JR東海の病院に賠償求め遺族提訴 不整脈のカテーテル治療で出血死
嶋田圭一郎
JR東海が経営する名古屋セントラル病院(名古屋市中村区)の循環器内科で2023年10月、不整脈の50代女性患者が心臓カテーテル治療を受けた後、出血性ショックで死亡した医療事故を巡り、遺族が2日までに、JR東海に約6930万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴した。JR東海は「訴状が届いておらずコメントできない」としている。
女性は不整脈の発作性心房細動と診断され、同年10月24日午後、「クライオアブレーション」と呼ばれる心臓カテーテル治療を受けたが、同27日未明、院内で出血性ショックで死亡した。
訴状や遺族によると、担当医は治療の際、カテーテルの器具を挿入する際、女性の右足の付け根の動脈を損傷した。女性は約4時間の治療を終えた後も病室で出血が続き、何度もショック状態の所見がみられたが、死亡するまで、圧迫止血と血圧を上げるノルアドレナリンの投与が続けられただけだったという。
遺族側は、病院には、止血の…