない場合、広告を打ち出す側は基本的に無差別・無制限に乱打してくる傾向にあるので、これを逆手に取ればエロ系広告や不快な美容広告の出現率を下げられる。
もちろん確実に上手くいくとは限らない。
利用者の情報に関する規約に同意している事、サイト側が情報を収集している事、収集した情報をもとに適切な広告を打ち出している事……など、様々なピースが噛み合ってなければ効果はない。

  • 受け入れない
ウェブブラウザなどに搭載されている広告表示のストップ機能や、端末に常駐して広告を排除してくれるソフト(通称・アドブロッカー)を導入する。
例えばブラウザはそれ自体が複数のライバルと争っている事もあり、広告に対する効果的な手段の有無は一つの武器となっている。
厳重・厳格なセキュリティ設定へと規制を強めれば、ある程度の広告の非表示が可能だ。
ただし、無料提供の代わりに出ている普通の広告まで無視するため、そのサイトが正常通りに動かない可能性もある。
健全に活用するならば、悪質なリンクや邪魔な配置のバナー程度に留めることを推奨する。
スマホのブラウザであれば「PC版サイトを表示する」オプションを使う*1といった方法がある。


<広告ブロッカー>

これは前述したアドブロッカーに代表される、悪質(とされる)広告をブロックするツールである。
主に拡張機能として早くから確立されたもので、その歴史は2000年あたりと、広告の進化と共に勢力を拡大してきた。

が、当然ながら広告を打ちたい企業側にとって広告ブロッカーは目の上のタンコブであり、しばしば訴訟の標的となった。

一応、2025年11月末現在において、広告ブロッカーは合法である。
もう少し踏み込むと、ドイツにて広告ブロッカーが合法である判決が出た後、2025年8月に別件で再審理に入った状況であり、今後覆る可能性はあるが、とりあえず今のところは合法といったところ。
これは「コンテンツ提供側が提示したソースコード(HTMLやCSS)にアドブロッカーが手を加えることは、独占的改変権と複製権の侵害だ」という主張であり、広告ブロッカー全体が違法かどうかを争っているわけではないが、ブラウザ開発者も含めた関係者が不安視している状況であり、利用者もどうなるか注目しておきたいところだ。


<JavaScript・CSS>

ウェブサイト上で表示する広告手法は、サイト管理コストの観点も含めて「動的なコンテンツ」が好まれる。
そして動的なコンテンツの表示は基本的にHTMLの領分でなく、JavaScript(JS)を利用している事が一般的である。
従って、該当するウェブサイトのJSの実行を許可しなければ、ほぼ確実に動的コンテンツが動作不能になる。

ただし、現代のオンラインコンテンツはもはやJSと切っても切れない関係にあり、許可しなければまともにサイト閲覧すらままならない。
Googleですら「JavaScriptを許可しろ」と警告を出すほどだし、アットウィキではopen/closeプラグインが機能せず、編集もまともに行えなくなる。
従って、JSを切る事はコンテンツが文章主体、それも動的要素のないワープロの文書みたいなサイトの閲覧ぐらいに限られ、かえって利便性を損なってしまう事も多い。まあ記事によってはJS切っても問題ないものもあるにはあるが
少なくとも、広告ブロッカーを捨ててまで採る選択肢ではないだろう。

CSSは主にウェブサイトのデザイン面を担当するコードである。
ユーザーCSS・カスタムCSSといった古くからある拡張機能によって、サイトの見た目を見やすくカスタムするという手段がある。
つまり、領域のデザインを丸ごと上書き非表示してしまえば多くの広告ごと非表示にできる。乱暴ではあるが効果は高い。
ただし、そもそもCSSのコードを追うのは(今ではデバッガー機能の向上によりやりやすくなったとはいえ)上級者向けに違いはない。
やっぱり広告ブロッカーを捨ててまで採る選択肢ではないだろう。


【広告の代わりになり得たかもしれない技術】

2017年秋から2018年にかけて、日本も含めた世界の一部ウェブサイトで流行っていた、広告を表示しなくて済む手法があった。それがマイニングスクリプトである。
サイトに広告がない代わりに、閲覧者の端末のCPU仮想通貨の処理(いわゆる「マイニング」)を行わせて、その報酬でサイト運営費を賄おうというもの。

悪質広告を一掃できる手段として注目されたが、設置サイトの多くが閲覧者の同意や許可を得ないでマイニングをやらせていたことが発覚し、日本だけでも数十人が検挙されてしまった。
これはマイニングスクリプトとして特に有名だった物の名を取って「Coinhive事件」と呼ばれている。
結果的に設置者たちは最高裁判所で無罪を勝ち取ったものの、(パソコンはともかく)スマホだと目に見えてレスポンスが悪くなって操作に支障をきたすのと、そもそもブラウザ上でマイニングをやらせても電力効率が悪すぎたために、手法としては結局廃れてしまった。
またCoinhive自体についても、マイニングをしていた仮想通貨(Monero)が暴落したせいで、裁判の終結を待つことなく2019年にサービス終了となっている。



追記・修正は漫画広告に突撃し、購入したことのある方がお願いします。

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最終更新:2025年12月04日 17:54

*1 これで画面追従バナーは消すことができる。