四谷くんと行く台湾旅行記第2回、2日目の朝ごはんと佛光山への旅路をご紹介。
大学院の時に、知人が「台湾の南部に、信じられないくらいでかいお寺があった」と、

こういう写真を見せてくれました。
あまりのスケールに電撃が走ったそのときから、私は「いつか絶対に行ったるねん」の気持ちを持ち続けてきました。
ついに足を踏み入れる、そんな台湾旅行2日目がスタートです。
~2日目~
●朝ごはん 11:00-13:30
ホテルの近くにある朝ごはん屋「包手」へ向かう。
四谷くんが昨日の興中夜市で「葱油餅」が気になったようで、食べたいとアピールしてくる。食べればいいと思う。
途中、廟があったのでお参りする。

なっがい線香をそれぞれの炉に立てていくのだが、7つくらいあって順番が難しい。
管理人のおじさんが、ぶっきらぼうながらに次の炉を示してくれた。
無事お参りをして、私が「拝拝(ばいばい。byebyeの意味)」と言うとおじさんが「拝拝」と返した。
台湾では店員さんなどに割と気軽に「拝拝」と言うのだが、それを初めて見た四谷くんが、「ぞんざいな感じのおじさんやったのに、バイバイって挨拶してくれてかわいかった」と感想をもらした。
店に着く。

ソースなどを取りに行く私を四谷くんが遠くから激写

私は米漿(ミーチャン お米のジュース)と玉米蛋餅(ユーミータンピン とうもろこしのお好み焼き)を注文。四谷くんは咖啡牛奶(カーフェイニョウナイ コーヒー牛乳)と葱油餅(ツォンヨウピン)。

尻ポケットをごそごそする私の写真を四谷くんが撮ってくれていた。撮らなくていい。
はじめて米漿(お米のジュース)を飲んでみた。飲んだことないのに、「懐かしい」という感想が出た。四谷くんも同じ感想だった。「国民の田舎」である。
玉米蛋餅がめちゃくちゃおいしかった・・・。別の台湾好きの友達が、会うたび「蛋餅はおいしい」と唱えているが、その気持ちが痛いほどわかった。
朝ごはん中、外をボーっと見ていると、

四谷くんが「ヤシの木の下に、ヤシの実落下防護柵があるね」と教えてくれた。
あとリスもいた。
●佛光寺へ向かう 10:00-11:00
いよいよ佛光寺へ向かう。美麗島駅から鳳中國小駅というところまで行って、そこからシャトルバスに乗り換える算段。
電車の中で、四谷くんが「中文にしりとりってあるの?」と聞いてきたので、「接龍っていう漢字をつなげるしりとりがあるよ」と答える。ためしに、日本語の漢字の熟語でやってみる。
3回ほどラリーが続いたところで、
唐沢「面目躍如」→四谷「・・・」
終わる。
スマホで調べて、「あー『如意棒』あるかー」となったので再開。
四谷「如意棒」→唐沢「棒棒鶏はだめ?」→四谷「中文やからだめ」→唐沢「・・・」
終わる。
スマホで調べて、「あー『棒人間』があるかー」となったので再開。
唐沢「棒人間」→四谷「・・・」
終わる。
なんかすごく難しかった。
鳳中國小駅で降りて、四谷くんがトイレに行く。四谷くんのトイレは長い。
バスの時間が迫ってくる。LINEで四谷くんをせかす。
バス停に行くと、まだバスは来ていなかったが、グーグルの乗換案内と時刻表の時間が違っていて肝を冷やした。乗換案内のほうが早めだったからよかったものの・・・
バスが到着。悠遊カードがパッと出せなくてみんなを待たせてしまう。申し訳なかった。何なら今でも申し訳ない。
バスがどんどん郊外に行くにつれて、車・バイク屋が多くなり、次に家具屋が多くなり、最後は工場が多くなっていった。日本と大体一緒のグラデーション。
●佛光寺に到着 11:00
1時間ほどしてバスが着く。
外から見て、佛光山の全体が全くつかめない。なんだなんだ。

降りて即この味わいの看板。これまた全体をつかめない。

ちゃんとした地図があった。
今いるのは右下の細長いオレンジの部分。
実は、この全体図は一部分で、左上にもっと引きの地図があるのがわかるだろうか。3つの巨大施設がつながっているのだ。
四谷くんに、「ごめん、ここ19:00閉場なんやけど、最後までおっていい?」と了承を得る。

門に向かって長い回廊を歩いていくと、

すでに巨大仏が見える。

途中、半跏踏み下げ姿勢の観音の池があった。
真ん中に鐘がある。四谷くんがコインを2枚投げて、2枚目がヒット。「カーン」と鳴った。やや軽めの音だった。

門に到着。
中に入ると、

虎と仲のいい禅僧の豊干がお出迎え。

茂みに龍をあやつる羅漢もいる。

なんか観音の離れ小島がある。

飛天の街灯。
門に入って20mくらい進んだだけなのに、気になるものがあふれすぎている。これ、最後まで見切れるのか、そんな不安に包まれる。

大きな不二門が。
階段をのぼっていくと、

脇に羅漢がめっちゃいる。
四谷くんがこれを見て、「一斉に茂みから立ち上がった瞬間みたい」と言っていた。

立派な盆栽!
台湾の盆栽は日本のものの10倍くらいある。
門をくぐると、

まだまだ羅漢!

真似したくなるポーズの人もいる

真似したくなるポーズの人もいる②
まだ建物にひとつも入っていないのに、「このスペースで何時間も楽しめる」というそぶりをする私に気づいたのか、四谷くんが積極的に歩を進める。ペースメーカーをしてくれてありがたい。
佛光山はまだはじまったばかり・・・!
星雲大師の記念館で、教徒の方から丁寧な解説をうける!
「菜食主義」の教義を説明してもらったあとに、「え、福岡県行ったんですか?豚骨ラーメン食べました?」という愚問をしてしまう!

美術館には白い仏像がずらりと並び、合わせ鏡となった魅惑の空間が・・・!
この調子で書いていくと、旅行記が全8回くらいになる予感!それでも書きたいというこの気持ち!
次回をお楽しみに・・・
大学院の時に、知人が「台湾の南部に、信じられないくらいでかいお寺があった」と、
こういう写真を見せてくれました。
あまりのスケールに電撃が走ったそのときから、私は「いつか絶対に行ったるねん」の気持ちを持ち続けてきました。
ついに足を踏み入れる、そんな台湾旅行2日目がスタートです。
~2日目~
●朝ごはん 11:00-13:30
ホテルの近くにある朝ごはん屋「包手」へ向かう。
四谷くんが昨日の興中夜市で「葱油餅」が気になったようで、食べたいとアピールしてくる。食べればいいと思う。
途中、廟があったのでお参りする。
なっがい線香をそれぞれの炉に立てていくのだが、7つくらいあって順番が難しい。
管理人のおじさんが、ぶっきらぼうながらに次の炉を示してくれた。
無事お参りをして、私が「拝拝(ばいばい。byebyeの意味)」と言うとおじさんが「拝拝」と返した。
台湾では店員さんなどに割と気軽に「拝拝」と言うのだが、それを初めて見た四谷くんが、「ぞんざいな感じのおじさんやったのに、バイバイって挨拶してくれてかわいかった」と感想をもらした。
店に着く。
ソースなどを取りに行く私を四谷くんが遠くから激写
私は米漿(ミーチャン お米のジュース)と玉米蛋餅(ユーミータンピン とうもろこしのお好み焼き)を注文。四谷くんは咖啡牛奶(カーフェイニョウナイ コーヒー牛乳)と葱油餅(ツォンヨウピン)。
尻ポケットをごそごそする私の写真を四谷くんが撮ってくれていた。撮らなくていい。
はじめて米漿(お米のジュース)を飲んでみた。飲んだことないのに、「懐かしい」という感想が出た。四谷くんも同じ感想だった。「国民の田舎」である。
玉米蛋餅がめちゃくちゃおいしかった・・・。別の台湾好きの友達が、会うたび「蛋餅はおいしい」と唱えているが、その気持ちが痛いほどわかった。
朝ごはん中、外をボーっと見ていると、
四谷くんが「ヤシの木の下に、ヤシの実落下防護柵があるね」と教えてくれた。
あとリスもいた。
●佛光寺へ向かう 10:00-11:00
いよいよ佛光寺へ向かう。美麗島駅から鳳中國小駅というところまで行って、そこからシャトルバスに乗り換える算段。
電車の中で、四谷くんが「中文にしりとりってあるの?」と聞いてきたので、「接龍っていう漢字をつなげるしりとりがあるよ」と答える。ためしに、日本語の漢字の熟語でやってみる。
3回ほどラリーが続いたところで、
唐沢「面目躍如」→四谷「・・・」
終わる。
スマホで調べて、「あー『如意棒』あるかー」となったので再開。
四谷「如意棒」→唐沢「棒棒鶏はだめ?」→四谷「中文やからだめ」→唐沢「・・・」
終わる。
スマホで調べて、「あー『棒人間』があるかー」となったので再開。
唐沢「棒人間」→四谷「・・・」
終わる。
なんかすごく難しかった。
鳳中國小駅で降りて、四谷くんがトイレに行く。四谷くんのトイレは長い。
バスの時間が迫ってくる。LINEで四谷くんをせかす。
バス停に行くと、まだバスは来ていなかったが、グーグルの乗換案内と時刻表の時間が違っていて肝を冷やした。乗換案内のほうが早めだったからよかったものの・・・
バスが到着。悠遊カードがパッと出せなくてみんなを待たせてしまう。申し訳なかった。何なら今でも申し訳ない。
バスがどんどん郊外に行くにつれて、車・バイク屋が多くなり、次に家具屋が多くなり、最後は工場が多くなっていった。日本と大体一緒のグラデーション。
●佛光寺に到着 11:00
1時間ほどしてバスが着く。
外から見て、佛光山の全体が全くつかめない。なんだなんだ。
降りて即この味わいの看板。これまた全体をつかめない。
ちゃんとした地図があった。
今いるのは右下の細長いオレンジの部分。
実は、この全体図は一部分で、左上にもっと引きの地図があるのがわかるだろうか。3つの巨大施設がつながっているのだ。
四谷くんに、「ごめん、ここ19:00閉場なんやけど、最後までおっていい?」と了承を得る。
門に向かって長い回廊を歩いていくと、
すでに巨大仏が見える。
途中、半跏踏み下げ姿勢の観音の池があった。
真ん中に鐘がある。四谷くんがコインを2枚投げて、2枚目がヒット。「カーン」と鳴った。やや軽めの音だった。
門に到着。
中に入ると、
虎と仲のいい禅僧の豊干がお出迎え。
茂みに龍をあやつる羅漢もいる。
なんか観音の離れ小島がある。
飛天の街灯。
門に入って20mくらい進んだだけなのに、気になるものがあふれすぎている。これ、最後まで見切れるのか、そんな不安に包まれる。
大きな不二門が。
階段をのぼっていくと、
脇に羅漢がめっちゃいる。
四谷くんがこれを見て、「一斉に茂みから立ち上がった瞬間みたい」と言っていた。
立派な盆栽!
台湾の盆栽は日本のものの10倍くらいある。
門をくぐると、
まだまだ羅漢!
真似したくなるポーズの人もいる
真似したくなるポーズの人もいる②
まだ建物にひとつも入っていないのに、「このスペースで何時間も楽しめる」というそぶりをする私に気づいたのか、四谷くんが積極的に歩を進める。ペースメーカーをしてくれてありがたい。
佛光山はまだはじまったばかり・・・!
星雲大師の記念館で、教徒の方から丁寧な解説をうける!
「菜食主義」の教義を説明してもらったあとに、「え、福岡県行ったんですか?豚骨ラーメン食べました?」という愚問をしてしまう!
美術館には白い仏像がずらりと並び、合わせ鏡となった魅惑の空間が・・・!
この調子で書いていくと、旅行記が全8回くらいになる予感!それでも書きたいというこの気持ち!
次回をお楽しみに・・・
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