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トクリュウへ捜査対象者の情報漏洩か 警視庁警部補を再逮捕

(更新)
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警視庁の警部補が「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」に捜査情報を漏らしたとされる事件で、警視庁は3日、暴力団対策課警部補の神保大輔容疑者(43)を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で再逮捕したと発表した。

神保容疑者の再逮捕容疑は7月ごろ、全国最大規模の風俗スカウトグループ「ナチュラル」の捜査対象者の氏名や関係先の住所など20件以上をナチュラル側に漏らした疑い。

情報漏洩にはナチュラルが独自に開発したスマートフォンアプリが使われていたという。神保容疑者は11月、捜査目的で設置したカメラの位置に関わる情報をナチュラルに漏洩したとして、同法違反容疑で逮捕されていた。

神保容疑者は2020年12月に暴力団対策課に配属され、遅くとも23年ごろから、同課でナチュラルが関係する事件の捜査を担当。25年4月以降は担当を外れていた。

警視庁は、神保容疑者が情報漏洩の見返りを受け取っていた可能性も視野に捜査している。同庁は8月に容疑者の自宅を家宅捜索し、現金約900万円を押収した。

ナチュラルは、ホストクラブで借金を抱えた女性らを全国の風俗店にあっせんしていた。23年ごろには約1500人のメンバーがいたとみられ、警視庁によると22年には約44億円の紹介料などを得たとされる。

資金の一部は暴力団に流れた疑いも浮上している。警視庁はナチュラルをトクリュウとみており、部門を越えて連携しメンバーの摘発を進めてきた。

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