عَنْ أبي مَالِكٍ الْأَشْعَرِيَّ أَنَّ النَّبِيَّ صَلَّى اللَّهُ عَلَيْهِ وَسَلَّمَ قَالَ "أَرْبَعٌ فِي أُمَّتِي مِنْ أَمْرِ الْجَاهِلِيَّةِ لَا يَتْرُكُونَهُنَّ الْفَخْرُ فِي الْأَحْسَابِ وَالطَّعْنُ فِي الْأَنْسَابِ..." رواه مسلم
アブー・マーリク・アル=アシュアリーからの伝承によると、
預言者 ﷺ はこう言われました。
「私の共同体(ウンマ)には、無知時代(ジャーヒリーヤ)の習慣が四つ残っている。それらを捨てようとしない。
それは、家柄を誇ることと、他人の血筋をけなすこと…」ムスリムの伝承
このハディースは、イスラームが禁止した傲慢・差別・虚栄の風習を警告するものです。
・家柄を誇ること:自分の祖先や家系を誇示し、他人を見下す態度。
・血筋をけなすこと:他人の家系や出自を中傷し、侮辱する行為。
「血筋を誇ること」とは
先祖の行った善行や功績、徳などを自分の誇りとして自慢したり、自分を他人より優れていると見せかけることを意味します。
これは、謙遜を打ち壊し、他者を見下す原因となる忌むべき高慢(傲慢)の一種です。
「家系を非難すること」とは
他人の家系をけなしたり、侮辱したりして、自分の先祖を他人の先祖より優れているとすることを指します。
たとえば、「あの人には立派な血筋がない」「卑しい家の出だ」などといった言い方がこれに当たります。
このような行為は最も危険な悪癖の一つであり、部族的な偏見(アスビーヤ)をあおり立て、イスラームが掲げる兄弟愛と平等の理念を壊すものです。