捕鯨母船が山口・下関に帰港 ナガスクジラなど238頭を今年度捕獲

白石昌幸
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 捕鯨母船・関鯨丸(9299トン)が2日、約1カ月半にわたる漁を終え、山口県下関市の長州出島に帰港した。今回の漁ではナガスクジラ16頭、イワシクジラ31頭を捕獲したという。3日から380トン分の冷凍鯨肉の荷下ろしをする予定だ。

 「お帰り関鯨丸!」。午前9時、船会社の共同船舶(東京都、所英樹社長)の関係者らが紙を掲げて出迎える中、関鯨丸が長州出島に着岸した。

 同社によると、関鯨丸は10月11日に出漁し、捕鯨船の「勇新丸」(724トン)と船団を組んで北海道や東北沖で11月24日まで漁を行った。今年度全体では4回の漁を行い、ニタリクジラ143頭、イワシクジラ35頭、ナガスクジラ60頭の計238頭を捕獲。鯨肉生産量は計1530トンにのぼったとしている。

 今年度は2千トンの生産量を計画していたが、オホーツク海のナガスクジラが痩せていたことなどから、計画の75%程度にとどまった。

 所社長は取材に「水揚げは少なかったがおいしいナガスクジラが捕れた。来年もいいクジラを捕ってきたい」と話した。

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