戦隊シリーズを放送終了にした理由 東映役員が明かす背景と次の挑戦
スーパー戦隊シリーズの放送が、現在の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」をもって終了することになった。シリーズを制作する東映で長く特撮に携わり、キャラクタービジネスの責任者でもある白倉伸一郎・上席執行役員(60)が取材に応じ、決定の真意について語った。50年にわたり放送されてきた国民的ヒーローの歴史は、なぜ幕を下ろすのか。戦隊を追い詰めた「二つの黒船」とは。
――初代戦隊である「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年放送開始)から今年で戦隊は50周年。その記念作であるゴジュウジャーが来年で放送終了になることで、戦隊シリーズは終了してしまうのでしょうか。
いえ、戦隊シリーズとしては終了とは思っていません。休止です。戦隊の放送枠(テレビ朝日系、日曜朝9時半)は新たなものに変わりますが、戦隊作品そのものはいずれ復活する可能性があります。発表前の10月から「戦隊終了」の報道が出て、ここまで反響があるのは想定外でした。戦隊がここまで愛される存在だったのかと、ありがたい思いです。ただいずれ復活するにしても、10年は間を置いた方がいいと私は考えています。
――その理由は。
戦隊の限界が見えてきた。そこを打破すべくいろいろな工夫をしてきましたが、50周年という節目も迎え、根本的に考え直さないといけない場所にきたのは確かです。
――戦隊の限界とは。
記事(前編)のポイント
・戦隊シリーズを追い詰めた二つの「黒船」
・半世紀もの長きに渡り愛された理由
・あなたが好きな戦隊は? 歴代シリーズ一覧
戦隊にとって、二つの「黒船…