2025/11/24閉店 ジャパンミート卸売市場春日部店
- 2025/11/26
- 23:20
埼玉県春日部市。
東武鉄道の春日部駅から徒歩17分程度のところに、ジャパンミート卸売市場春日部店はあります。
こちらの店舗は2025年6月27日に開業しましたが、わずか5か月後の11月24日に閉店しました。
営業最終日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
居抜き前のコモディイイダ春日部は1992年12月17日に開業。31年間に渡って営業していましたが、2024年3月31日をもって閉店。すぐには跡地活用が決まらず、空き店舗の状態が続いていましたが、2025年6月27日にジャパンミートが出店しました。

屋上駐車場55台を完備。併設している3階建ての建物は事務所だったのか、コモディイイダによくある社員寮だったのか不明です。なお、コモディイイダの自社物件ではなく賃借物件でした。




屋上駐車場は満車でした。

閉店の告知は大きく行われておらず、チラシが貼られているのみでした。

青果売場。コモディイイダ時代の売場面積は1489㎡、目測では直近でもほぼ変わりません。

続く精肉・惣菜売場。




鮮魚売場。

大量のつまセット。

握り寿司コーナー。

加工食品は値下げされていませんでした。


酒市場。

会計は通常レジ3台、セミセルフレジ4台を配置。年商は15億円程度を想定していたようです。

セミセルフレジとは言っても登録機1台に対して精算機1台という非効率な配置で、実際に利用した時にも待ち時間が生じていました。

コモディイイダ時代に存在しなかった競合としては、2025年6月10日に生活協同組合コープみらいが、「コープかすかべ東店」をオープン。約800mと距離が少し離れており、売場面積1517㎡、年商目標14億円と標準的な店舗であり、脅威にはなり得ないと感じます。訪れた際にも店内の客数は30人程度、客単価も低く、レジは通常レジ1台中0台、セミセルフレジ3台中1台稼働(精算機6台)、完全セルフレジ6台設置という状況でした。コープみらいは品質を重視した品揃えのため、価格訴求を打ち出すジャパンミートとは棲み分けが図れるように考えられます。

駐車場は147台を確保。




ジャパンミート卸売市場春日部店 店舗概要
開業: 2025年6月27日
閉店: 2025年11月24日
売場面積: 1489㎡(コモディイイダ時代、日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00〜19:30 土日祝 9:00~19:30
住所: 埼玉県春日部市粕壁東5-7-37
駐車場: 55台(無料)
HP: https://www.japanmeat.co.jp/shop/jmo-kasukabe.html
ジャパンミート卸売市場春日部店は、31年間に渡って営業していたコモディイイダ春日部店の跡地に、2025年6月27日開業。しかし5か月後の2025年11月24日をもって閉店しました。あまりにも早い営業終了であり、業績を見極めるには時間が足りないように感じます。800m先に同時期に開業したコープみらいの影響だと指摘するネット上の意見もありますが、一定の距離がある点や、コープみらいの年商目標は14億円とそれほど高くない点、価格帯に差があり客層が重ならない点から、直接的な要因とは言えないのではないでしょうか。
2017年2月17日に東京・神保町にオープンした「ドン・キホーテ神保町靖国通り店」が、わずか8か月後の10月13日をもって閉店し、注目を集めました。この際は開店2週間後には不採算のため撤退を決断し、手続きに8か月かかったと、当時の大原孝治社長がインタビューに答えていました。今回はそれも下回る5か月というスピード撤退であり、業界でも最短ではないかと推測されます。
売上が想定を下回ったとしても、ローコストオペレーションへの転換など策を探るのが通常のやり方であり、最低2年は粘る企業が多いと感じます。あまりにも早く撤退すると、今後ジャパンミートへ物件を貸し出す不動産業者としては、契約満了まで借りてくれないのではないか、という疑念が生じます。新規出店の足かせとなるだけでなく、閉店の少ない競合他社と比較して高い賃料を請求される要因にもなります。
そのため、ジャパンミート側が業績不振を理由に撤退したというよりも、地主や不動産所有者などと揉め事があり、契約を打ち切ったと考えられます。ジャパンミート側が違約金を支払ったかは不明ですが、老朽化したコモディイイダ時代の店舗改装や什器入れ替え、設備工事費などは負担していると想定され、大きな損失を出したことは確実と見られます。
東武鉄道の春日部駅から徒歩17分程度のところに、ジャパンミート卸売市場春日部店はあります。
こちらの店舗は2025年6月27日に開業しましたが、わずか5か月後の11月24日に閉店しました。
営業最終日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
居抜き前のコモディイイダ春日部は1992年12月17日に開業。31年間に渡って営業していましたが、2024年3月31日をもって閉店。すぐには跡地活用が決まらず、空き店舗の状態が続いていましたが、2025年6月27日にジャパンミートが出店しました。
屋上駐車場55台を完備。併設している3階建ての建物は事務所だったのか、コモディイイダによくある社員寮だったのか不明です。なお、コモディイイダの自社物件ではなく賃借物件でした。
屋上駐車場は満車でした。
閉店の告知は大きく行われておらず、チラシが貼られているのみでした。
青果売場。コモディイイダ時代の売場面積は1489㎡、目測では直近でもほぼ変わりません。
続く精肉・惣菜売場。
鮮魚売場。
大量のつまセット。
握り寿司コーナー。
加工食品は値下げされていませんでした。
酒市場。
会計は通常レジ3台、セミセルフレジ4台を配置。年商は15億円程度を想定していたようです。
セミセルフレジとは言っても登録機1台に対して精算機1台という非効率な配置で、実際に利用した時にも待ち時間が生じていました。
コモディイイダ時代に存在しなかった競合としては、2025年6月10日に生活協同組合コープみらいが、「コープかすかべ東店」をオープン。約800mと距離が少し離れており、売場面積1517㎡、年商目標14億円と標準的な店舗であり、脅威にはなり得ないと感じます。訪れた際にも店内の客数は30人程度、客単価も低く、レジは通常レジ1台中0台、セミセルフレジ3台中1台稼働(精算機6台)、完全セルフレジ6台設置という状況でした。コープみらいは品質を重視した品揃えのため、価格訴求を打ち出すジャパンミートとは棲み分けが図れるように考えられます。
駐車場は147台を確保。
ジャパンミート卸売市場春日部店 店舗概要
開業: 2025年6月27日
閉店: 2025年11月24日
売場面積: 1489㎡(コモディイイダ時代、日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00〜19:30 土日祝 9:00~19:30
住所: 埼玉県春日部市粕壁東5-7-37
駐車場: 55台(無料)
HP: https://www.japanmeat.co.jp/shop/jmo-kasukabe.html
ジャパンミート卸売市場春日部店は、31年間に渡って営業していたコモディイイダ春日部店の跡地に、2025年6月27日開業。しかし5か月後の2025年11月24日をもって閉店しました。あまりにも早い営業終了であり、業績を見極めるには時間が足りないように感じます。800m先に同時期に開業したコープみらいの影響だと指摘するネット上の意見もありますが、一定の距離がある点や、コープみらいの年商目標は14億円とそれほど高くない点、価格帯に差があり客層が重ならない点から、直接的な要因とは言えないのではないでしょうか。
2017年2月17日に東京・神保町にオープンした「ドン・キホーテ神保町靖国通り店」が、わずか8か月後の10月13日をもって閉店し、注目を集めました。この際は開店2週間後には不採算のため撤退を決断し、手続きに8か月かかったと、当時の大原孝治社長がインタビューに答えていました。今回はそれも下回る5か月というスピード撤退であり、業界でも最短ではないかと推測されます。
売上が想定を下回ったとしても、ローコストオペレーションへの転換など策を探るのが通常のやり方であり、最低2年は粘る企業が多いと感じます。あまりにも早く撤退すると、今後ジャパンミートへ物件を貸し出す不動産業者としては、契約満了まで借りてくれないのではないか、という疑念が生じます。新規出店の足かせとなるだけでなく、閉店の少ない競合他社と比較して高い賃料を請求される要因にもなります。
そのため、ジャパンミート側が業績不振を理由に撤退したというよりも、地主や不動産所有者などと揉め事があり、契約を打ち切ったと考えられます。ジャパンミート側が違約金を支払ったかは不明ですが、老朽化したコモディイイダ時代の店舗改装や什器入れ替え、設備工事費などは負担していると想定され、大きな損失を出したことは確実と見られます。