転生した兄弟姉妹、透き通る世界に転移する   作:五式荒鷲 

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プロローグだけで約三話分の文字量(予定)になることある?


本編
プロローグ………ぐらい自重しろ!(前編)


 ガタンゴトンッ ガタンゴトンッ

 

 規則的な振動で男性用スーツを来た少女は目を覚ます。そこは電車の中で、座席にもたれ掛かりながら寝ていたようだ。少女は、俯きながらボヤけた視界を目を擦って治す。

 

「……私のミスでした」

 

 突然、少女の目の前から声が聞こえてくる。顔を上げると、向かい側の座席に口と脇辺りから出血したのか、肌を伝うように流れた血で制服の一部を赤黒く染めた女性がいた。女性はなおも話し続ける。

 

「私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて…………今更図々しいですが、お願いします。“先生”」

 

“先生”

 

 その言葉を聞いた少女の頭がズキンッと激痛が走る。痛みが走った側頭部を手で押さえ、少女は顔を顰める。

 

「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから。ですから………大事なのは経験ではなく、“選択”」

 

“選択”

 

 再び少女の今度は反対側の側頭部にさらに激しい激痛が走る。痛みで目に涙を浮かべながら、両側の側頭部を両手で押さえて俯く。

 

「あなたにしかできない選択の数々」

 

 ズキンッズキンッと頭に激痛が走る少女。少女は痛みで涙を流しながらも“何か忘れている”と何故かそう思ってしまう。

 

「責任を追う者について、話したことがありましたね。あの時の私には分かりませんでしたが………今なら理解できます。大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択」

 

 少女は痛みに耐えるのに必死だが何故か、女性の話は頭の中に入ってくる。

 

「それが意味する心延えも、………。ですから、先生。私が信じられる大人である、あなたになら、この捻れて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を………そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです」

 

 少女は徐々に痛みが薄れるのと同時に、視界がボヤけてくる。

 

 

 

「だから先生、どうか………」

 

 

ドクター

 

 

 少女、“先生”は女性の言葉を最後まで聞くこと無く、意識を失った。

 

 

 

 

 

「先生」

 

 声が聞こえてくる。

 

「先生、起きてください」

 

 声が聞こえ、肩を揺すられる。

 

「先生!!」

 

 大声で呼ばれ、肩を強く揺すられて自分の事だと認識して“先生”は目を覚ます。

 

「あ、はい!………はい?」

 

「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。なかなか起きないほど熟睡されるとは………夢でも見られていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください」

 

「は、はい」

 

「それではもう一度、あらためて今の状況をお伝えします」

 

 先生は寝ていたソファーに姿勢を正して座りながら聞いていたが訳が分からない状況に混乱するも、現状を説明してくれるとの事ですぐに目の前の女性の話に耳を傾ける。

 

「私は七神リン、学園都市“キヴォトス”の連邦生徒会所属の首席行政官です。そしてあなたはおそらく、私達がここに呼び出した先生………のようですが」

 

「ん?先生の、よう?」

 

「ああ、推測系でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです」

 

「えぇ……」

 

「………、混乱されていますよね、分かります。こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今は取り敢えず、私についてきてください。どうしても、先生にやっていただかなくてばいけないことがあります」

 

「それって、どういう?」

 

「………学園都市の命運をかけた大事なこと、と言うことにしておきましょう」

 

 そう言ってリンは踵を返して歩き出す。先生も立ち上がってリンの後ろについていく。

 

 先生はリンと共にエレベーターに乗って下に降りていく。そして、エレベーターのガラスの向こうには川を挟んでたくさんのビル群が建ち並ぶ大都市が広がっていた。

 

「“キヴォトス”にようこそ、先生」

 

 あまりの大都市に圧倒されている先生に、リンは手を外に向けながら話し始める。

 

「キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です。これから先生が働くところでもあります。きっと先生がいらっしゃったところとは色々なことが違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれません」

 

 それを聞いて先生は自分がどこで生まれ、どこで生活していたのか“思い出せない”ことに気付く。

 

「でも、先生なら心配しなくてもいいでしょう。あの連邦生徒会長が、お選びになった方ですからね………それは後でゆっくり説明するとして」

 

 リンはそう言うと、ちょうどエレベーターが指定した階に到着する。エレベーターのドアが開くと、その階のフロアはざわざわと話し声が聞こえてくる。何人かの生徒が忙しなく走り回ったり、問い詰める生徒に対応していた。

 

「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!」

 

 問い詰めていた生徒の一人がこちらに気付いて近付いてくる。

 

「うん?隣の方は?」

 

「首席行政官。お待ちしておりました」

 

 その後ろからもう一人、やってきて話しかけてくる。生徒とは思えない体型に先生は思わず小声で叫んでしまう。

 

「デェッ!」(小声)

 

「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています」

 

 さらにその後ろから別の生徒が話しかけてくる。

 

「ああ、面倒な人たちに捕まってしまいましたね」

 

 リンはそう言って面倒くさそうに三人に対応し始める。その間、先生は頭を振って深呼吸し、今の自分について考える(唐突)。

 

 自分の名前すら思い出せないが、唯一思い出せるのが“黙示録”と言う言葉。その前にも何か付いていたように思った先生は、目を瞑って何とか思い出そうとする。

 

「この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです」

 

「え?」

 

 考え事をしてた先生が突然、呼ばれて動揺する。

 

「!?」

 

「!」

 

「この方が?」

 

 三者三様の反応を見せる。先生は取り敢えず挨拶して、三人の内の一人が荒っぽく自己紹介をする。その後、リンから先生が連邦生徒会長から連邦捜査部“シャーレ”の顧問として招聘されたことを告げられる。

 

「シャーレの部室はここから約30㎞離れた外郭地区にあります。今は何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に“とあるもの”をお持ち込んでいます。先生をそこにお連れしなければなりません」

 

 あまりの多大な情報量に先生が処理しきれず、目を回している中、リンはどこからかスマホのような端末を取り出し、ボタンを押すとホログラムが投影される。

 

「モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど」

 

『シャーレの部室?……ああ、外郭地区の?そこ、今大騒ぎですけど?』

 

 ホログラム越しのモモカの話によると、矯正局から脱走(脱出)した停学中の生徒と不良の生徒達がそのシャーレの部室があるビル周辺で暴れてるとの事。それだけでなく、周辺を焼け野原にして巡航戦車まで手に入れて使用してるとモモカはリン達に伝えた。

 

『まあでも、とっくにめちゃくちゃな場所なんだから別に大したことn、あっ!先輩、お昼ごはんのデリバリーが来たから、また連絡するね!』

 

 ブツンッとホログラムが消えて通信が終わる。

 

「………、…………ッ!」

 

「だ、大丈夫?」

 

 手にしたスマホ?を握り締めるリン。先生は心配そうに声をかける。

 

「だ、大丈夫です。少々問題が発生しましたが、大したことではありません」

 

 そう言ってリンは深呼吸すると、目の前にいる三人に目をやり、ニヤリと笑う。

 

「な、なに?どうして私達を見つめているの?」

 

「ちょうどここに各学園を代表する、立派な暇そうな方々がいるので、私は心強いです」

 

「……えっ?」

 

「あっ(察し)」

 

「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう」

 

 リンは三人の有無も聞かずに歩き出す。三人と先生は戸惑いながらもリンについていった。

 

 

 

~移動中~

 

 リンが運転する高機動車(っぽい車両)に乗って戦場に向かう三人と先生。その道中、残り二人の自己紹介を受けて先生は改めて自己紹介する。しかし、すぐに先生の目からハイライトが消えていく。

 

「先生、どうかなされましたか?」

 

「いや、そのぉ~……」

 

 先生の顔を心配そうに覗き込むハスミ。高機動車が揺れる度に同じく揺れる胸を見て完全に先生の目が死ぬ。

 

「………大人のはずなのに、何でこんな貧相な体してるだろうなぁ、って」

 

「そ、そうでしょうか?」

 

「羽川さんみたいに背も高くなければ胸も大きくないし」

 

 そう言って自分の体をペタペタ触る先生。

 

「そ、そんなことないですよ!知り合いが言うには『貧乳はステータスだ!希少価値だ』って言ってたし!それに貧乳は感じやすいって言いますから!」

 

 それを聞いた先生は少しの間、呆然としていたが顔を徐々に赤らめると両腕を組むようにして胸を隠す。

 

「早瀬さんって、“そういうこと”よくするの?」

 

「え?………あ(察し)。いやいや!そういうことじゃなくて!!」

 

「ユウカさん……」

 

「………(ドン引き)」

 

 必死に弁明しようとするユウカを見てハスミは少し引き、隣に座っているチナツはドン引きして少し距離を取る。

 

「本当、違いますから!」

 

「もうすぐで着きます!さっさと準備してください!」

 

 赤面になりながら弁明しようとするユウカだったが、リンの言葉に各々自分の愛銃を手に取って準備する。ユウカももどかしそうにしながら準備し始めた。

 

 

 

~シャーレ・オフィスビル周辺~

 

 ショーレの部室があるビルの約1km手前で降りた先生と四人(助手席にいたスズミも同行)は、徒歩で道路を進むがすぐに暴れている不良達から攻撃を受ける。

 

「なんで私達が不良達と戦わないといけないの!!」

 

「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部屋の奪還が必要ですから」

 

 ユウカの嘆きにチナツが少し離れた物陰に隠れながら答える。

 

「分かってるけど!これでも私、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!なんで私が」

 

 言い終わる前に、ユウカの頭に1発、体に数発の弾丸が当たる。それを見た先生はすぐにユウカを引き倒す。

 

「ダメッダメ!!」

 

「ちょっ!先生!」

 

 先生はすぐに倒れたユウカに馬乗りになって髪を掻き分けて被弾部を確認するが、掠り傷を負っただけだった。

 

「か、掠り傷……直撃したのに?」

 

「せ、先生!と、取り敢えず降りて!」

 

「あ、ご、ごめん」

 

 先生はユウカから降りると、弾丸が頭部に直撃したのに掠り傷で済んでいることに困惑する。それを隣で見ていたハスミが先生の疑問に答える。

 

「先生、私達キヴォトス人は銃弾に当たっても掠り傷程度で済みます。頭部に数発受けても気絶するだけなんです」

 

「そ、そうなんだ。よかったぁ……」

 

 ハスミの答えを聞いて理由が分かった先生は安心して泣いてしまう。しかし、銃声は泣き声をかき消すほど増していく。

 

「クッ!数が多すぎます!このままでは!」

 

 大破した車の影に隠れて銃撃を受けているスズミが叫ぶ。攻めあぐねているみんなを見て先生は涙を拭うと覚悟を決める。

 

「スズミ!閃光手榴弾(フラッシュバン)何個ある!」

 

「えっ!えっと、6個です!」

 

「了解!他は!何か持ってる!」

 

「あ、私はシールド!十数秒しか持たない試作品だけど!」

 

「私は医療キットを!」

 

「私は、何も……」

 

 先生の問いにユウカ、チナツ、ハスミが順に答える。

 

「分かった、今から私が戦術指揮を執ります!全員、リロード!」

 

 先生を有無を言わせぬ発言に全員が言う通りにマガジンを交換する。交換が終わるのを見て先生は次の指示を出す。

 

「ユウカ、敵の内訳は!」

 

「はい!…………アサルト8人、SMG14人、ショットガン18人、ガトリング4人です!」

 

「了解!スズミの閃光手榴弾起爆後にユウカとスズミとチナツは近距離にいる不良を!ハスミは後方にいるガトリングを優先して撃て!」

 

「「「「了解!」」」」

 

「スズミ!閃光手榴弾投擲用意!目標、正面にいる不良集団の手前!できる!」

 

「できます!」

 

「了解!私の合図で投擲して!」

 

 スズミは頷いて、閃光手榴弾を一つ取ってピンを抜いていつでも投げれるようにする。先生はタイミングを見計らって指示を出そうとするが、地面が僅かに振動していることに気が付く。

 

 後ろを振り向くと、中世の鎧のような姿をしたロボット?が立っていた。手には大砲のような物を手にしている。そして、その大砲が火を吹く。視認できるほどの速度で飛ぶ物体が先生達の方へ飛んでくる。

 

「先生!」

 

 いち早く気付いたハスミが愛銃を手放して先生に覆い被さる。他の三人は気付くのが遅れてただその行く末を見守ることしかできない。

 

 しかし、先生達にその物体が落ちることはなかった。代わりに不良達のいる場所に落下する。

 

ドゴォンッ!

 

 爆発音が鳴り響き、数人の不良が吹っ飛ぶ。それを確認したロボット?は大砲を連続で撃ち出し始める。

 

ドシュドシュドシュドシュドシュッ!

 

ドゴォンドゴォンドゴォンドゴォンドゴォンッ!

 

 爆発音が鳴り響く度に数人の不良が吹っ飛んでいく。ロボット?が大砲を撃ち終わる頃には、数人しか立っていなかった。

 

「ちょっとごめんよ」

 

「え?」

 

 すると、チナツが隠れていた物陰の近くの路地から特殊部隊員のような防護服に油圧装置等を組み込んだ物を着た人物が、グレネードランチャーを手にしながら現れるとチナツの膝立ちになってグレネードランチャーを撃つ。

 

ポンッ…………バンッ、ドドドドドドゴォンッ!

 

 放たれたグレネードが空中で起爆すると、小さいグレネードが飛び出して倒れて気絶している不良達を巻き込んで立っている不良達を吹き飛ばす。

 

 特殊部隊員?は、あと五回立っている不良達に向けてグレネードを撃つと、シャーレのある建物まで一直線の道路の数百m圏内全ての不良達を掃討してしまう。

 

「RG-6は看板だ。そっちは?」

 

「マーシーも看板だ。次はこいつで行進射撃(マーチングファイア)をやる」

 

 特殊部隊員?がいつの間にか先生のすぐ後ろに来ていたロボット?に聞き、ロボット?はマシンガンを手にしていた。

 

「ボス!早すぎます!」

 

「リーダー!早いって!」

 

 先生達からワンブロック後ろの十字路の角から、四人ずつの部隊が現れてロボット?と特殊部隊員?の元に集まる。

 

「よし、全員いるな。と、その前に」

 

 ロボット?のような人物が先生に近付くと、少し手前で止まる。

 

「俺の名前はクーリエ。知り合いからは“運び屋”と呼ばれている。そっちにいる防護服にメカメカしい装備を身に付けてる奴がスタルカーのロナーだ。で、本題だがあんたらの手助けをしたい」

 

「………報酬は?」

 

「んなもん後回しでいい。先に言っとくが報酬に無理難題を提示するつもりもない。受けるか?」

 

 そう言って運び屋は鎧の手を差し出す。先生は一瞬迷ったが、運び屋の手を握る。

 

「よろしく頼む、運び屋」

 

「よし!なら、こっちから一人あんたの指揮下に入れる。AS-1!来い!」

 

「は!」

 

 運び屋が呼ぶと、後ろにいた一人が駆け足でやってくる。

 

「こいつの名前はサオリだ。サオリ、今からこの先生の指揮下に入って指示に従ってくれ」

 

「Yes,Boss!」

 

「よろしく、サオリ」

 

「よろしくお願いします、先生」

 

 先生とサオリは共に握手を交わす。それを見た運び屋はスタルカーに声をかける。

 

「スタルカー、あとは手筈通りに」

 

「オーケー!LH-1、2は運び屋の後ろに付け!LH-4は向かいの建物の屋上へ!LH-3は俺とこの建物の屋上から援護射撃を行う!」

 

「「「「了解!」」」」

 

「AS-4はLH-4と共に同じ建物の屋上で援護射撃!AS-2、3は俺の真後ろにピッタリ付いてこい、離れるなよ!」

 

「「「Yes,Boss !」」」

 

 スタルカーと運び屋はお互いの生徒に指示を出し、それぞれの役目を全うするため最終準備を始める。

 

 スタルカーは位置に付くと、RG-6から持ち変えたSV-98のボルト軽く引き、薬室に初弾が装填されていることを確認するとボルトを押し戻す。

 

「リーダー、準備オーケーです」

 

 隣で同じ作業をしていたSVDを手に持つLH-3が答える。

 

『こちらLH-4、準備完了』

 

「よし!運び屋達が動くまで待機!」

 

 スタルカーは無線で指示を出し、地上にいる運び屋が行動に移るのを待つ。

 

 運び屋はM60のチャージングハンドルを引いて初弾を薬室に送り込む。そして、後ろにAS-2、3とLH-1、2がいることを確認する。

 

「準備はいいか!」

 

「「OK !」」

 

「問題ねぇ!」

 

「だいじょぉぶ!」

 

 アリウススクワッドはいつものように、ロナースクワッドは背負っている“盾”を軽く叩いて各々、個性的な返事をする。

 

「先生!俺等は道路のド真ん中を突っ切る!先生達は左右から前線を押し上げてもらいたい!」

 

「分かった!ユウカ、スズハは左側面へ!サオリとハスミは右側面に展開!チナツは、申し訳ないけど私の護衛に!」

 

「「「「了解!」」」」

 

「先生は必ず守ります!」

 

 先生の指示で指揮下の生徒が動いて最終準備が整う。

 

「よっしゃぁ!不良共に目にもの見せてやるぞぉ!」

 

「「「「「「「「オォォォォォォォォッ!!!」」」」」」」」

 

 運び屋とスタルカーの生徒達の雄叫びを合図に、運び屋はM60を構えながらシャーレのビルに向かって歩き始めた。




後半へ続く!
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