昨日2025年11月22日、尽未来祭2025の初日、行ってきました！
まだライブレポートで紹介していないですが、前回の2015年の初開催の時も行きましたので、尽未来祭に行くのは10年振りですね。

今回3DAYSで開催される尽未来祭、初日のメンツはBRAHMANと共に90年代後半のシーンを盛り上げたアーティスト、いわゆるAIR JAM世代が中心となっております。
10年前の尽未来祭の初日もこのようなメンツが多く、いわゆるAIR JAM世代ど真ん中の我々にとってはかなり熱いイベントでしたが、それが少し進化した感じですね。
特にTBHと黒夢をこのメンツと一緒に見れるのは、本当に俺得という感じでした。
早速レポート始めていきましょう。

尽未来祭2025 ライブレポート

定番の幕張メッセ9-11スタイルです。
今回は下から入るパターンではなく、上から入るパターンでした。
クロークの導線も非常に良かったのは◎でしたね。

この日のタイムテーブルはこんな感じの長丁場です。

会場に入ると尽未来祭という「祭」を演出するようなゴキゲンな装飾。
なかなか金掛かってますね、流石です。

では早速始めていきましょう。

12:00｜LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS

そして今回の尽未来祭、TOPバッターは我らがLOW IQ 01のアニキです。
前回は奇跡のSUPER STUPIDでの参戦でしたが、今回は01名義での参戦です。

01は先月のEHCOES2025で見ていましたが、シノッピーが加わる「PLUS」で見るのはそれこそ2024年のBAD FOOD STUFFぶりだったんです、が！
僕はこの日午前中に所要があり、それを終えてからの移動だったので01は間に合わず・・・
それでもクロークに預けて会場に入るとラストで、恒例の「あ・ば・れ・ろー！」の後に、みんなも大好きな90年代を代表するLITTLE GIANTを聞けたので良かったです。
セトリを見ると「F.A.Y」とか「RULES」というレア曲をやっていたようで羨ましかったですね！

12:50｜SCAFULL KING

続くはSCAFULL KINGです。
前回も初日の２バンド目で、今回も同じ位置でした。
ライブで見るのは去年の11月のワンマンぶりなので、ちょうど１年ぶりです。

ここからしっかりモッシュピットで見たんですけど、入場してきてからTGMXもAKIRATTも管楽器を持っていなかったのでちょっと予想はしましたが、いきなりIrish Farm～Whistleというホーンの無い鬼コンポをぶち込み、最近01と出したコラボの曲をやりつつ、ここから盟友・RUDE BONESのホーン隊が加わるという豪華すぎる展開に！これはゴージャスです！

そんな感じでホーン隊の厚みが増したSave You LoveやThe Simple Angerといった往年のキラーチューンが盛り上がらない訳はなく、モッシュピットは時にダンスホールとなり、オジサンたちがスカダンス踊りまくってました笑

そうしてラストは100％来ると思っていたYou And I, Walk And Smileで盛り上がって終了。
かなり置きにきたセットでしたが、こういうイベントはこういうのがいいですね。

そして乾杯をしようとドリンクBARに移動すると、下記のSEE OFFというカクテルが若干気になったんですが・・・普通にビールを貰いました笑

13:40｜MONGOL800

そして続くはモンパチです。
前回の尽未来祭ではトップバッターでしたね。

モンパチは頭から見たかったのですが、前述の通りドリンクBARで並んでいたら思いのほか時間が経ってしまい、モンパチが始まってしまい、一番聞きたかったあなたにが一発目から始まってしまい・・・笑
そして結局並んでいるうちに終わってしまい、その時点でモチベーションを失ってしまい、友人の喫煙に付き合ったり、後ろの方でビールを飲みながら聞いてました。

Don't Worry Be Happyは流れてきて「懐かしいね・・・」と友達とメロウな感覚に駆られたものでした。
ラストのカバーしか聞いてないんですが、カバーが多かったセトリで万人受けを意識した、流石モンパチですね。

14:30｜BACK DROP BOMB

続いてはそんなモンパチとは相反して全く万人受けを意識しない人達、BACK DROP BOMBですね笑
BDBを見るのは3月のBDB30thライブぶりです。

今回はギターにシノッピーが加わり、チャーベくんも加わり、SAXもスタンバっているSPECIAL FORMATIONで、いつものSEで始まり、１曲目からこのベース音は、BAD NEWS COME！30thライブと同じ感じで始まります。
で、いつもはライブ終盤で盛り上げるTURN ON THE LIGHTをわずか２曲目でドロップするという贅沢っぷり笑
そして言うまでもなく続くはTHAT'S THE WAY～で、とにかく序盤からかなりのハイペースでした。

そして若干のインターバルを挟んで、ジンがギターの余韻を残して99%確信していましたが、REMIND ME！
もう人生で何回聞いたか分からない位聞いてますが、何度聞いてもスイッチが本当に入ってしまう曲ですね。叫び狂いました。

そしてやるとは思ってましたが、ゲストヴォーカル入りまくりで今年リリースされたWHO'S GOTをライブ初披露。
出演者のシノッピー、TGMX、01、TOSHI-LOWに加えて、CHOZEN LEEとIGNITION MAN a.k.a HIDE BOWIEもゲストで参加しており、圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。これは盛り上がりましたね・・・

そして最後はお約束のBACK DROP BOMBで終了。
事前に友人とやる曲を予想しており、PROGRESS以外全曲予想を的中させましたが、こういう王道が嬉しいですね。相変わらずカッコよかったです。

17:00｜THA BLUE HERB

そしてちょっと休憩して、続くは「草冠に言葉と音」THA BLUE HERBです。
TBHは2000年後半狂ったように見に行っていましたが、そこから15年くらい見ておらず、半年前に熊谷で見たライブが物凄く良かったので、やはりBOSSは偉大だなと思い、そしてこのイベントの登場を楽しみにしていました。

TBHはこれまで何度も見てますが幕張メッセみたいな大箱で見るのは初めてでした。ですがBOSSはライブハウスで歌うのと何も変わらず、その響く声と、刺さるリリックを、音と言葉で、ひとりひとりに届けてくれました。
その中でも随所でTOSHI-LOWを始めとするBRAHMANへの感謝やリスペクトが感じられる内容であったり、次の「黒夢待ち」をしているオーディエンスにもニヤッとしてしまう挨拶をしたり、誰よりも自由でした。
BRAHMANの鼎の問以降のスタンスに関しても応援し、同志って感じがしましたね。

曲は最近の曲が多くほとんど分からなかったのですが、中盤の未来は俺等の手の中は言うまでもなく大興奮。
「未来は俺等の手の中！未来は俺等の手の中！未来は俺等の手の中！」を拳を上げまくりましたね。

そんな感じで40分きっかり、BOSSのライムにここちよく酔いしれました。
最後の肉声の「ありがとうございました」は本当にカッコよかったですね。

17:50｜黒夢

そして黒夢です。
他のバンドは開演時間ジャストに始まっていましたが、黒夢は唯一５分くらい平然と押していましたね笑
そしてMISFITSのLAST CAREESが流れて、２月のぴあアリーナ、８月のZEPPに続いて、今年３回目と言えど待望の黒夢です！

先日のLUNATIC FESTでまさかのLUNA SEAのカヴァーをやった記憶も新しいので、ひょっとしたらBRAHMANのカヴァーもやるかなとちょっと期待していたんですが、やりました！
しかもSLOW DANCEはかなり清さん節が聞いており、黒夢の曲と言っても違和感が無い仕上がりでしたし、SILENT DAYも良い感じでしたね。

そして熱かったのはMCで「３日目の方が仲間（LUNA SEAとかDIRとか）が多いけど、あえて１日目でやらせてもらった」というのが最高にカッコよかったし、ここにいる多くのオーディエンスはA MAN OF THE WORLDとCORKSCREWを同時に聞いていたので、黒夢がこの日になったのは大歓迎でしたし、続く後遺症やC.Y.HEADではみんなシンガロングし、クラウドサーフが続出していました。

そして最後はシングル曲を中心に演奏して終了。
やっぱり清さんは声量がハンパなく、本当にカッコよかったですね・・・

18:40｜secret

そして楽しみにしていたSECRET枠。
何だかんだでハイスタが出ると心のどこかで期待していたのですが、セッティングをしている時にken yokoyamaがまず使ってるのを見た事ないサンダーバードっぽいのギターだったり、難波が使ってるのを見た事ない青いベースが見えて、何よりヴォーカル用のマイクが見えてしまい、残念ながらハイスタではないと諦めて幕が上がるのを楽しみにしていたんですが・・・
見覚えのある2MC、そして速攻演奏が始まったんですが、聞いたことがあるこのリフは・・・都部ふぶくのギター！

そんな感じで結構ヌンチャク説も出ていましたが、本当にヌンチャクでした。ハイスタを期待していましたが何気に初ヌンチャクだったので、結構楽しんで聞けました。
一緒に行った友人は「最高だった」と振り返っていました。

「皆さん今はトイレタイムですよ」みたいな感じで向もMCを途中で入れてましたが、基本はストイックに演奏に徹していました。
「るんさ！」があの広い会場に響き渡ったのもシュールでしたね笑

僕の好きなアナル窒息はやりませんでしたが、それでも色々と往年のキラーチューンを聞くことが出来て非常に良かったですね。

20:10｜BRAHMAN

そして最後は主催者・BRAHMANです。
ライブは約２年前のBAD FOOD STUFFぶりですね。

流石に初期の曲多めにやってくれるだろうとは予想してましたが、マジで初期の曲多めにやってくれました。
いつものお母さんお願いから始まり、１曲目はTHAT'S ALL！熱い！
そして２曲目はTHERE'Sと、BAD FOOD STUFFと同じ展開であることに興奮しましたが、THERE'Sのイントロが終わってジャーンとなってSORRYと入る前にTOSHI-LOWが友への感謝、スタッフへの感謝、客への感謝、そしていつもの「BRAHMAN、はじめます」の前口上を述べてからはノンストップでキラーチューンの連発。昔のBRAHMANはこんな感じでしたね・・・
個人的にはNEW SENTIMENTと、あとはやっぱ大好きなANSWER FOR…をしっかりと聞けて歌えたのが非常に良かったです。

その後はコラボ祭になり、やると思っていたEGO-WRAPPIN'とのコラボ、やると思っていたBOSSとのコラボ、しかし、KOKORO WARPが聞けるとは思わなんだ。IGINITION MANがいたのは覚えてましたが、OSUMIがいない今この曲をやるという選択肢が頭に無かったですが、RHYMESTERがうまく歌ってくれました。
曲中にOSUMIの動画も映っていたのは良かったですね。
あと個人的にはかつてはdisりあってたBOSSがRHYMESTERを呼び込み、リスペクトが感じられたのが非常に良かったですね。

そしてコラボが終わってのTONGFARRは演出効果がなかなかエグく、炎の中歌うのがなかなか秀逸でしたね。

そして最後は少し長めのMCの中で「これまで残ってきた連中はただ懸命だった」と語り、その流れでラストに演奏するのはFOR ONE'S LIFE！
そして長いライブは終了しました。

まとめ

とにかくヘヴィーなライブでしたが、半年前から、いや10年前から楽しみにしていたイベントだったので、今回も非常に楽しむことが出来ましたね。
疲労とアルコールでボロボロでしたが、最近走っているので寝て起きたら全然ヘッチャラでしたし、むしろちょっと痩せてていいダイエットとなりました笑

そして今日の２日目、明日の３日目も最高に盛り上がっていることでしょう。
３日目も行きたかったですね・・・

そんな感じでありがとうBRAHMAN！
2035年の40周年も行きます！その時は僕も52歳か・・・笑
５年に１回とかでお願いしたいですね笑

追記）
書きたくなってしまっていってもないDAY2とDAY3のレポートも書きました笑