【PJCS2025本戦使用構築】竹馬スタン

げべぼと一緒に考察、使用しました。

戦績
ぷりずむ 本戦落ち
げべぼ  本戦抜け 9-1

バドレックス(白馬)  207-185-189-*-181-70
カイオーガ     175-*-111-202-160-156
ガオガエン     202-135-123-*-143-78
ゴリランダー    207-145-113-*-132-104
テツノコウベ    201-*-112-143-111-158
イダイトウ     196-180-86-*-95-130

https://pokepast.es/497883d2faf24028

【構築概要】

白バドガエンゴリラで相手を削りカイオーガで一掃、もしくはカイオーガの潮吹きを通して白バドレックスで詰ませる構築です。

相手の残数を減らした後にトリックルームして詰めるパターンと早い段階でトリックルームをして相手に凌がせてスカーフカイオーガで詰めるパターンがあります。
早い段階でトリックルームをする場合はトリル残り2ターン以内にカイオーガが出ないように自分のガエンゴリラを上手く使い自分がトリックルームを枯らすようなイメージで立ち回ると強いです。

立ち回り全体として、基本的に「引かない」というのを意識していました。
交代したらダメージレースに負ける。
攻撃してる側がたくさんダメージを与えられるので交代しない。
攻め続けることがこの構築で最も重要です。

ガエンゴリラはサイクル回すという認識をする人は多いと思いますし、自分もそう思っていた時期はありましたが、サイクルは回すものではなく回るものだと思います。
ガエンゴリラでサイクルを意識しすぎるあまり交代技を多用し結果的に相手に一方的に殴られ続けダメージレースに負けるというのは意外と起こりやすいのではないでしょうか。
有利対面で自ら交代技を使い有利対面を放棄する必要はありません。

【構築経緯】

高レートにいた白バドオーガガエンゴリラバレルウーラの並びに目を付けました。
白バドオーガガエンゴリラの基本選出の対応範囲が広く本戦形式向けだと判断したためです。
そしてこれをえるオフに持ち込み、ミライドン入りには全勝、ルナコラ、コライ黒馬、ザシオーガには負けたものの軸の強さは納得が行くものだったのでこれを詰めることを決意。
ルナコラ、コライ黒馬はともに同系統の対策でいけると判断。
ブーストエナジーのバクア雨乞い挑発テツノコウベが刺さると判断し採用。
ここで5枠まで確定していて、最後の枠をタケルライコで回していたのですが、えるオフで完封されたザシオーガに勝てるビジョンが中々見えませんでした。
初手でトリルを押しても1ターン目に取られたアドバンテージをトリルターン中に返しきれません。
ここで1人で考えるのをギブアップ。
もし使う構築が決まっていなかったら一緒に同じ構築を使わないかとげべぼに声をかけました。
同じ構築を使う予定ではありませんでしたがやなぎにも相談するとザシオーガ側もスカーフオーガ結構きついですよと言われました。
この辺りのことを考えながら構築の概要や基本的な立ち回り、きつい構築の話をげべぼにしているうちにえるオフであたりめさんにされた初手水ウーラオーガの出し方は白馬オーガバレルガエンゴリラだけではなくザシオーガにも有利なのではないかと気付きます。
しかし、スカーフウーラとスカーフオーガを同時に並べることができません。
そのため、すいすいアタッカーを探したところイダイトウに白羽の矢が立ちました。
結局のところ6匹目はほぼ自分の力で辿り着きましたが、これは信頼できるプレイヤーに相談し、自分の思考を説明することで到達できたのであり、完全に1人でやったのではおそらく難しかった、もしくは本番に間に合わなかったのではないかと思います。
経験上、人に自分の考えを説明することで自分の中で思考が整理されより良い考えに至ることは多いため行き詰まった際は信頼できる人に相談するのをおすすめします。
他の人にバレるのが気になるという人もいるかと思いますが、他のプレイヤーに教えてそれを各々回した時に起こりうる型バレのデメリットより構築が仕上がるメリットの方が遥かに大きいと考えます。

【個別解説】


バドレックス(白馬)
持ち物:食べ残し
特性:人馬一体
性格:腕白
ラスタル:フェアリー
実数値:207-185-189-*-181-70
努力値:252-0-12(↑)-0(↓)-244-0
技構成:ブリザードランス/宿木の種/トリックルーム/守る
構築の軸。
特殊方面の攻撃を多く耐えたいと感じることが多かったため特防方面を伸ばしました。
ラスタルは黒馬ザマにタケルライコが入ってる際に、白バド詰めが非常に難しくなるため、
・アストラルビット等倍
・ボディプレス半減
・電気等倍
の3点を考慮してフェアリーテラスタルを採用。
食べ残しとGFでの回復、ガオガエンの鬼火捨て台詞があることから半減で受けることより等倍範囲を増やすことを重視しました。

・技構成
タイプ一致高火力全体技のブリザードランス。
この構築のコンセプトとなる宿木の種。
相手の追い風に対するカウンターとなるトリックルーム
宿木の種と相性がよくガエンゴリラに交代しながら守り次のターン猫+ブリザードランスor宿木の種の動きが強い守る。

・配分
壁下207-120ミライドンをブリザードランス確定2発
200ウーラオスの神秘の雫水流連打確定2耐え
残り特防

カイオーガ
持ち物:拘りスカーフ
特性:雨降らし
性格:臆病
ラスタル:電気
実数値:175-*-111-202-160-156
努力値:0-0(↓)-4-252-0-252(↑)
技構成:潮吹き/根源の波動/ハイドロポンプ/雷
白バドガエンゴリラで削った相手を全体技で一掃するのを目指すスカーフカイオーガ
ラスタルは電磁波オーロンゲを重く見て電気テラスタル

・配分
黒バドレックスを抜くために臆病確定で相手のスカーフカイオーガに対して同速勝負をしたいため臆病CS全振り。

・技構成
タイプ一致最大火力の潮吹き。
体力が削れた場合に打てるタイプ一致全体技の根源の波動。
潮吹きと同等の火力出すことができ、ワイドガードを無視することができるタイプ一致単体技のハイドロポンプ
相手のカイオーガ、ウーラオスといった水タイプの処理を速くするための雷。


ガオガエン
持ち物:ヨプの実
特性:威嚇
性格:慎重
ラスタル:水
実数値:202-135-123-*-143-78(S個体値27)
努力値:252-0-100-0(↓)-156(↑)-0
技構成:叩き落とす/鬼火/猫騙し/捨て台詞
白バドレックスの詰め性能を上げるポケモン
威嚇鬼火捨て台詞で相手の火力を下げて白バド仁王立ちエンドを狙っていきます。

持ち物はをザマゼンタ、コライドンの格闘技をテラスタルを切らずに耐えられるヨプの実。
相手のガオガエンの下をとりつつ、相手の白バドレックス、アラブルタケの上を取りたかったため素早さは78に設定。

この構築において基本的にテラスタルは白バドに切りますが、白バドミラーではブリザードランスの打ち合いになるため他にテラスタルを切ることになります。
取り巻きの連撃ウーラオスを重く見て、ブリザードランスと水流連打の両方を半減にできる水テラステルを選択。

・配分
205コライドンのアクセルブレイクをヨプの実込みで確定耐え
205ミライドンの眼鏡マジカルシャイン2耐え


ゴリランダー
持ち物:突撃チョッキ
特性:グラスメイカ
性格:慎重
ラスタル:水
実数値:207-145-113-*-132-104(S個体値29)
努力値:252-0-20-0(↓)-236(↑)-0
技構成:ウッドハンマー/グラススライダー/猫騙し/蜻蛉返り
対ミライドンでフィールドを奪うことができ、白バドレックスの詰め性能を上げるポケモン
GFと食べ残しを合わせた白バドレックスの回復量は凄まじいです。
イエッサンとのフィールドの取り合いを意識して素早さは104に設定。
初手ミライキリンと対面したときに手助け眼鏡流星群をゴリランダーが耐えるかどうかで展開が全く変わってくるため確定耐えの慎重HD。
ラスタルガオガエンと同様の理由で水。
特にゴリランダーにテラスタルを切った際に水ウーラオスの水流連打が等倍以上で入ってしまうのは避けたかったです。

・技構成
カイオーガを1発で飛ばせるウッドハンマー
先制技のグラススライダー。
横のポケモンのサポートができる猫騙し。
フィールドの取り合いで強い蜻蛉返り。

・配分
GF下で205ミライドンの手助け眼鏡流星耐え
200ウーラオスの鉢巻インファイトを乱数上3つ切って耐え

テツノコウベ
持ち物:ブーストエナジー
特性:クォークチャージ
性格:臆病
ラスタル:水
実数値:201-*-107-143-110-158
努力値:252-0(↓)-4-4-73-124(↑)
技構成:暴風/バークアウト/挑発/雨乞い
対ルナコライ、黒馬コライとしての採用。
ラスタルはパオジアンの氷技を半減でき、メテオビームが等倍になる水。

・技構成
ウーラオスを1発で倒せる暴風。
ルナアーラ、黒馬バドレックスに強いバークアウト。
ワイドガードトリックルームを止める挑発。
天候を奪える雨乞い。

・配分
命の珠アストラルビット+211ザマゼンタの+1ボディプレス耐え

イダイトウ
持ち物:命の珠
特性:すいすい
性格:意地っ張り
ラスタル:草
実数値:195-180-86-*-95-130
努力値:0-252(↑)-4-0(↓)-0-252
技構成:ウェーブタックル/テラバースト/アクアジェット/守る
対ザシオーガ最終兵器。
イダイトウオーガで並べて上からザシオーガを制圧していきます。
ザシオーガパオウーラ@2に対して強く出たい、さらにこちら側で雨にしてしまう関係上できることなら相手に攻撃させる余地を与えたくなかったので、水ウーラオスカイオーガを1発で飛ばせる草テラバーストで採用しました。

・技構成
ザシアンを確定1発で倒せるウェーブタックル。
カイオーガ、水ウーラオスを1発で倒せる草テラバースト。
相手が守ると横の攻撃で縛り解除してくる場面をいなしたいため守る。
最後の1枠は守るを解除できるゴーストダイブと悩みましたがパオジアンを上から半分削れる、不意打ちを透かせる、ウーラオスの襷を削れることを重く見てアクアジェット
初手から出すことを想定して採用したためお墓参りは最初から候補に上がりませんでした。

・配分
177-135ザシアンがウェーブタックルで確定1発。
195-110カイオーガが草テラバーストで確定1発。

【選出・立ち回り】

本戦に挑むにあたって想定したものをあげてます。
本戦後に出てきた構築は一切考慮していません。


基本選出
白バドガエンゴリラオーガ
基本的に初手白バドは固定。
相手にミライドンがいる場合は確定で初手ゴリランダーを出していました。

白バドのHP維持がこの構築の生命線です。
白バドがダメージを減らせる可能性が少しでもあるなら初手から即フェアリーテラスを切っていました。


立ち回り
基本的に「引かない」というのを意識していました。
交代したらダメージレースに負けます。
攻撃してる側がたくさんダメージを与えられるので交代しない。
この考え方が重要だと思います。

対黒馬ザマ(バレルなし)
白馬ガエンゴリラオーガ
初手黒馬ザマ
ザマに猫しながらフェアテラトリル
次のターン鬼火宿木集中
初手パオザマ
同じ

対黒馬ザマ(バレルあり)
白馬コウベオーガゴリラ
初手黒馬ザマ
バクア宿木をザマ
コウベが死にそうなターンにザマに挑発
初手パオザマ
ザマに挑発宿木

対ミライ白馬
白馬ゴリラガエンオーガ
初手ミライ白バド
ミライドン方向に蜻蛉、白バド方向に宿木スタート
白バドに優先的に宿木。
交代技を打ち続けるのではなく相手の白バドを無力化してこっちのブリラン潮吹き通す盤面を作っていく。

対ルナコライ(ガエンあり)
白馬ガエンコウベオーガ
初手ガエンルナ
ルナアーラに宿木捨て台詞

対ルナコライ(ガエンなし)
白馬コウベガエンオーガ
初手カミコライ
白馬→オーガバックしながらバクア

対ルナミライ
白馬ゴリラコウベオーガ
ルナの前にコウベ着地させて挑発入れて潮吹きブリラン連打する

ドガス黒馬コライ(寿司あり)
白馬オーガガエンゴリラ
晴れ下潮吹きブリランブリランでドガスが死ぬ

ドガス黒馬コライ(寿司なし)
コウベオーガ白馬ガエン
雨乞い潮吹き

ドーブルリキキリンオーガウーラ
ガエンオーガゴリラコウベ
初手ガエンオーガで水テラ叩き+潮吹き

対パゴス黒馬ガエンゴリラ
白馬コウベオーガガエン
初手ウーラパゴス
素暴風をウーラにしながらブリラン

対パゴス黒馬(ガエンゴリラなし)
白馬ガエンゴリラオーガ
オーロンゲに対して電気テラスで電磁波透かしながら潮吹き

対ザシオーガ
イダイトウオーガ白馬@1
イダイトウオーガで特攻
ウーラオーガには草テラバ
ザシアンはテラスなしならウェブタで落ちる

【本戦について】

3年連続で参加しましたがインターネット上で行う「PJCS本戦」は酷いものでした。
はっきり言って廃止してほしいです。
予選抜けを480人にするならば480人で会場大会のスイスドロー形式を行うか、その人数での開催が難しいなら2022年の形式が一番良かったのでそちらに戻してほしいです。
2022年の大会形式は、予選抜けが30人、30人、30人、60人で合計150人で、会場大会のスイスドロー方式で世界権利を決める方式でした。

また、予選を抜けた後に行う本戦は、
・マッチング上の問題
・予選に比べ圧倒的に不正がしやすい
この2つの問題があります。

インターネット本戦の問題はスイスドローと違い本戦の形式はボーダーライン上のプレイヤー同士が当たらないというところです。
例えばスイスドロー形式の場合、お互い3-3、勝ったほうが世界権利となり同様の緊張感で対戦が行われていました。
しかし、本戦は従来のランクマッチや予選と同じくレート100差以内は近いレートとして扱われていると思われます。
そうなるともう抜ける可能性がない1495のプレイヤーとあと1勝で決勝大会確定の1590のプレイヤーが近いレートとして当たるということが容易に起こり得ます。
前者のプレイヤーは勝っても本戦抜けの目はないのですから、萎えながらなあなあなプレイングをするか、いっそのこと本来ならしないような一点読みをしまくって勝ちを拾いにいくということになることは想像に難くありません。
お互いの緊張感がまるで違うというのはそれだけで試合結果が変わるため本戦の形式がよくないと思う理由の1つです。

さらに、480人ネット本戦というのは非常に不正がしやすいと思います。
まず潜っている人数が少ないというだけで時間を合わせれば狙った相手と当たりやすいのではないかと感じました。
特に終盤の時間帯はみんな対戦数を消化しきっているのか中々マッチングがしにくく、狙った相手とマッチングするのはおそらく容易だと思われます。
また、参加人数が少ないため、対戦相手の情報共有の影響がダイレクトに出やすいです。
数万人が参加しており、対戦数が多い予選とは比べ物になりません。

また、今回時間のかかるパーティを使って初めて気付いたのですが、ポケモンの1試合の制限時間20分×20戦=400分なのに対して、大会の開催時間は9時から15時の360分
しか確保されていなく、制限時間に対して開催時間が足りてません。
大会として欠陥だと思います。

3年間本戦に出ましたが「PJCS本戦」というものを開催する理由がわかりませんでした。
一刻も早くこのインターネット本戦という形式が廃止されることを切に願います。

【後書き】

この記事を書き始めてSVに入ってから構築記事を1つしか書いていないということに気付きました。
2024は貰い物でしたが2023は自分で1から組んだ自信作だったので残しておけばよかったと後悔しています。

今年は自分としては相当気合を入れて臨んだので本戦で負けたのは悔しかったです。
ただ、ここまでやって負けたらしょうがないと思える準備はできたので後悔はありません。
もしもう一度本戦をやれるとしても自分はこの構築を持っていくし変更点もありません。
そのくらいの準備ができたことは非常によかったと思います。


質問があれば@prism4763までお願いします。