あなたってバカじゃないです。バカじゃないしキモくもない、ただタイミングを1箇所間違えただけの可愛いくて素直な人です。吹っ切れなくていいです。その人への気持ちを馬鹿にしたり揉み消したりしないでください。そしてどうかその熱量をもってもう一度、学術の世界に足を伸ばしてくれませんか。時間もお金も酷く奪われますが、今の熱量のまま突き進めばどこまででも遠くに行けます。もしかしたらその先でその人を見付けられるかもしれない。同じ言葉を使って対等に渡り合えるかもしれない。あまつさえあなたの意見に「確かに」と興味を持ってくれるかもしれない。あなたは今、莫大な自由の中に居ます。
“興味がある”って財産です。“好き”も財産です。その気持ちがあるだけで、今あるあなたを丸ごと作り替える程のエネルギーを生み出せるからです。
勉強ってずっと自由への架け橋でした。私の場合ですが。新しい知見や考え方は、また1つ自分のものになるたび真っ暗な脳内世界をぽつぽつと照らし、やがて大きな地図を浮かび上がらせました。その中を自由に歩いてひとつひとつの物事をよく眺め、あらゆる学問を引用して好きに解釈し直すことは、私にとってこれ以上ない贅沢でした。
時にその場に大事な人を招き、好きな場所まで道案内をしたり、知らない道を一緒に開拓したりも出来ます。勉強ってそういう、自分だけの幸福を手にする入口になります。そしてなにより、この地図は誰にも奪われない。あなたもその男性の、“その人だけの地図や脳内世界”に憧れた節はありませんか。
もしその可能性を完全に否定出来なかったなら、是非に試して欲しいことがあります。その男性の学術分野の本を買って読んだり、YouTubeで似た領域の動画を見ることです。最早興味は持てなくてもいいです。その男性にもし次会えたら何を聞こうか、その素材集めだとでも思ってください。
些かお節介で洒落臭い、私自身の大卒というポジショントークの枠を出ない言葉しか選べず恐縮ですが、あなたの今居る環境や諦めが本当に勿体なく思えたので“唆す言葉”を一生懸命考えました。だってあなたは馬鹿じゃないからです。
最後に、漫画家の雨瀬シオリさんの作品が私は好きでよく読むのですが、「ここは今から倫理です」という作品があります。時間があったら是非読んでみて欲しいなと思いました。特に第1話を推したいです。ケースは違えど、なんとなく近い気がしたので(読んでみて不快な気持ちにさせてしまったらごめんなさい)
私から選べる言葉は以上になります。
良い夜を
nono