AIで爆速ゲーム開発
以前自分がひとりでやっていた遊びをブラウザゲームにします。
使用するのはbase44というノーコードプログラミングツールです。
現在の完成形はこんな感じです。
自分で遊びたいゲームを自分で開発しました。#ノーコード https://t.co/E1MT0yrFA3 pic.twitter.com/98Dx3UzV7n
— 麦.pptx (@park_Tivoli) November 14, 2025
1.ゲームの概要を記載する
今回はシンプルなゲームなので、下書きしたテキストをそのまま貼り付けます。ここまで具体的に書く必要さえありません。
細かい仕様が決まっていなくても後から手を加えられるので、とりあえず大枠を作成することをおすすめします。
すると、AIが計画を返してくれます。21秒しかかかっていません。
重要なお知らせ!なるほど、たしかにbase44で作ったゲームは頻繁にタイムラグが発生するので、あらかじめ教えてくれたんですね。しかし早押し式の得点システムではないので問題ありません。
2.たたき台ができる
次の瞬間、もうデザインも構成も実装されたページがあっというまに書き出されました。5分とかかっていなかったと思います。
ただ、なぜかルーム作成ができなかったので修正指示を出します。
修正が完了し、通常のブラウザとシークレットブラウザ、一人二役でゲームをテストします。きちんとルームIDも機能しています。
3.修正する
原因までわからなくても、指示を出さなくても、困っていることを書けば直してくれます。
細かいことは注文せずとも、ちゃんと親は親の、子は子の画面になりました。
スマホのは縦に、PCの場合は横にカラム並ぶのも、何も指定せずとも勝手に汲んでくれました。
テストプレイをしていると、もっとやりたいことが明確になってきます。「市販の・既存のゲームなら、このタイミングでこれが出るはず」という差異が見つかってきます。例えば、「今何問目かがわかりにくいのはストレスだ」とか、「スマホでフリック入力する15秒とPCでタイピングする15秒は違うな」とか。世に出ているものはこんなに考え抜かれているのかと、気づきがざくざくで面白いです。
練習モードの修正指示|1回目
➀採点機能の追加
AIの回答との差分をもとに採点してください。
・まったくかすっていない・誤っている…0点
・単語が含まれている…1点
・文章の形になっていて概ね合っている…2点
②ゲームの区切り
5問終わった時点で点数を集計し、改めて1~5問目の模範解答と自分の回答と点数をまとめて見せてください。
③全体における現在地の表示
今、5問目中何問目を解いているかをわかるように見せてください。
④難易度の設定に秒数の選択肢を追加
ボキャブラリモード(簡単・普通・難しい)を選んだあと、秒数を15秒・25秒・35秒から選べるようにしてください。
AIと会話していると、自分の出す指示も自然と箇条書き化されていきますね。
練習モードの修正指示|2回目
会社でテストプレイをしてもらったら、ゲムマ出店経験のあるメンバーから「SNSで拡散したくなるしくみがあると良い」というフィードバックをもらいました。
そこで、結果を画像書き出しできるようにしました。
スコアを保存
…お題と説明と点数が書き出せる。
クイズを保存
…お題が隠された状態で、あいまいな説明が並んだものをクイズとしてシェアできる。
まさにこんな感じ!あとはデザインを整えれば!
しかし、これが最大の泥沼にはまりまして…
いくら直しても直らない。テキストをボックスの真ん中にして、もう少し均等にバランスを取るだけのことが一向にかないません。
もし自分にプログラミングの知識があれば手書きで直せるのでしょうが、全てAIで作成しているためどこを直せばいいかわからないのです。
しかしせっかくなので、しばらくこの修正を頑張ってみます。
ともかく、素人でもゲームが作れた
自分は言葉の定義や、人がそれぞれ最初に想像する認識の齟齬に興味があります。なので、普通に一人で電車を待ってるときに自分で遊んだりしています!
このゲーム遊んでみたいという方がいたらぜひお声がけください!
同時進行でもう1本、インテリパーティーゲームも作成中です。学びが多かったので、また記事にします。


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