県発注の工事をめぐる贈収賄事件の裁判 収賄の罪に問われた元県職員(57)に有罪判決 秋田地方裁判所
県が発注した工事をめぐる贈収賄事件の裁判で元県職員に有罪判決です。
秋田地方裁判所は業者から賄賂を受け取った罪に問われている男に懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
収賄の罪に問われているのは県秋田地域振興局建設部の保全・環境課に所属していた齊藤一人被告57歳です。
起訴状などによりますと齊藤被告は2022年度に県が発注した道路補修工事などをめぐり、青森県に本社がある大成産業が下請け業者に選ばれるようあっせんした見返りとして、現金合わせて300万円を受け取った罪に問われています。
26日の判決公判で秋田地方裁判所の川畑百代裁判官は「見返りを期待して複数回にわたって便宜を図るなど犯行が悪質」「受け取った額も高額で県職員の職務の公正に対する信頼を大きく損ねた」と指摘しました。
一方で、「自業自得とはいえ懲戒免職処分を受け退職金がなくなり、反省もしている」と述べ、齊藤被告に対し懲役2年6か月、執行猶予4年と追徴金300万円の有罪判決を言い渡しました。
また、贈賄の罪に問われていた大成産業秋田木材加工センターの元センター長、御所野富雄被告77歳は、懲役1年6か月執行猶予3年の判決を言い渡されました。
いずれの弁護人も、控訴するかどうかについては本人と相談して決めるということです。
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同じく賄賂を贈った罪に問われていた大成産業の元社長の82歳の男は先月、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡されています。