四大企業 アトラース   作:スキル素材年中枯渇ニキ

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本当にこれで良かったのか? とかビクビクしながら投稿してます。

一番緊張する瞬間です。


もうさァッ 無理だよ 材料も時間もないんだからさァッ!!

 性病だった。HIVに感染していた。

 

 プチトマトを食べたあの日から1カ月ぐらいの事だった。

 

 母さんが熱を出して倒れる。私は最初、認めたくなくてそれを過労だと自分に言い聞かせて母さんをボロボロの布団に寝かせた。

 

 だが安静にさせたというのに一向に症状がよくならない。どころか、様々な症状が現れて加速度的に容態が悪化している。

 

 ……分かっていた事だろう、アドルフ。母さんがバッドドリームという歓楽街で花を売っていた事など。

 

 そもそも母さんがパーフェクトを手に入れる方法など分かっていたじゃないか。力仕事は期待できず、それでいて男を欲情させる最低限の美貌はある。なら稼ぐ方法は一つしかないだろう。

 

 性病に対する備えはない。それに母さんがそんな事をしていると認めたくなかった。だから見ないフリをしていた。

 

 その結果このザマか。

 

「……アドルフ」

 

「母さん……無理しないで寝ていてくれ」

 

「ごめんなさい……私、ちょっと疲れちゃっただけだから、すぐにお仕事行ってくるわね。だから、アドルフはお留守番――」

 

「ダメだ!」

 

 絶対これ以上無理はさせられない。タダでさえ栄養失調で免疫が落ちて他の病気も呼び込みやすいのに……

 

「食べ物は私が何とかする。だから安静にしていてくれ」

 

 起き上がろうとする母さんを無理やり寝かせて母さんの寝室を出た。

 

 さてと、やる事が今までの数倍増えた。

 

 食料の確保と、性病の治療薬の確保、又は制作。

 

 食料は……多分何とかなると思う。仕事量を増やして、パーフェクトを貰う事は可能……だと思う。この劣悪な環境だ。機械の故障なんかは頻発する可能性はある。私にも出来る仕事はある筈だ。

 

 問題は治療薬だ。この場合は抗HIV薬と言うべきか。バッドドリームにある娼館に在庫がある可能性は考えたが、多分量は少ない。あるとすれば、売れっ子の分しかないからだ。それにバッドドリームはロイヤルを初め、中央政府の高官も客として来る場所だ。富も必然的に集まる。そんな場所で一体何を差し出して取引するというんだ? 機械の修理の当てごときに困る連中じゃない。

 

 となると、酷くか細い可能性に賭けるしかない。抗HIV薬を自分で作る。当面はこの方針で行くつもりだが、これはこれで重大な問題がある。

 

 そもそも薬も毒も、量が肝心だ。多すぎれば体を蝕み、少なければ体は抗体を作る。ここで出てくる問題は後者だ。作ればゴールという訳ではない。一回の投与では治せない処か、薬の抗体を作られて効き目が悪くなってしまう可能性がある。

 

 だから何度も投与出来るだけの量を確保しなければならない。地上でよしんば材料が都合よく手に入ったとして、その量が少なければ意味がない。

 

 だが選択肢はないぞアドルフ。手を差し伸べてくれる天使はいない。母さんを助けられるのは、自分だけなんだ。

 

 

 


 

 

 

 6歳になった。今の自分には命が掛かったタイムリミットがある中、誕生日という時間が経ったと実感できる日は目出度い日だとは思えなくなった。

 

 状況は芳しくない。食料は何とかなったが、薬の製作は難航を極めている。何度地上に出ても材料が見つからない。

 

 ニケの製作に至っては、失敗した。マザーマシンの試作品が出来たので、横たわって動かない女性の脳を持ち帰って使わせてもらった。初めてのニケ製造手術、だが移植途中で脳が生命活動を完全に停止してしまった。

 

 一体何がいけなかった? 衰弱した脳を使った事か? マザーマシンに不備がある? ボディを使いまわしているから? 不衛生な環境のせいであれば、正直お手上げなのだが……

 

 遺体はこのままにはしておけなかったので、埋めて埋葬した。どうせ放っておいても死んで虫や微生物の餌になるか、他のアウトローに何かしらの材料になっていたかもしれない命だったのだ。ならばせめて無駄にはしない事だ。弔ったのだから、アウトローにしてはマシな死に方だろう?

 

 そう自分に言い訳して墓穴を掘り、罪悪感を誤魔化した。だが、埋める途中で見た遺体の表情が頭にこびり付いて離れない。

 

 ……そんな目で見ないでくれ。頼むよ……

 

 

 


 

 

 

 ……2人目も失敗した。

 

 移植は途中までは上手くいった。そしてボディの使い回しも、恐らく問題はない。脳がボディに連結した段階でボディが変形していったからだ。

 

 だがボディの変形に脳の負荷が追い付かなかったのか、脳が活動を停止してしまった。

 

 本来実験というのは、何度も失敗して、その度に調整して統計を取り、原因を特定していくのが常識だ。

 

 このまま人を死なせ続けるつもりか……? 一体何人の命を粗末にすればいい?

 

 ……分かっていたことじゃないかアドルフ。ニケの製造なんて、人体実験の1、2回じゃ済まされないだろうって事ぐらいは。外道に落ちる覚悟はしてきたんだろう?

 

 煩い。

 

 私は外道だろう。地獄に落ちるだろう。だが、フィクションで登場するようなマッドサイエンティストの様になるつもりはない。

 

 私は頭がいい! 私は天才だ! だから犠牲を最小限にとどめて実験を成功させてみせる!

 

 たった2回目で墓穴を掘る事程度に億劫になってたまるか! 私は命を軽く見てはいない!

 

 ……いけない。ここ最近体を休めていないせいか、それとも真面な食事にありつけていないからか、思考が悪い方に転がりがちになる。食い扶持を得る為に仕事を増やし、研究も両立しているから満足に寝る時間も確保できていない。

 

「おいクソガキ!」

 

 機械の修理作業をしている途中、私の耳はコレクターの巨漢の声で震えた。

 

「具合が悪そうに見えるが同情なんかしてくれると思うなよ? いくらでも当てがある中お前みたいなクソガキを使ってやってるんだ。もうちょい感謝して気張ったらどうなんだええ?」

 

「は、はい……」と私が返事をした瞬間、頭にアナログ時計を投げつけられ「これもやっとけ」と吐き捨てられて去っていった。ぶつけられた頭がジンジンと痛む。直して欲しいなら乱暴に投げつけるなという愚痴を喉元でグッと堪えて修理を再開した。

 

 ……生活が苦しい。常々思っていた。だがここ最近はその思いが一層強い。

 

 パワハラ上等の仕事先、暴力で増える痣や口内炎、重い瞼は今すぐ休めと警告するが、それでは報酬が手に入らないし、研究も休めないと自分に鞭を打つ。それが科学的にどれだけ体に悪影響を与えるか、頭ではそれを理解していても現実が許さない。

 

 何日、食事をとっていなかったのだったか。何でもいいから、何か食べたい。簡易温室で育てているプチトマトの茎が、空腹のあまりご馳走に見えて噛みつきそうになった時は人間として大切な何かを失いかけているのかと思った。

 

 食料は何とかなると思う。前までの私はそう思っていたらしい。全くお笑いだ。1日1食もままならないじゃないか。

 

 ……何日続くのだろうか。

 

 みっともなく泣き叫んで助けてくれと、手を伸ばしたくなる気持ちを押し殺す。非市民の薄汚いガキを誰が助けてくれようかという諦めと、それを認めてしまったら、母さんの死は確定する。頼れるのは自分だけなんだという事実がそうさせた。

 

 ――生きるのを諦めないでくれ――

 

 夢現のような思い出の中された約束は、色んな意味で辛いものに変わっていった。

 

 

 


 

 

 

 ふと寝室を見た。

 

 母さんがいない。

 

 私は余程慌てていたらしい、こんな貧乏でも、ボロボロとは言え靴ぐらいはあるのに裸足で出て行ってしまった。

 

 何処へ行った? とは言っても、一応の当たりはついている。

 

 かねてより、子供の私に生活の面倒を見てもらっているという状況が、親として許せないようだった。時折あの歩くのもままならないような体調で出稼ぎに行こうとする。

 

 働き先がバッドドリームと分かっていれば……

 

「母さん!」

 

 途中で力尽きたのか、自宅からバッドドリームまでの行き先に母さんが倒れていた。

 

 幸い、まだ最悪な事にはなっていなかったらしい。肩に担いで自宅まで運ぶ。だが身長差があって母さんの足をズルズル引きずる事となった。とは言え担いでいくのも体力的に無理だ。

 

「……アドルフ。ごめんなさい……」

 

「……謝るぐらいなら休んでいてくれ」

 

 そう言うと母さんは目に見えて落ち込んだ。それを見て厳しい物言いだったと後悔する。もしも自分が母さんの立場だったら大人しく寝られていただろうか。

 

 思考がまとまらない。ここ最近落ち着きがない頭は、状況を打開する策を探し求めて、そしてその思考が貧乏揺すりにも似た無意味な労働力の浪費にしかならなかった。

 

 息を切らしながらも辿り着いた自宅。寝室のベッドに座らせると、母さんは仰向けになって体をベッドに預けた。

 

 医学を専門としていたわけではなかったが、基礎的な知識は身に付けていた私は、母さんを担いで運んだ時、そして今こうして寝ている母さんを見て理解してしまった。

 

 

 

 もう母さんに残された時間は殆ど残されていない。

 

 

 

 こんな状態だというのに、素材が一向に手に入らず、性病の治療薬制作は一向に進んでいない……。

 

 それでも私は母さんを治療できるチャンスを諦めなかった。それは一種の現実逃避だったのかもしれない。もう普通に投与し続けるだけでは体力的に間に合わない段階にまで、もう少しで到達しようとしている。

 

 母さんの容態をそう分析した私の目に狂いがあると、そんな望みにかけてPCに目をやる。

 

 自作したPCには、ニケ製造の進展、抗HIV薬の製作進展、原作知識諸々のメモを記憶されており、簡易温室の状況管理も出来る。

 

 だが、記録しているだけだ。PCに表示された足りない素材を、私は恨めしそうな目で見ていた。

 

 

 


 

 

 

 ……3人目も失敗してしまった。

 

 何度も地上に出たが、到頭素材すら入手出来なかった。

 

 ニケの製造も、抗HIV薬の製作も、何もかも失敗した……失敗した失敗した失敗した!!!!

 

 ……母さんの容態を見る日々も、今週中には終わりそうだ。

 

 母さんに食事を運んでやるのも、母さんと話をするのも、薬の製作が意味を持つのも、そんな毎日がもうすぐ終わりを告げる。

 

 思えば今までよくもったものだ。長く続く栄養の欠乏、体を蝕む病魔、生きているのが不思議なぐらいだった。恐らくここまでもつだろうという目測は、本当は全て希望的観測だった。

 

 本当に今日まで生き残れているのは、奇跡としか言いようがない。そんな奇跡で齎された時間を以てしても、私は足掻くだけしか出来なかった。

 

 ……NIKKEの遺失物に、とある医者の手記があったのを思い出した。恐らく食事も満足に出来ず、物資も薬もないだろうあの環境で、無謀とも言える治療に臨んだあの医者はどんな気持ちだったか。今なら、少しわかるかもしれない。

 

 ありもしない、願望にも近い希望に縋って、最終的に残されたのは自分だけ。

 

 母さんは、微かに息がある。だが体温が死体のように冷たい。

 

 栄養失調と病気が重なって顔は老婆の様に窶れている。とても26には見えない。

 

「アド……ルフ……」

 

 見ろ。口を動かすのだって辛そうじゃないか。

 

「……ド……ルフ……居る……?」

 

「何だ? 母さん」

 

「……ごめ……なさい。私、もう……ダメ……みたい」

 

「っ……またその話か。なあに、すぐに良くなるさ」

 

「……私の事、だもの……私が、一番……よく……分かるわ」

 

「そ、そうだ! 今日はご馳走だぞ? 温室でプチトマトが採れたんだ。母さん、いつも楽しみにしていただろう?」

 

 私がプチトマトを掴んで母さんの口に運ぼうとするのを、手で制された。

 

「貴方が食べて……」

 

「母さん……ご飯はちゃんと食べなきゃ……」

 

「私はもう……ダメ、だから……」

 

「だ、ダメって何だ……! いつかきっと良くなるって――」

 

「アド……ルフ……貴方の為に、生きて……」

 

「ッ……!」

 

「……めん、なさい……結局、私は……アドルフの……足枷に……」

 

 どうしてそんな事を言うんだ。どうして母さんが謝らなきゃならないんだ。全部この環境と、無能な私が悪いんじゃないか。

 

「アドルフ……結局、親らしい事は……何も……できなかった……わね。アドルフ……一つ、お願いしていい……?」

 

「……何でも言ってくれ」

 

「生きて」

 

「!」

 

「私は、ダメだった……でも、アドルフは、きっと……幸せになれるから……だから、諦めないで……アドルフ……倒れちゃったら、私……悔しいわ……」

 

 ……母さんも、そう願うのか。

 

「……少し、疲れちゃったから……寝るわ。アドルフ……

 

 

 

おやすみなさい」

 

 

 

「ッ!」

 

 気のせいか、それが今生の別れのようにも聞こえた。

 

 まだ息はある。だが、直観という凡そ科学的とは言えないそれが……母さんの死を確信した。

 

 手に持つプチトマトを、食べるでもなく皿に戻して寝室を出た。

 

 

 

 ふと、私の自作PCの画面に目が飛び込む。ニケ製造の進展、抗HIV薬の製作進展、原作知識、簡易温室の状況管理の画面。

 

 それらの情報すべてが、私の無能を象徴しているようにも感じた。

 

 そしてその画面に、うっすら映る私の顔。

 

 その顔を見た瞬間、何とも言えない憎悪が体を支配する。

 

「……何が、いい所の大学を首席で卒業だ……何が頭がいいだ……?」

 

 頭で理解した頃には既に体が動いており、握り拳は後ろに下がって暴力を振るう準備を整えている。

 

「お前の無能と怠慢が! 母さんを死に追いやったぞおおおおおおおおお!!!!!」

 

 PCに向けて突き出される握り拳は――

 

 ……寸前の所で、PCを破壊せずに停止した。

 

 ……何故こんな破壊衝動に襲われたのか、そして何故私の体が止まったのか。

 

 どうしてかは分からない。だが、寸前の所で悲しそうな顔をする母さんが頭に浮かんで……

 

「ッ……ちくしょおおおおおおおおお!!!!!!!」

 

 乱暴に地面を叩きつけて、怒りをぶちまけるしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……静寂が家を支配する。

 

 今まであった母さんの気配すら、もう感じられなくなっていた。

 

 もうこの家は死人しかいない。

 

 私も死人みたいなものだ。

 

 ――生きるのを諦めないでくれ――

 

 無理だ……私はもう疲れた。何もしたくない。全て無駄に感じるから。

 

 私は、一体どうすれば幸せをつかめた? PCの自作も、ニケの研究も、全て遊んでいた様なものだったのか……?

 

 腹が減った。だがもう口に何かを入れたいとも思えない。

 

 私も……このまま眠りについてしまおうか。もういいだろう……大好きだったゲームの世界、それをほんの少しでも堪能できた。それで幸せだったと思おう。

 

 母さん……紅蓮……すまない。約束を……守れそうにない……このクソガキを、許してくれ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ニケ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ある。母さんを救える唯一の方法が。それも、薬よりも比較的現実的な方法が。

 

 前にも思いついていた。だが何を馬鹿な事をと一蹴していた。だからさっきまで一考すらしなかった。今でもそう思う。これまで一度も成功したことはないんだぞ?

 

 だが……前から疑問に思っていた。普通はニケの研究なんぞ中断して、薬の製作に尽力すべきじゃないかって。なのに今の今までそれを継続していた私の不可解な行動に、立ち止まる事すらしなかった。

 

 それはきっと、こっちの方が現実的だと、頭では否定しても心というものが肯定していた。

 

 本気か、アドルフ? ある意味……私が母さんを殺すようなものだぞ?

 

 だがまた寝室に向かう私の足は止まらなかった。止めろと言っても体が言う事を聞かない。

 

 これも失敗したら、今度こそ本当に立ち直れないぞ?

 

 そう警告しても、母さんの頭に触れようとする私の手が言う事を聞かない。

 

「……私がニケを研究してきたのは、この時の為とすら思えてきた……母さん。私の事を恨んでくれていい……」

 

 成功しても、前世も含めて人生最悪の日になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ……母さんを…………ニケにする!!」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 薄暗く、ボロくて今にも崩れそうな一軒家。そこで、一人の少女が目覚めた。

 

 その少女の目に飛び込んできたのは、そんなボロ家に似つかわしくない巨大な機械の数々。だがその機械も、見た感じ洗練されているとは言い難かった。滅茶苦茶に並ぶ電線は感電を連想させるし、機械そのものも所々ひび割れていて今にも壊れそうだった。

 

 そして、その少女よりも一回り小さな子供がポツンと、異様な雰囲気で佇んでいた。

 

「ああ……あああ! やっと、やっと成功した!!」

 

 その子供は歓喜しながらそう言って走り寄ってくる。それほど嬉しかったのか、その眼には涙が零れていた。

 

「母さん!! 私だ! 私が分かるか!? 体が変だったりしないか!? 指は何本に見える!?」

 

 唐突にマシンガンの様に撃ち込まれる質問に戸惑い、数秒ほど思考停止したが、それでも何とか最初の質問だけは聞けたので答えた。

 

「……分からない。母さん……私が……? それに、ここは……」

 

 少女の返答に、子供は少しばかりガッカリしたようだった。

 

「……やはりか。これ以上の奇跡は望めないらしい……私が殺したようなものだな……だがそれでも……」

 

 子供は少女を号泣しながら抱きしめた。

 

「生きてて……よかった……」

 

 泣き叫ぶ子供。少女は困惑のみが頭を支配したが……少女自身も何故そうしたのか、何故そう思ったかは分からなかったが……

 

 抱き返さなければならないと、何かがそう訴えた。




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