プライバシーポリシー

女性人権センター
建設プロジェクト

性搾取と女性差別に抗う
日本の拠点をつくる

社会からの攻撃・妨害に屈しないための女性運動の拠点「女性人権センター」を建設します。
2030年の完成を目指し、現在寄付キャンペーンをおこなっています。

建設を目指す背景

少女たちへの支援を阻む悪質な攻撃と妨害

近年、性搾取の被害に遭っている少女たちの存在と、彼女たちへの支援の必要性が認知され、支援活動が全国各地で立ち上がりつつあります。一方で、この前向きな動きを絶やそうとする者たちがいます。支援団体や、声をあげた女性たちに対し、性売買業者などから極めて悪質な攻撃や嫌がらせが深刻化しているのです。
この行為は支援活動を萎縮させ、少女たちを取り巻く状況を悪化させるという危機的な状況を生み出しています。

2022年のColaboへの攻撃・嫌がらせ

私たちは、2022年度に深刻な妨害に直面しました。悪質なデマの拡散などが相次いだ結果、安全確保を理由として、東京都と新宿区はColaboのバスカフェを活動拠点であった新宿・歌舞伎町から移動させました。
攻撃者の要求が事実上通る形で、最も支援を必要とする少女たちが集まる場所から、遠ざけられてしまっています。

社会からの攻撃・妨害に屈しないために

私たちは、社会からの攻撃・妨害に決して屈するわけにはいきません。攻撃や妨害によって支援活動が妨げられない、
支援団体が安全に活動できる活動拠点が必要です。そのために私たちは、性搾取と女性差別に抗う日本の拠点として
「女性人権センター」の設立を目指します。

女性人権センターが目指すこと

出会い、つながり、ともに活動する場に

性搾取・女性差別に抗う女性たちが出会い、
つながり、ともに活動していく女性運動の基盤となることを目指します。

  • 少女たちと
    つながり、支える

    少女たちが暴力から逃れ、安心して過ごせる場として、少女たちとつながり、支えていく拠点になります。

  • 性搾取や人権について
    学び、交流する

    社会の実態や女性の人権について学んだり、交流できる場をつくり、社会を変えるつながりを生む拠点になります。

  • 社会を変える活動を
    育み、支える

    社会を変えたいと考える女性たちが集い、攻撃や妨害に邪魔されず、活動をつくり、推進する拠点になります。

現状の構想

日本一性搾取が深刻な街、歌舞伎町に建設する

歌舞伎町には日本中、世界中から買春者が集まり、日本一性搾取が深刻な街です。
私たちは、この街にセンターを建設するからこそ、日本の女性運動の揺るがない拠点になると信じています。

フロアイメージ

  • 1階

    Tsubomiカフェ&物販

    10代女性無料の夜カフェタイム(少女への食事・物品提供)、書籍やグッズの販売、イベントの開催ができるスペース。

  • 2階

    反性搾取ライブラリー

    「私たちは『買われた』展」の常設展、証言映像や女性運動に関する資料の掲載スペース、学習会などのイベント開催場所。

  • 3階

    若手活動家の拠点

    貸机やコワーキングスペース、会議室や性売買を抜け出したい女性が利用できる自活センター。

  • 4階

    Colabo(支援の拠点)

    少女たちが利用できるフリースペースやベッドルーム、シャワー、私たちの事務所などの支援拠点。

  • 5階

    シェルター

    2LDK〜3LDKの居住用物件、テラスなど、少女たちが緊急時に宿泊、立ち寄れたり、一時的な休息を取れる場所。

ご寄付のお願い

建設費用として10億円が必要です
「女性人権センター」設立に力を貸してください

必要な予算 金額
土地購入費 6億円
建物建設費 3億5000万円
設備備品費 4000万円
その他経費・手数料等 1000万円
合計 10億
スクロールできます
スケジュール 内容
2025年 秋 寄付キャンペーンスタート
冬 全国キャラバン計画・実施
2026年 寄付キャンペーン2年目
2027年 寄付キャンペーン3年目。土地購入。
建物設計計画の具体化、業者と契約等。
2028年 寄付キャンペーン4年目。
建設後の運営計画を具体化。
2029年 着工
2030年 完成
スクロールできます

寄付に対するリターン(期間・金額をご確認ください)

2025年12月1日~2026年3月31日まで、第1回目の寄付キャンペーンを実施しています。3万円以上をご寄付の方で、ご希望の方には以下返礼品をお一つお選びいただけます。 返礼品については、こちらもご覧ください。

  • 返礼品のオリジナルトートバック

    オリジナルトートバック

    Colaboとつながる少女や女性たちによるサポートグループ「Tsubomi」製作のトートバックです。
    グッズづくりは自立支援・就労支援の一環としても行っています。この返礼品を選んでいただくことで、Colaboとつながる少女や女性の自立を支えることにもつながります。
    (色・デザインはランダムです。手作りのため、風合いに差があります。

  • 輪島塗のお箸

    能登被災地を通して、知り合った中学生の喜三翼音(きそ はのん)さんが、2024年9月に豪雨災害により亡くなりました。

    今回、輪島塗職人の翼音さんのご家族がColaboへの応援の想いも込めてご協力くださいました。この返礼品を選んでいただくことで、喜三さんご家族の応援もしていただけます。(サイズ・色はランダムです)

Donation

「女性人権センター」設立に力を貸してください

いただくご寄付は、通常のご寄付とは別の専用口座で管理します。

2025/12/01 〜 2026/03/31

建設プロジェクト
第一回実施中

第一回の進捗

822,150

/

/50,000,000

全体の進捗

9,121,107

/

/1,000,000,000

カード決済

銀行振込

払込手数料はご負担くださいますよう
お願いいたします。

遺贈寄付

大切な遺産を未来の女性運動、日本のために託していただけませんか?
詳細は遺贈寄付ページをご覧ください。

プロジェクト立ち上げへの想い

性売買のなかにいる少女たちと繋がり、性搾取から抜け出す手助けをし、共に歩む活動をしているColaboは、活動を始めてから15年間、常にデマや誹謗中傷に晒されてきました。妨害がひどくなるのはいつも、当事者たちと性搾取の実態について声をあげたときでした。

行政からは「若年女性支援の枠組みはない」「家に帰れず性売買する少女なんてどこにいるんだ」と言われ続けてきたため、私たちは市民の寄付や民間助成を頼りに、少女たちとつながるアウトリーチやシェルター等の活動を自主的に続けてきました。少女たちと共に公的支援の機能不全や性搾取の実態を訴え、市民の理解と関心が広がっていきました。

2022年、日本で初めての女性支援の根拠法となる女性支援法が成立。私も厚労省の検討会構成員として、少女を取り巻く性売買業者や買春者らの実態、支援の必要性を訴え、「若年女性支援事業」が新法に組み込まれました。いよいよColaboの行ってきた、支援につながる前に危険に取り込まれている少女たちを探し、出会い、つながり、生活を支えていく活動が全国各地に広がりはじめるというタイミングで、Colaboに対する「会計不正」等のデマが拡散され、誹謗中傷の煽動にミソジニーを内面化している人たちや、性売買業者とつながる政治家たちが加担しました。妨害を受け、国の女性支援法の基本計画からは、「性売買」という言葉が削除されました。一方で、加害者は「Colaboと戦う」名目で2億円以上のカンパを集めたり、選挙に出馬し当選した者たちもいます。

私たちは、活動現場への直接的な妨害を含めた無数の暴力にさらされることになり、それを理由に東京都と新宿区はColaboに活動中止を求め、バスカフェを歌舞伎町から追い出しました。その後、東京都がColaboに代わり事業を委託した団体では、施設内での性暴力や性売買への斡旋、職員が相談者に薬物を勧めるなどの事件が相次いでいます。女性差別の思想に基づき、少女を弱いものとして扱い、搾取や暴力を生み出す男社会の構造を温存しながら女性支援を名乗る団体が急増し、若年女性支援は衰退しています。

今後も、性搾取に抗い、女性差別に反対する活動を続け、声をあげることをやめない限り、このような暴力は止まないでしょう。

Colaboの活動に連帯し、支えてくださる方の多くは、長年女性差別に抗ってきた女性の先輩方です。みなさんからのたくさんの励ましと連帯にこれまで支えられてきましたが、高齢の方も多く、この先5年、10年、20年と時間が過ぎたとき、40代、50代になった私は、日本の女性差別の現状にどう抗って行けばよいのか、不安でいっぱいです。

そこで、「女性人権センター」を建設し、男社会からの嫌がらせや暴力に屈せず、追い出されることのない女たちの活動拠点を作りたいと考えました。世代を超えて女性たちがつながり、差別に抗う、「闘う」女性たちの連帯がうまれる場所にしたいです。女性たちの力で、女性たちのゆるがない拠点をつくりたいです。応援よろしくお願いします。 

代表理事

仁藤 夢乃

1000人委員会

「女性人権センター」建設に賛同し、連帯する仲間たち。一緒にご寄付の呼びかけをしています。

浜田敬子

ジャーナリスト

浜田敬子

小林エリカ

作家、アーティスト

小林エリカ

睡蓮みどり

文筆家
俳優

睡蓮みどり

太田啓子

弁護士

太田啓子

瀬戸大作

反貧困ネットワーク事務局長

瀬戸大作

儀保 由美子

NPO法人子どもシェルター沖縄スタッフ
沖縄県里親会長

儀保 由美子

池田幸代

駒ヶ根市議会議員
社会福祉士

池田幸代

田中栄

五城有限会社

田中栄

木村真実

弁護士

木村真実

甲斐田万智子

認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)
代表理事

甲斐田万智子

東ちづる

一般社団法人Get in touch
理事長

東ちづる

清水善朗

弁護士

清水善朗

内田 理

農業
フリースクールボランティアスタッフ

内田 理

塩田三惠子

大河原まさこ事務所

塩田三惠子

工藤千恵

性暴力サバイバー

工藤千恵

大賀浩一

弁護士

大賀浩一

岸 松江

弁護士

岸 松江

雪田樹理

弁護士

雪田樹理

折田奈甫

早稲田大学理工学術院(准教授)

折田奈甫

池田裕美枝

医師

池田裕美枝

市川はるみ

フリー編集者・ライター

市川はるみ

乗松聡子

Peace Philosophy Centre
代表

乗松聡子

北小路 謙史

北小路 謙史

杉山知子

杉山知子

平野幸子

NPO法人CAPユニット/クラウン・アンバサダー

平野幸子

石井正子

立教大学異文化コミュニケーション学部教授

石井正子

小川たまか

ライター

小川たまか

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/

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