2025年11月11日

そういえば不倒城を始めて21年経ちました

結構たちましたよね。

このブログを始めたのが2004年11月11日なんで、今日で21年目です。2004年って何があったかというと、私が社会人になって1年目か2年目くらいで、某金融機関案件でひーこらいってたころなんで、これが相当昔です。マジかーって感じですね。


まあ、不倒城については非常にマイペースというか、なんか思いついた時にしか書いてないので「21年間毎日更新!!」なんてこともなく、単に「やめてない」というだけの状態に近いのですが、ブロガーとしてはそれなりに活動している雰囲気ではあります。最近では、Books&Appsさんはじめ、レバテックLABさん、ねとらぼ別館さんでも記事を書かせていただいています。


まあ、生きてる限りは何かしら書きたいことは発生するので、その都度何か書かせていただける場があるのは本当にありがたいことだなあと。今ではブログサービスを畳んでしまったところもある中で、永年お世話になっているseesaaさんには本当に感謝しつつ、末永くサービスを続けてもらえればなあと思う次第なのです。

ちなみにこの1年では大体何をやっていたかというと、

・イーアルカンフーを遊んだ
・モンスターハンターワイルズを遊んだ
・アーシオンを遊んだ
・「メダリスト」にハマった
・「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を遊んだ
・イーアルカンフーを遊んだ
・学マスとウマ娘も相変わらずゆるゆる遊んでいる
・スティルインラブのシナリオめちゃくちゃ良かった
・演奏会を開催したりライブに出たりした
・それに伴ってケーナをいっぱい吹いた
・シレン6で裏神髄をクリアした
・パラノマサイトを遊んだ
・シャドウバースWBを始めた
・姫路や加賀に旅行に行った
・7 days to end with youを遊んだ
・civ7は買ったけど危ないと思ってまだ手を出せていない
・ワンス・アポン・ア・塊魂を遊んでいる
・それなりには仕事をした
・イーアルカンフーを遊んだ

他にもいろいろやった気もしますが、大筋はこんな感じだと思います。バラエティ豊かですね。

なんにせよ、今後も不倒城は続けると思いますし、ブログサービスが続くなら向こう255年くらいは書き続けられるように頑張りたいなとも思っていますので、皆さん今後とも適当によろしくお願いいたします。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 16:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 始めたばっか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月24日

2025年11/2(日)、目黒区池尻大橋の「東山社会教育館」のお祭りで、「ロス・ガラパゴス」で演奏します

演奏しまーす。


場所:目黒区東山社会教育館 レクリエーションホール
最寄り:東急田園都市線池尻大橋駅
時間:11/2(日) 14:25 ~ 15:05
料金:無料

「ロス・ガラパゴス」は、私が20年くらい前からやっているフォルクローレ(南米民族音楽)の演奏グループなんですが、特に「サンファニート」というペルー・エクアドルのリズム形式の曲を好んで演奏しています。今回もサンファニート多めですが、他のリズムの曲もいろいろやります。

ちなみにフォルクローレというのは南米、特にアンデス地方に古くから伝わる楽器を使った音楽ジャンルなんですが、日本でいうと「コンドルは飛んでいく」なんかが有名です。↓みたいなやつです。まあこれは私一人で吹いてるんですが、本番では多分8人か9人くらいで演奏します。


民族音楽にご興味おありの方はぜひ足をお運びください!

ちなみに、同じく東山社会教育館祭りで特別企画もやる予定でして、こちらは子ども向けに、フィルムケースとビーズを使ってリズム楽器を作って、その場でフォルクローレのリズムを刻んでみよう!という、リズム教室っぽいこともやります。こっちは土曜日です。

11/1(土) 10:30 ~ 任意のタイミングで参加自由

私が講師というか、リズムの先生っぽいことをやる予定なので、こちらもご興味あればご来場ください。

2025年09月30日

今日のしんざきが姫路にいってきた話 25/09/30

といっても先月の話なんですが、姫路に旅行にいってきました。

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次女が歴女の片鱗を見せておりまして、「一回ちゃんとお城見てみたい!!」と言うので、折角なので現存天守を見せてあげよう、ということで姫路城へ。見た目は綺麗ながら中身はガチの戦城で、江戸時代や戦国時代の話をしながら見て回ったところ、次女も大喜びしてました。夏休みにしては思ったほど混んでませんでした。


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好古園にもいってみました。こちらは姫路城のお隣、9つの日本庭園から成る庭園群で、ひとつひとつの庭園にそれぞれ違った味わいがあって、落ち着いた雰囲気でお散歩できました。

ちなみに、次女と長女は全く好みが違い、このころ長女は大阪の方の街中で奥様と一緒に遊んでた模様。まあそれぞれ楽しめるのはよいことです。

宿は「懐石宿 潮里」さん。すぐ裏手に海水浴場がありまして、こちらも夏休みの割に空いていて、二泊明けの午前に泳ぎまくりました。楽しかったけどさすがにちょっとくたびれた。

部屋は離れの特別室で、露天風呂までついていてとてもいい感じでした。料理も美味しかった。

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ちなみにこちらは、瀬戸内海が一望できる万葉の岬。思ったよりガチの山道っぽい道を歩いて、森を抜けた先にこの風景。これもすげー気持ちよかった。


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いい旅を楽しめたなーと思う次第です。また行きたい所存。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月30日

はてブが20周年だった件について・あるいは、「id:ekken」さんにまつわる昔話

みなさん、お元気でしょうか?

私は、まあまあ元気だし、まあまあ幸せだし、まあまあ年を食って、40代も半ばを過ぎたおじさんになりました。このブログを始めたのが2004年なので、少なくともそこから数えれば、21年くらい年をとりました。そこそこの年月が経ったと思います。

不倒城を始めるちょっと前に結婚して、不倒城を始めてから数年で子どもが産まれて、以降5人家族にまでなりながら、ゲームを遊んだり、仕事をしたり、ケーナを吹いたり、育児をしたり、あとゲームを遊んだりゲームを遊んだりゲームを遊んだりゲームを遊んだりしました。バラエティ豊富な人生ですよね。

先日、はてなブックマークがサービス開始20周年を迎えたそうです。変化が激しいwebの世界で、一つのサービスを20年運営し続けられているというのは、それだけでも大変なことだと思います。特にはてブって、色々運営がややこしそうですし。


2週間くらい遅れましたが、まあこのブログ自体が現実から5,6年遅れているようなものなので、これくらいは可愛いものだと考えましょう。

20年前からはずいぶん様変わりしましたが、今でも変わらず「はてな村」の住人でい続けている方も何人かはいらっしゃって、ご健在で嬉しいなーなんて勝手に思ったりしています。特にシロクマ先生がご健在でブログ運営を続けられていることについては、大変勝手ながら、本当に頼もしいし、物凄いなあと思っています。


私ははてなダイアリーもはてなブログもやっていないので、いわゆる「はてな村」の住人だとは自称出来ないと思うのですが、とはいえはてブ自体は昔から観測させていただいていて、みなさんが「手斧」という名前の議論記事をやり取りされているのを恐る恐る拝見しては、こわいなーと思ったり楽しそうだなーと思ったりしていました。はてブがきっかけで記事を書いたこともありますし、ありがたいことに人気記事をお目汚しさせていただくことも、何度かはありました。

色んな人とやり取りをしましたし、色んな人同士のやり取りを見ました。

ただ、私が「はてな村」について考える時、一番に思い出してしまうのは、まず「えっけん」さんのことなのです。

昔、はてなユーザーでid:ekkenさんという方がいらっしゃいました。趣味の話やブログ論について、はてなブログやfc2で記事を書かれていました。ブログ間でのやり取りも積極的にされており、時には激しい議論を展開されることもありました。トラックバック議論とか、エゴサーチ議論とか、特にweb上での振る舞いについて様々な人と手斧を投げ合っておられたようで、私も何度かやり取りをさせていただいたことがあります。

こちらが、私が知る限り、id:ekkenさんの書かれた最後の記事です。2012年の10月だから、13年くらい前の記事ということになるでしょうか。


この後しばらくお見掛けしないなーと思っていたら、ある時逝去されたということを耳にしました。きちんと事実確認を出来たわけではないので、もしも誤情報であれば全力でお詫び申し上げたいと思うのですが、上記記事以降でお姿を見かけていないのは事実です。

えっけんさんに限らず、「なんとなく頻繁にやり取りしていた人が、ふっと観測できなくなってしまう」ということは、これ以前にも以降にもしばしばありました。もちろん私の観測範囲なんてせまっ苦しい限りでして、その多くは単に記事を更新しなくなったり、SNSに飽きてやめてしまったり、あるいは他のサービスに移住されたりというところではあったろうと思うのですが、中にはもちろんご体調の問題でwebに触れられなくなったり、亡くなったりということもあったのでしょう。

webでの特定個人に対するトレーサビリティというか、「あの人は今何をしているんだろう」ということを知る手段というのは、実際のところ極めて薄弱で、頼りないものなんだなあと、この時つくづく思ったのです。もしかすると、今ちょこちょこSNSでやり取りしている人が、翌日にはもういなくなってしまうかも知れない。なんてことはない、SNS上でやり取りしたその一行が、もしかすると今生最後のやり取りだったかも知れない。

後から振り返ることができる話ならまだしもです。infoseekやgeocitiesの話を持ち出すまでもなく、web上でのデータって案外儚いものでして、「こういうやり取りがあった」ということさえ、再来年くらいには痕跡をなくしてしまっていても不思議ではありません。そう思うと、ちょっと寂しいな、とは思うのです。

別にこれが悪いことだという話じゃありません。むしろ、現実でも当たり前に起こりえる、当たり前の話です。ただ、そういうものだ、と。

だからこそ、はてブのように永年続くサービスは貴重だし、私が今書いているseesaaにも末永く続いて欲しいところでもありますし、まあサービス云々だけの話ではなく、私自身がこういう風にちょっとしたことを書き連ねるのも、全くの無駄というわけではなかろうと。

そんな風に思ったわけです。

ちょっと景気の悪い話になってしまいました。とりあえず、不倒城は今後も「なんとなくそこにある」という程度の立ち位置目指して頑張ってまいろうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月26日

スティルインラブの育成シナリオが、とてもウマ娘のストーリーとは思えないほど沼だった(途中からネタバレあり)

すっごいシナリオでした。

当初スティルインラブについては、単純に「ウマ娘でここまでストレートにヤンデレ風味の子は珍しいなあ」と思っていまして、その興味が主で引きに行ったんですが、これについては私の目が曇っていたと言わざるを得ません。

スティルインラブは、確かに「ヤンデレ」のフォーマットに則ったキャラクターが基盤になっているとは思うのですが、彼女のシナリオは「ヤンデレ」というシンプルな言葉でくくれるようなものではありません。「ヤンデレ」の向こうにある、もっと別の何かです。

一応、ネタバレなしの範囲でスティルインラブの育成シナリオについて簡単に書いておくと、

・好みは分かれそうですが、個人的には超良かったです
・ある程度重たいシナリオが好きな方であれば、かなりの確率でお好みに沿うと思います
・ウマ娘における私の好み上位のシナリオが、サクラローレル、アドマイヤベガ、キングヘイロー、ファインモーション、アストンマーチャンあたりなんですが、今回スティルシナリオがすごい勢いで突っ込んできました
必ず「ウマ娘のキャラストーリー」を4話まで読んでから育成を始めるべきです
・できれば温泉旅行も気合いで引くべきですちょうど温泉旅行の確率が上がるキャンペーンやってるので
・「スティルインラブ」の名前通りのシナリオでした
・ややホラーテイスト・およびホラー的な演出があります(アドマイヤベガより若干ホラー感強い程度)
・スティルの私服が大変かわいいです
・史実上当然ですが、アドマイヤグルーヴもがっつりシナリオに絡んできてとても良い
・あと、レースで登場するカレンブーケドールが異様な存在感

以下、スティルインラブの育成シナリオについての感想をつらつらと書き綴りたい次第で、どうしても多少のネタバレは発生せざるを得ません。

そのため、スティルインラブの育成シナリオ(+温泉旅行)未読な方で、少しでもスティルインラブを引く可能性がある方には、これ以降を読み進めることをお勧めできません。


で、以下ネタバレありのスティルインラブシナリオについてなんですが、


おっっっっっっっっっっもかった。

とにかく「ウマ娘でこれをやるのか」という印象だった。

キャラシナリオの最初で、トレーナーが何やら剣呑な状況にあるということが示唆されるのですが、あれがもう「全て終わった」後の状態。つまり、キャラシナリオの最初が「エンディング後」であるということは、スティルインラブの育成シナリオ全体が、「スティルと添い遂げることを選んだトレーナーの、途切れ途切れの回想」である、ということなんですよね。

育成を最後まで進めると「ああ、そういうことだったんだ」というのが分かる。こういう演出、個人的には大好きなんですが、ウマ娘って時々変化球を投げながらも基本的なフォーマットはすごく堅牢に作られている印象だったんで、そこをぶん投げるシナリオを4.5周年で、しかもスティルインラブというウマ娘でお出ししてくるウマ娘開発陣には、敬意を表さずにはいられません。

スティルインラブのシナリオ、最初遊んだ時は「ウマ娘でこれをやるのか」と思いました。ウマ娘の様々なシナリオの中でも極めて特異なシナリオだと感じたのですが、何故そう感じたのかというと、それは「戻ってこない」「そしてそれが正しい」シナリオだから、だと思います。

今までの育成ウマ娘のシナリオでも、重たい、あるいは通常とは離れた特殊な状況になるストーリーはありました。例えばアドマイヤベガとか、ナリタタイシンとか、アストンマーチャンとか、あるいはファインモーションとか、セイウンスカイとか、ネオユニヴァースとか。

ただ、彼女たちは、今までのシナリオでは常に「戻ってきた」。たとえ何かしら重い状況になっても、多くはトレーナーの力、あるいは友人たちの助力で、あるいは快復し、あるいは元の幸せを取り戻し、そしてレースに邁進していた。時にはほろ苦い展開や、どこか物寂しいエンディングもありましたが、殆どの場合、きちんと「現実世界でも幸せと思えるような幸せ」をつかんで、そして走り続けてきたわけです。彼女たちは皆走るのが好きで、そして走り続けることが幸せだった。

ウマ娘には、モデルになった競走馬という「史実」があります。そして、シビアな競走馬の世界ではハッピーエンドもあれば悲劇もあり、その史実をある程度は踏まえた上でシナリオが描かれる以上、ウマ娘の世界でも、どうしてもシビアな展開はつきまといます。

その上で、そのシビアな結果、あるいは悲劇を塗り替える「幸せなif展開」が描かれるというのは、ウマ娘というゲームの一つの確固たるフォーマットでもありました。

ところが、スティルインラブのシナリオでは、そこが違った。いわゆる「普通の幸せ」の枠を踏み越えてしまった。しかも、スティルとトレーナーが、二人揃って。

今までなら、例えば「踏み越えかけたスティルインラブを、トレーナーの懸命な努力や、ライバルたちとの友情が引き戻す」というシナリオが専らだったところ、このシナリオでは「トレーナーとスティルにとっては、戻ってこないことこそが「愛」であり「幸せ」なんだ」と描写されたわけです。

この、「トレーナーも一緒に踏み越える」というところが、ウマ娘的にはもっとも異質なポイントだと思います。

スティルシナリオは、大きく三段階に分かれています。つまり、

1.「本能」を抑えようとする段階
2.「本能」をコントロールしようとする段階
3.「本能」を解放して、本能と一つになろうとする段階

大雑把にいうと、1がジュニア期、2がクラシック期、3がシニア期になります。厳密にいうとちょっと違うけどまあいいや。

スティルにとって、「本能」は恥ずべきもの、隠すべきもの、けれど強敵と戦い、打ち倒し、トレーナーに勝利を捧げるためにはどうしても必要なものでもありました。トレーナーにとって、スティルの「本能」は、自分が魅せられたものでもあり、どうしても惹かれてしまうものでもありました。

クラシックで三冠を達成したスティルは、一度は「本能」を失ってしまいます。ただ、憧れていた穏やかな生活を手に入れて、しかもそれでもトレーナーが一緒にいてくれるということをバレンタインイベントで確認して、スティルは一度は「走るのをやめる」ということを選択しようとします。

また、このバレンタインイベントが滅茶苦茶幸せそうなんですよね。トレーナーと同じように、プレイヤーも「ここで終わるならそれもハッピーエンドだな」と思えるくらいに。

分岐点は、金鯱賞でした。ここでスティルは、トレーナーの笑顔が、レースで走っている自分を見る時と今では違うということに気付いてしまい、「やはり走り続ける」「本能を解放する」ということを選択します。ここから、二人にとってはどこまでも正しい、けれど普通の尺度からすれば何もかもが狂ったルートが始まってしまうわけです。本能を受け入れれば受け入れるほど、一般的な「幸せ」から遠ざかってしまうということは、「スティルが皆に意識されない」という点でも描写されています。

この辺、育成シナリオ中でも、明確に認識しているウマ娘が三人います。アドマイヤグルーヴ、ネオユニヴァース、そしてメジロラモーヌです。

アドマイヤグルーヴは、もちろんスティルの最大のライバルであり、常にお互いを意識し合っている間柄でもありました。この二人の対比がまた、ことあるごとに強調されるんですよね。愛など要らないと思っている、けれどエアグルーヴという「自分を厳しく愛してくれる人」と出会って、愛を理解するアドマイヤグルーヴ。彼女が夏合宿後、バスの中のスティルとトレーナーを見て「自分との違い」に気付いた時の表情、これもめちゃめちゃいい味出してるんですよ。「みんなどうして、あのひとを忘れられるの」って台詞すっごいよかった。

ネオユニヴァースは、史実でも「二冠をとった後(G1では)勝てなくなり、怪我が元で引退してしまう」という点で、スティルと相似した境遇の持ち主でもあり、スティルのルームメイトでもあります。彼女、複数の世界線を認識できるという特性もちでもあり、この結果、スティルの「選択」がもたらす意味にも気付いて、スティルとトレーナーの選択についても警告してくれるんですよね。彼女自身はトレーナーに出会えなかった世界線でもあり、「この先に待つのは……"HPED"じゃない」という台詞、意味が分かったあとだと滅茶苦茶重いです。

そしてメジロラモーヌ。ラモーヌも、このシナリオでの存在感が物凄いんですよね。彼女自身レースへの愛に生きる人で、愛と理性の間で煩悶しているスティルを導き、見届けるポジションでもあった。二人の「愛」の帰結を理解し、哀れみながらも「それも一つのあり方」だと認めるラモーヌは、ルドルフが二人を止めようとした時には、「二人にしてあげなさい」とそれを制止した。この辺、「ウマ娘みんなの幸せという、いわば一般的な価値観保持者の代表格であるルドルフが二人を止めようとする一方、先達のトリプルティアラ保持者だったラモーヌが、スティルのありのままを認めるという構造も、シナリオ的によく出来てますよね。

ともあれ、これらの帰結の果てに、あのトゥルーエンドと、そして温泉旅行での二人の、静かな、余りにも静かなやり取りが展開されるわけです。スティルとどこまでも一緒に過ごせるという幸せ。ただ、トレーナーの「次はどんなレースに出ようか」という一言に、言葉を詰まらせてしまうスティル。みんなに愛されることよりトレーナー一人だけに愛されることを選択して、けれどトレーナーの「普通の幸せ」を失わせてしまったことも認識している、このシーン。

これを読み終わった後でキャラシナリオの一話を読むと、これがまたものすごーーーーーーく重い。ヤンデレなんて通り一遍の言葉ではとてもくくれない、ヤンデレを超えた何かがそこにある。この辺超好き。

今回のスティルのシナリオって、システム的にも今までにないような演出が駆使されていて、

・シニア以降、育成画面が常に紅く暗い雰囲気になる
・一部のイベントで選択のループが発生し、しかもループを続けるごとに文字バケが起きるような演出がある
・本来ならエンディングの直前に配置されている温泉旅行のイベントが、何故かエンディングの「後」に流れる

といった要素。特に温泉旅行については、「二人がたどり着いた場所はここなんだよ」という開発者のメッセージのようで、美し過ぎて文句をつける気が全く起きません、

また、

・基本的にシナリオが一本道で、レースに勝っても負けても一切シナリオが分岐しない(厳密にはちょっとだけ分岐ポイントもあるけれど本筋には影響しない)

という点も指摘できるかと思っており、これについては「育成シナリオ全体が「すでに通り過ぎた過去」であって、もう変えようがない帰結なんだ」ということを表現しているのかなーと思います。

史実では、スティルインラブは繁殖牝馬として、「ジューダ」という仔を一頭だけ残し、病でこの世を去ります。その「ジューダ」とは、ヘブライ語で「神に賞賛される者」という意味。

トレーナーとスティルの帰結の美しさが、こんなところにもあるような気がするんですよね。

長々と書いてまいりましたが、この記事で書きたいのは

・スティルシナリオはめちゃくちゃ良いのでウマ娘をプレイしている皆さんは是非読んでください中距離差しウマ娘としてもとんでもない性能なので損はさせませんあと温泉旅行頑張って引いてください

という一点だけであり、他に言いたいことは特にありません。よろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。

posted by しんざき at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | レトロでもないゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月10日

15年間洋上で放置していた大航海時代オンラインのラスボスを15年越しに討伐してきた

実際には20年越しくらいかも知れませんが、正確なところがよくわからないのでだいぶ少な目に見積もっています。何年放置してたんだろう?

大航海時代オンラインというのは、コーエーテクモが運営しているオンラインゲームです。プレイヤーは、大航海時代の航海者になって、世界をまたにかけて冒険をしたり、海戦をしたり、交易をしたり、バルセロナ-パルマ間をひたすら往復したりします。

で、プレイヤーはゲーム開始時に、ポルトガル・イスパニア・イングランド・フランス・ヴェネツィア・ネーデルラントから所属国を選びます。この所属国ごとに個別のストーリーがあり、プレイヤーはそのストーリーを追いかけていくのですが、多くのオンラインゲームと同様、大航海時代オンラインも自由度がかなり高く、そのストーリーを放置してもゲーム上はあまり問題が発生しません(正確には、ある程度まで進めないと海域の入港許可が出なかったりするが、それ以降は放置しても一切不都合がない)

とはいえ普通のプレイヤーは適当なところで国別シナリオを片付けると思うのですが、しんざきはよりによって、イングランドストーリーのラスボスが出現したあたりで進めるのが面倒になり、以降ずっとシナリオを放置していました。

で、ラスボスはこんな感じで、ポルトガルの近くの海域でずーーーーーーーーーーーっとプカプカ浮いてたわけです。リアル時間で15年以上。こちらから話しかけないと戦闘は発生しないので、全く不都合はありませんでした。

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ここを通る度に、「お、なんかおる」と思いはしたのですが、戦闘の準備をするのが面倒で無視している間に、シナリオの内容すら大体忘れてしまい、既にこいつが何をやった人なのかよく覚えていません。なんだっけこいつ?

で、今回一念発起して、いい加減かわいそうなのでラスボスを倒そうと思ったわけです。現役最新装備で
キリングリューが乗っている船は重ガレオン。初代大航海時代なら最強だった船ですが、大航海時代オンラインだと、海事レベル44で乗れる船。一方私の海事レベルは73で、乗艦は一等戦列艦です。(注:戦列艦は17世紀後半くらいに登場した軍船であって、全然大航海時代ではありませんが、作中にはティークリッパーとか蒸気船が既に登場している上、なんならアメリカ横断鉄道まで開通しているので今更です)


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ラスボスのキリングリューさん。分かりやすい悪役顔です。海上に15年以上浮かんでいた筈ですが、その割には健康そうです。オポルトから食料取り寄せたりしてたんでしょうか?いやホント、何したんだっけこの人……イスパニアと手を組んだりしてたんだっけ?

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死闘(2分)の末キリングリュー拿捕!!!一応他のおつきの船も全部沈めておきました。

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で、この人がイングランドシナリオのヒロイン?的な存在のライザ。コーエーテクモでライザというと大体の人が錬金術師を思い浮かべると思うんですが、登場歴はこちらの方が長い。ただし、主人公を完全においてけぼりにして勝手に話を進める悪癖があるため、当時プレイヤーからの評判はあまりよくありませんでした。今でもたまに登場する。

ということで、人生におけるちょっとした心残りがひとつ解決した、という話でした。

posted by しんざき at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大航海時代ONLINE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年08月04日

育児って終わるものなんだなーとふと思って感慨深いけどちょっと寂しい

しんざき家には長男長女次女の三児がいるのですが、それぞれ祖父祖母の家にいったり部活の合宿に行ったりで、ここ数日は子どもたちがいない夜を過ごしています。

印象として、とにかく時間の流れがゆっくり。いつもなら、子どもたちにご飯食べさせたり色々片付けたり就寝させたりと、なんだかんだバタバタしているのに、まあのんびりしてしまって、そろそろ日も変わったかなと思うとまだ22時とか。時間の流れがゆっくりだなあ、なんて感じたのは久々です。

もう下の子たちも中学生になって、別に寝かしつけをしないといけないような年齢でもないんですが、まあまだなんだかんだで完全に手が離れてるわけじゃないので、普段は割と大変なんだなあと。小さい頃はもっと大変だったろうなあと、冷静に振り返ってみれば添い寝して寝るまで一緒にいたわけなのでそりゃ大変だった筈なんですが、育児の大変な思い出って親は割と速やかに忘れるようになってるみたいで、既にあんまり大変さが思い出せないです。同じ絵本何回も何回も読み聞かせ要求されて、毎回喋り方変えるのちょっと工夫が必要だったな、ってくらいのもの。

で、思うこととしては、なんだかんだ「育児の終わり」ってのもその内くるんだよなあ、と。それも、多分はっきり「これで卒業!」という感じじゃなくて、気が付くと色々終わってた、という感じで終わるんだろうなあ、と。

今はまあ、下の子も中学生なのでゴールはまだまだ遠いんですが、とはいえ昔は足しげく連れていっていた公園にもここ3,4年はご無沙汰になっているわけですし、ベビーカーやエルゴはそのだいぶ前に卒業しています。今でもおんぶやら抱っこやら、子どもの気まぐれですることはありますが、それもその内「そういえば最近してないなー」となるんだろうなーと。

そう考えると、まだ「子ども」でいてくれる間に、「親」であることは精一杯味わっておかないといけないなあ、と思う次第なんですよ。

まあ、昔絵本やらなにやら散々読み聞かせていたことの延長線として、現在は子どもたちだけでもたくさん本を読むようになりましたし、一方その本を私たちにお勧めしてくれるような関係性はなんとか築けたので、そういう「コンテンツを軸とした交流」は今後も大事にしていきたいなーとも思います。この前は次女がお勧めしてくれた、「一次元の挿し木」を読みました。これも面白かった。


取り敢えずそれくらいです。
posted by しんざき at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月20日

長男と投票に行ってしみじみしてしまいました

ついこの間小学校に入学したばっかりのような気がしていたんですが、もう投票権得ちゃいましたよ、すごくないですか?

先日、長男が何やら見せびらかしに来たので、なんだなんだと思ってみてみたら投票用紙だったわけです。「選挙権手に入れたよ!」って自慢しにきたわけで、素直に「すげーーー」って言っといたんですが、なにより「選挙権を自慢する」ってこと自体、とても偉いと思うんですよ。つまり、選挙権というものが自慢するに足るもの、貴重なものだってことが分かってるってことですもんね。そこ将来にわたって一番大事。もうガンガン自慢してくれていいぞ、と思ったわけです。

で、折角人生初投票ということで、いつもは妻と二人で投票に行っているんですが、今日は長男と三人で投票にいってみました。 どこに投票したかとかはもちろん本人の考えなので私も知らないんですが、しっかり色々調べた上で投票してはいたみたいで、彼なりの思考、彼なりの選択をもって自分の一票を行使してくれればいいなーと考える次第なのです。

とはいえ、感慨というものはもちろんありまして、成人年齢が18になったとはいえ、いつのまにやら18年も経ってしまったんだなーと。育児というのは、やってる間はホント必死としか言いようがなく、親としては苦労と心配とぎりぎりの選択の連続、自分の子育てが正しいのか適しているのか、さっぱり分からないまま真っ暗闇の中を突っ走るような話なんですが、まあ神妙な顔で投票箱に票を入れている、すっかり大人になった長男の姿を見ていると、まあなんだかんだ、そんなには方向を間違えなかったのかなーという気はします。まあ、もう大人とはいえまだまだ私の扶養家族なわけで、もう数年は親元にいてくれるかなーとは思うんですが。

投票所に来たこと自体は初めてでもなんでもなく、昔は家族5人で投票所に来てました。それはなんでかっていうと風船がもらえるからです。投票所は近所の小学校で、ただ長男その小学校には通ってないんですが、それでも馴染みはある場所なので迷いもしませんでした。さすがに風船はもらいませんでしたが、「昔よく風船もらってたねえ」とは言っていて、ほんの10年ちょっと前とはいえ、彼にとってそんなに嫌な思い出でもなかったのかな、とはほっとしています。

今後も彼なりに考えて、毎度投票所にあししげく通ってくれればと思うばかりなのです。

今日書きたいことはそれくらいです。



posted by しんざき at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月20日

シャドウバース ワールドビヨンドを始めまして、ここまでの感想 25/06/20

仕事が超忙しいというのに、なんか始めてしまいました。一体どうするつもりなんでしょうか。


最初のリセマラで10分くらい粘ってたら、たまたまネメシスのレジェンドを3枚くらい引けまして、その後エーテルをかきあつめて他のレジェンドカードも生成して、今のところこんな感じのネメシスの人形デッキを使っております。

ネメシスデッキ.png

7連勝.png

一線級のデッキではないと思うのですが、まあまあ勝ち負け出来ている感じです。カードパックやジュエルも割と配ってくれてまして、初期配布だけではなくミッションでも相当引く機会があるので、ガチガチに勝ちを狙うのでなければ、無課金~微課金でもまあ遊べるという印象です。

友達招待のコードは

8KWjnmg

です。入力するだけでカードパック4つ分くらいのジュエルがもらえますので良かったらどうぞ。

それはそうと、ここまでの感想です。

・ゲーム自体は、前作シャドウバースを更に派手にしつつ、駆け引きの重要性が増している感じ
・一見大味に見えて、先手後手のバランスとか、盤面除去とトレードの判断とか、かなり丁寧に作られてるなーと感じた
・といってもヒーローごとの固有カード性能による格差はやっぱりありそう
・やっぱ一部バカ強いカードはあるので、今後のバランス向上に期待
・今のところ、ロイヤル・ウィッチ・ネメシスを見かける頻度が非常に高く、ついでドラゴンとエルフ、ビショップとナイトメアはあまり見ない印象
・特にビショップ全然見かけなくて、たまにあった時に結構対処に困る
・超進化がバカかと思うくらい強力(+3/+3される上に攻撃時にダメージを受けない、他強力な発動時効果のカードが多い)なので、中盤にバカでかい盤面が出来ることを前提に動く必要がある
・そのため除去性能持ち、ないし超進化での除去に優れたカードは必須に近い気がする
・アーティファクトネメシスの「遺産の砲撃」とロイヤルのアマリア強すぎんかと思ったけど他のアーキタイプにも大体ヤバ強いカードが1枚2枚はあるのでまあこれはこれでバランス取れてるのかも知れない
・人形ネメシスは、盤面除去能力が強力なためロイヤル相手にはかなり強く使える一方、アーティファクトネメシスとスペルウィッチは結構苦手な印象
・デッキとしては、アーティファクトネメシス、スペルウィッチ、ミッドレンジロイヤルあたりが頭一つ抜けて強力か?
・リノエルフとランプドラゴンもカードそろってきたら行けそうな気がする
・ビショップはまだよくわからない(自分で使えるほど資産そろってない)
・リリース初期のわちゃわちゃした環境楽しいですね

という感じで、なかなか楽しめているので、当面ゆるゆるとやってみたいと思います。よろしくお願いします。

今日書きたいことはそれくらいです。




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2025年05月03日

「メダリスト」9巻の光と司先生の会話シーンについて思ったこと

※注意:この記事には「メダリスト」の展開のネタバレが含まれます。特にコミックス9巻以降を読んでいない方には、この記事を読むことをお勧めしません。

「メダリスト」を未読の人はもちろん、アニメからメダリストに触れてまだコミックスを読んでいない方も、是非コミックスをお読みいただくのが良いのではないかと考える次第です。よろしくお願いします。

ということで、この先は「メダリスト」9巻をお読みであることを前提で書きます。折りたたみます。




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posted by しんざき at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・漫画関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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