アレルギーの分類について | アレルギーのしくみ

アレルギーの分類について

テーマ:医学

アレルギーは4つのタイプに分類できます。一般的に知られているアレルギーは、このうちのⅠ型が該当します。アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、気管支ぜんそくは基本的にⅠ型で、どれもIgE抗体が関与していますが、これとは別に抗体が関与しないIV型のアレルギーも存在しています。

Ⅰ型アレルギーに関与しているのは、免疫の指令塔であるT細胞(Th1)です。体をつくる指示を出しますが、IV型の場合、異物に対する情報を得たTh1がサイトカインを分泌することで直接、炎症反応を示します。

お気づきかもしれませんが、炎症性Th17に変化するのです。

たとえば、皮膚にうるしが付着すると、ペンタデカカテコールという化学物質が体内に侵入し、皮膚組織のタンパク質と結合することでアレルゲンになります。炎症性Th17は、こうしたアレルゲンを攻撃するのです。

その結果起こる炎症反応がかぶれるということになりますが、注意してほしいのはうるしの成分=化学物質そのものがアレルゲンではないということです。分子量な少さな化学物質は白血球の識別の対象にならないため、攻撃されることなく体内に侵入し、タンパク質と結びつくことで初めてアレルゲンになります。

IV型アレルギーは、IgE抗体がアレルゲンにすぐに反応し、数分で症状が現れるI型アレルギーに比べると、症状が現れるまで数時間を要し、しかも、1日以上経ってから症状が強く現れるようになります。

I型アレルギーを「即時型」、IV型アレルギーを「遅延型」と呼ぶのはそれです。

IV型アレルギーに関しては、″化粧負け″などと言うように化粧品などが体に合わない場合も起こるため、接触過敏症とも呼ばれています。また、結核菌の感染の有無を調べるツベル型のアレルギーも見られます。