国連、酷暑から労働者を守る緊急対策求める 「経済的にも必要」

[ロンドン 22日 ロイター] - 国連は22日、極端な暑さにさらされる機会が増えている労働者の健康を守るため、政府と雇用主は緊急の対策を講じるべきだと表明した。
前回1969年に発行された報告書・ガイダンスを大幅に改定。気候変動で熱波がより頻繁に発生し、厳しさも増しているとして、世界中の労働者がすでに健康への影響を受けているとした。
報告書によれば、気温が摂氏20度超では1度上昇するごとに労働者の生産性は2─3%低下。世界人口の半数がすでに高温による悪影響に苦しんでいるという。
世界保健機関(WHO)と世界気象機関(WMO)によると、健康リスクには熱中症、脱水症状、腎機能障害、神経障害が含まれる。
WMOのコー・バレット副事務局長は「労働者を酷暑から守ることは健康上の要請であるだけでなく、経済的にも必要だ」と述べた。

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