トランプ氏、バイデン氏の「自動署名文書」を全面無効化へ
[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、バイデン前大統領がオートペン(署名機)を使って署名したとされる恩赦を含む文書を全て無効とする方針を示した。 交流サイト(SNS)に、「『恩赦』『減刑』、あるいはその他同様の方法で署名された法的文書を受け取った者に対し、当該文書は完全に無効であり、いかなる法的効力も持たないことを通知する」と投稿した。 バイデン氏が恩赦への署名にオートペンを使用したかどうかは明らかになっていない。 トランプ氏との支持者らは、バイデン氏が大統領在任中にオートペンを使用したため恩赦などの行為は無効だと主張している。また、バイデン氏がオートペンによる署名に関与していなかったとも主張している。しかし、これらの主張は根拠がなく、歴代の大統領もオートペンを使用している。