「意識がもうろうとする中で抵抗もできずに性交を強いられた」泥酔した22歳女性客に性的暴行加えた42歳タクシー運転手の男【判決詳報】
2025年5月、福岡県内の駐車場にとめたタクシー内で、泥酔していた22歳の女性客に性的暴行を加えたタクシー運転手・高山直樹被告(42)。 【写真で見る】泥酔した22歳女性客に性的暴行 タクシー運転手の男に判決言い渡した福岡地裁 福岡地裁は、11月5日「22歳の女性客が泥酔していたことを奇貨として、避妊具をつけずに性交に及んだ」「卑劣かつ悪質な犯行であり、動機にも酌むべき点はない」と厳しく指摘し、懲役3年の判決を言い渡した。 ■タクシーに乗せた22歳女性客が泥酔 駐車場で性的暴行 判決によると、福岡市南区に住むタクシー運転手・高山直樹被告(42)は5月14日午前0時半ごろから午前1時半ごろまでの間に、福岡県内の駐車場にとめたタクシー内で、載っていた女性客(22)が泥酔していることにより拒絶できない状態であることに乗じて女性客に性的暴行を加えた。 ■「乗客である被害者が泥酔していたことを奇貨として、避妊具をつけずに性交」「卑劣かつ悪質な犯行」裁判所が厳しく指摘 11月5日の判決で福岡地裁(鈴嶋晋一裁判長)は 「被告人は、当時タクシー運転手であったところ、乗客である被害者が泥酔していたことを奇貨として、避妊具をつけずに被害者との性交に及んでいる」 「タクシー運転手としての立場を悪用し、被害者の人格を顧みることなく、自己の性欲を満たすために被害者をもてあそんだ卑劣かつ悪質な犯行であり、動機にも酌むべき点はない」 と厳しく指摘した。 ■裁判所「被害弁償金として350万円の支払いを受けてもなお、被告人に対して厳しい処罰感情を示しているのも当然といえる」 福岡地裁は被害の結果について 「泥酔により意識がもうろうとする中で、抵抗もできずに性交を強いられた被害者の精神的苦痛は非常に大きく、重大」 と認定。 「被害者が、被告人から被害弁償金として350万円の支払いを受けてもなお、被告人に対して厳しい処罰感情を示しているのも当然といえる」 としたうえで 「被告人の刑事責任は重く、相当期間の実刑は免れない」 と判断した。 ■「自身の歪みを自覚し、更生に向けて努力」「被害弁償金を支払っている」高山被告に有利な事情も考慮し判決 福岡地裁、高山被告に有利な事情として以下の点を挙げた。 ・高山被告が、犯行を認めた上、自身の認知の歪みを自覚し、性犯罪再発防止のカウンセリングを受けるなどして、更生に向けて努力する旨述べていること ・高山被告の母親が監督を誓約していること ・高山被告に前科がないこと ・被害弁償金を支払っていること
福岡地裁は、これらの事情も考慮して高山被告に懲役3年の判決を言い渡した。 (検察側の求刑:懲役5年)
RKB毎日放送
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