「『クマよけスプレー』と名称を勘違いする人がいますが、そんなものは存在しません。虫が近寄らないようにする虫よけスプレーのような、クマよけスプレーはないのです。正しくは『クマ撃退スプレー』。“撃退”ですから、クマが向かってきたときに数メートルの距離から噴射します。

 商品もピンキリなので、適切な製品で適切な使い方をする必要があります。

 信頼できる製品は1本2万円ほどするので、なかなか練習もできないかもしれません。私が代表を務める日本クマネットワークの動画などを見て、使い方を把握しておくとよいでしょう」

(取材・文/大楽眞衣子)

【前編】「子どもと外遊びもできず“クマうつ”になりそう」 相次ぐクマ出没、わが子の命を「どう守ればいいのか」親たちの悲痛な声
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大楽眞衣子
ライター 大楽眞衣子

ライター。全国紙記者を経てフリーランスに。地方で男子3人を育てながら培った保護者目線で、子育て、教育、女性の生き方をテーマに『AERA』など複数の媒体で執筆。共著に『知っておきたい超スマート社会を生き抜くための教育トレンド 親と子のギャップをうめる』(笠間書院、宮本さおり編著)がある。静岡県在住。

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