「娘と同じような被害者が出ないよう改善してほしい」母親の切実な声 秋田市の女子中学生がいじめで不登校に…学校が「いじめ重大事態」と認定 高校進学後も体の不調が続く 秋田
おととし、秋田市の中学校に通っていた女子生徒がいじめが原因で不登校となりその後学校が「いじめ重大事態」と認定していたことがわかりました。
女子生徒は高校進学後も体の不調が続いていて、母親は教育現場に対し「娘と同じような被害者が出ないよう改善してほしい」と切実な声をあげています。
女子生徒の母親
「2年半前のあの子に会いたいというか、戻ってほしい、普通に家族も2年半前の普通だと思ってた生活をしたいんですよね、毎日地獄だからいま、早く、戻れることなら戻りたい」
秋田放送が入手した市の内部文書と秋田市教育委員会によりますと、女子生徒はおととし、進級してクラスが変わってほどなくして複数の男子生徒から容姿や表情について、やゆされるいじめを受けその後、不登校になりました。
事情を聞いた両親は学校に席替えの配慮など改善を求める文書を提出し学校もいじめを認識していましたが、十分な対応がありませんでした。
女子生徒はその後、市内の学習支援施設に通うようになったということです。
学校は、政府が定めるいじめ防止に関する法律に基づき規定の欠席日数に達した去年3月に「いじめ重大事態」と認定。
ただ、保護者の訴えから約10か月が経過していました。
娘の悲痛な思いを目の当たりにしてきた母親は。
女子生徒の母親
「フラッシュバックですよね、あとは眠れないとかあとは学校に行こうとするんだけれど」「校門とか、教室、体育館に行こうとすると、校門を見ると具合が悪くなっちゃって引き返すとか、穏やかな子だったけど、すごい激しいことするようになったりだとか感情のコントロールができなくなったりとか」
女子生徒は高校に進学した後も体の不調が続くなど、いじめによる影響が続いているといいます。
女子生徒の母親
「被害者がどうしてこんなに苦しい思いをしないといけないのかなっていうのが、苦しい、それを改善してほしいっていう思いが一番ですかね、あとは娘のような生徒を、もう…」
秋田市教育委員会は「学校からはできる限り対応したと聞いているが、被害に遭われた生徒が安心して生活できる状態に至れなかったことは申し訳なく思っている」と話しています。