既婚者の幹部職員と10回以上ホテルで密会していた前橋市の小川晶市長(42)が、2日に改めて市議に説明し進退について支援者にも相談したいと話しました。
前橋市長「私がすべて悪い」
深々と一礼し、38人の市議の前に姿を見せた小川市長。無言のまま、周りを見回すように視線を送ります。
「報道機関の皆様はここで退席を」
先月26日の説明では不十分だったとして、改めて開かれた市議向けの説明会は非公開で行われました。
「男性と女性がラブホテルで相談するのは、客観的にみると完全にアウトだと思いますが?」
「私の行動がやはり皆さんに疑念や誤解を与えてしまっているというのは、その通りだというふうに思います。まずはしっかりと私の説明もさせていただきたいですし、そのうえで信じる信じないも含めて、市民の皆さんの声を受け止めていきたいと思っております」
「市長と特定の職員との責任の割合はどう感じていますか?」
「私がすべて悪いというふうに思っています」
「じゃあ10対0ということですか?」
「私としてはそのように考えています」
2時間を超える説明会では涙ぐむこともあったという小川市長。報道陣の前に姿を見せると…。
「各会派から大変厳しいご意見を頂いたので、自分のなかでしっかりと受け止めたいと思っている」
市役所に5000件以上の苦情が届くなか、進退については。
後援会幹部や先輩弁護士は?
番組が向かったのは、小川市長の一番の支援者、後援会の事務局長の自宅です。今回の騒動をどう見ているのでしょうか。
「私は一番、15年やって見てきたわけだから。私が小川市長を信用するしかない。その言葉を。信念が固い人だから」
県議時代から15年間支援している松村さん。騒動後も小川市長とほぼ毎日電話で話しているといい、議員向け説明会の前夜にも電話をかけましたが…。
説明会以降、小川市長とは話せていませんが、「連絡があれば相談に乗りたい」と話しています。
非公開で説明会を行ったこと、記者の質問に答えないことについては「恥じることがないなら応じるべきだ」と苦言を呈します。
一方、弁護士時代の小川市長を先輩の立場で指導をしていた弁護士は。
(「グッド!モーニング」2025年10月3日放送分より)