(↑前日寝る前に食べたマクドナルド)
青森県の運転手さんとは約6年前ぐらいに知り合いました。一時期は男女の仲になった時もあります。今年で50歳だそうです。彼はダンディで林檎のバラ積みの力仕事もするので筋肉質、男性からもモテる系のカッコイイ人です。相変わらず肩や腕もガッチリしていてかっこよかったです。彼の腕や手を触りました。久しぶりに元彼以外の人間に触れました。人間がこんなに温かかったのかと少し驚きました。
久しぶりに私自身も誰かに触れられました。私の腕や太ももを触って「どうしてしまった!?こんなに痩せて!痩せ過ぎて別人だ!」と彼も驚いていました。最後に会ったのは約3年前、当時の私は約67kgぐらいあったので現在は約半分です。その時でも仲良くしてくれたけど今日は「美人だ」「水商売の姉ちゃんみたいだな」「モテて仕方ないでしょ?」と沢山褒めてくれました。良い香りがするとか、目が綺麗すぎて見てられないとか、沢山の言葉で褒めてくれました。モテる男というのは本当に言葉の引き出しが沢山です。お世辞でも嬉しくなってしまいます。
普段は何十人と運転手の居る会社のリーダーでもあり、部長でもあり、幅広重トレの運転手(トレーラー業界でも最高峰と言われています)でもある彼が、車内の寝台で話している時に私の太ももを枕にして寝転んできました。目を瞑って私のお腹の方に顔を埋めて甘えてきました。
人間そんなものだと思いました。
その姿を愛おしく思い、頭を撫でて、背中をさすったりして少し声を小さくして会話を続けました。誰だって表ではしっかりしていないといけない、責任感を持って弱みを見せてはいけない。男なら尚更。堂々として、あんなに大きな乗り物を乗りこなして、朝だろうが夜中だろうが起き上がって走らなければいけない。
本音は甘えたいのである。普段あんなに堂々と他人に対して指導したり仕事をこなしたって。そんな彼がこの2人の空間で甘えてきた事で私は彼の本当の姿を知った気になって、そしてその秘密が私しか知り得ないと思うと優越感を感じました。
私も許された気がしました。
私は普段人前でニコニコして声の元気も良く、キビキビ小走りで動き回り、トレーラーは綺麗である。実際は意識朦朧となる程に衰弱した身体で、隠れてコソコソ吐きまくって、乞食のように食べ漁って、トイレも服も心も全て汚れていて。そんな自分が大嫌いです、詐欺師のようで。人を騙している自分が嫌いです。
私の場合は彼のように誰かに甘えれる事はこれから先も無いと思います。だから今日甘えてきてくれた彼の心を受け入れたいと感じました。羨ましいと思いました。そして選ばれた私という個体に優越感を感じました。素直に嬉しかったです。
そうしてバイバイした後は1人で食べまくって帰ってきました、写真を撮らなかったのですが他にも沢山食べました。
ヒトは、ご飯の温かさとか暖房の暖かさとかじゃなくて、独特の温度でした。心地良かったです。逆にそれに今日気付くまで、どれだけの間、人間を避けてきたんだろう。思い出せません。そしてまた今その体温を感じたいと思ってしまっています。善し悪しを超えてでも手を出したいと思ってきています。
そういえばMさんから昨日「来週末に会いたい」とラインが来ていました。そんな事言われていたな、思い出しました。
とりあえず明日も仕事が早いので急いで寝ます。私は堕ちていくのかな。どうでもいいような、眠たくて今は判断が出来ません、すみませんおやすみなさい。
余談ですが、彼と最後3年前に会ったのは新潟トラックステーションでした。彼は青森〜金沢向け、私は京都〜山形向け。私が夜に彼に泣きながら電話して、どうしても蟹クリームコロッケが食べたいと喚いたそうです。でもコンビニに売っていないから彼に途中高速を降りてトラックが路駐出来るスーパートライアルに寄ってきて欲しいと嘆願しました。なんて図々しい女だ。(笑)覚えています。彼が新潟トラステに入ってきて大きなスーパーの袋を抱えて、蟹クリームコロッケ3パック(9個)、それ以外も足りないといけないからと唐揚げ等割引になっていた惣菜を集めて買ってきてくれました。その優しさに更に号泣して、バイバイした後ヒックヒック呼吸を乱しながら涙を溢して蟹クリームコロッケを食べました。
何故そんなに蟹クリームコロッケが食べたかったのかは覚えていません。そう考えると摂食障害になる前から食欲は異常だったようです、確かに仕事が忙し過ぎて精神を病んでいたのは記憶しています。でも、当時の私は彼に甘えられていたんだと気付きました。その方が可愛げがあるのかもしれません、今はそんな事絶対にお願い出来ません。彼としては運行途中にトラックなのに寄り道させられてスーパーでおつかいを頼まれて、とんでもなく迷惑だったでしょうに、当時全く嫌な顔せず笑ってふざけて、からかってくれていた記憶があります。
私も甘えてもらって嬉しかった。迷惑でもなんでもなかった、愛おしいとさえ思った。人間って不思議です。真面目に正義を貫き通す行動よりも、甘えてわがまま言われた方が心地良いなんて。